2018年11月24日土曜日

ボヘミアンラプソディー

 英国のロックバンド「クイーン」。そのボーカルであるフレディ=マーキュリーの半生を映画化したもの。
 私は小学生の頃洋楽に目覚めたが、興味を持つきっかけとなった幾つかの曲の一つが「クイーン」の楽曲だった。
 しかしフレディについてはパフォーマンスが独特で歌唱力が高いということ、バイセクシャルであること、エイズで亡くなったことくらいしか知らない。なので映画化によってその半生が語られるということはとても興味深かった。

 連休だったこともあってか、レイトショーながらお客さんが多く感じた。ぱっと見自分と同じかもう一つ上の世代あたりが多く見られ、自分と同様現役当時のファンなのだろう。
 内容は「ラ・バンバ」や「ドアーズ」といった過去のアーティスト映画と同じく、脚色を交えながらもフレディの天才性とそれ故の孤独が描かれている。主演俳優はフレディそっくりにライブやパフォーマンスを演じ素晴らしいが、完コピを目指すあまり逆に偽物感を感じてしまうのは「ハン・ソロ」の時と同様だった。
 冒頭と最期を飾る「ライブ・エイド」での演奏は、フレディの人生とその結末を案じるかのようで目頭が熱くなる。
 

2018年11月11日日曜日

マジェスティ ヘッドライトバルブ交換

 つい最近「2りんかん」のクーポン待ちと言っていたが、ほどなくして10%オフクーポンが送られてきたので、さっそくヘッドライトを交換した。


 上の写真は現状のハロゲンバルブ。暗いとは言えないけどフェイズのころに比べると明らかに暗い。それに高級感ある車体なので、LEDによる白色光が、より気品を高める気がする。

 ネットで色々調べた結果、LEDバルブは「スフィアライジング2」にした。一灯1万4千円近くする高価なもの。マジェスティは二灯なのでバルブだけで三万円。取り付け工賃込みで四万円もする。安いLEDバルブなら半額以下だ。
 しかしLEDは高寿命なので今後交換する必要もなく、国内生産という安心感込みで納得する。

 ヘッドライトのLED化と同時に、ポジション球もLEDにするつもりでいた。ポジション用LEDは2千円程度と安い為。
 予めLED交換の工賃を問い合わせてみるも実車を見ないとわからないとのこと。そこで店舗を訪問したが芳しい答えは出ない。ヘッドライトバルブとポジションランプを同時に交換した際、工賃がどうなるかわからない模様。
 素人考えではヘドラとポジションなんて同じところにあるのだから、ヘドラ工賃を割高のビクスク料金に設定している以上、割増はありえないが。なんか「2りんかん」はいろいろぼったくってるイメージがある。
 結局ポジションランプ交換は保留。追加工賃については別途連絡待ちということでマジェスティを置いて帰る。あまり目立たないポジション球については望外に高価だったら交換しないつもり。

 翌日ヘッドライト交換完了の連絡。ポジションも同時に行ったとのことで、やはり工賃は発生しなかった。
 17時近くになり辺りが暗くなったので引き取りに訪問。LEDはどんなものか。


 写真では恐るべき輝きを見せているが実際はこんな明るくない。確かに照らしている部分はハロゲンのころに比べると明るくなっている。しかし全体的に明るくなったかと言われると、この写真ほどではない。光の色味が違うし。もしかすると照射範囲が狭すぎるのかもしれない。光軸設定をいじるべきかも。
 最近対向車線を走ってくる車のヘッドライトがまぶしくて、すわハイビームか!?と思いきや、実はただのLEDだったなんてことが多いが、それほどのまぶしさはない。
 プロジェクターランプなので余計な光を漏らすことがなく、焦点のみ明るくしているのだと言えば聞こえはいいのだが。割り込みや飛び出してくる車に対する自衛という意味合いも考えていただけに、これについては若干期待外れ。

王立宇宙軍展

 八王子市夢美術館にて「王立宇宙軍 オネアミスの翼展」が開催。かねてより行こう行こうと思いつつ、最終日前日となってやっと訪問。エヴァンゲリオンで有名なガイナックスの処女作である「王立宇宙軍」の製作過程における素材を展示している。


 「王立宇宙軍 オネアミスの翼」。1987年公開。当時自分はまだ学生。1970年代における「宇宙戦艦ヤマト」から起こったSFアニメブームが80年代初頭の「機動戦士ガンダム」で子供を巻き込み、以下「風の谷のナウシカ」「幻魔大戦」「AKIRA」といったアニメ映画ブームが起こっていた80年代における一作。
 個人的には製作配給がバンダイということで、プラモデルを売るためという商魂が見え隠れしていて第一印象が好ましくなかった。原作漫画や小説がなかったことからストーリーを理解していなかったこともある。
 見てもいないのに否定的な自分に対し、当時在籍していたの部活の先輩曰く「賛否両論あれど、物作りに携わったものであればシンパシーを感じるだろう」と肯定的だったのが印象的。勝手な印象で思い込みをしていた自分を恥じた。
 後年やっとビデオで視聴し感動。DVDを購入するまでに至る。エヴァンゲリオンは面白いと思えど同時代的シンパシーを感じえなかったが、この作品と続く「トップをねらえ!」は感動できた。

 会場入ってすぐに当時の山賀監督直筆による製作メモが展示されていた。


 今で言う厨二病としか言えない痛いもの。しかし自分にも身に覚えがあるような文章。そうそうこのくらいの時代は理想と現実のギャップの中で自分は何をすべきか、世の中とは何ぞやなんて真剣に考えてたものだし、それを表現したいと思っていたものだ。
 外野はそれを笑い飛ばすことも出来る。しかし純粋に突き詰めて世間に突きつけた者もいる。どちらもそう違いは無かっただろうに。自分だってそれに近い道を歩んだこともあったが挫折して気が付けば遠く離れた世界を歩んでいる。それについて後悔はないけれど、もしもの世界を思うことはある。仕事で調布のガイナックスを訪問することもあったっけ。
 昔の作品から当時の自分を想起させられてしまった。

 この作品は一見もしもの地球を描いているように見えるが、実は地球とは別の世界を構築している。そんな異世界を形作る言語や文化を紹介しつつ、作品がどのように作られていったのかについて当時の資料が展示されていた。


 家に帰り「王立宇宙軍」を改めて鑑賞する。いつも思うが青臭い映画だ。言いたいことが空回りしてエンターテインメントとして成立していないと感じる。この作品を作るための途方もない設定や原画を見ても宮崎駿一人が想像する異世界に及ばない。
 しかし、シロツグとリイクニのすれ違いや理想と現実のギャップ、ささいなきっかけが大きく世間を動かしてしまうこと等々。数々のエピソードは等身大で描かれているだけに現実感があり実感できる。登場人物の苦悩が製作陣のそれと直結している。
 そしてそれを共感できるようになったのも、10代の頃と違い自分も同じような思いや経験をし、歳をとったからなのだろう。


 

八王子城

 八王子へ行く予定があったので、100名城めぐりと兼ねて「八王子城」を見学した。
 八王子城は北条氏照が城主の山城。特に下調べはせず「天守閣とかはないのねー」くらいの気持ちで訪問した。


 駐車場からほどなく管理事務所に到着。八王子城の概略について説明看板が立っていた。自分は小田原の生まれなので後北条氏には親近感がある。八王子城の成立と末路を興味深く読ませてもらった。
 山城ということもあり本丸までは山道。Gooogleで調べると15分となっているが絶対そんなことはないよなーと思いつつ登り始める。思っていた以上に急な斜面で、雨水による浸食も激しい。途中ツーリングスタイルで登ったことを後悔。トレッキングシューズで来れば良かったとか、せめてジャケットは仕舞って来れば良かった等々。倒木により道が分断されているところすらあった。
 とは言うものの30分程度で山頂の本丸へ到着した。そこはさみしげに社が建っているだけの狭くて寂しい所。荘厳明媚なお城には程遠かった。


 その後八王子城の築城と落城の経緯を調べた。小田原の役にて見せしめ的に虐殺が行われ、付近の滝では北条方の婦女子が身投げしたことで流域の河川は三日三晩赤く染まったという。それにまつわる怪奇譚も興味深かった。

2018年11月9日金曜日

CBR400R 2019年モデル発表

 CBR400Rがモデルチェンジ。2013年式から数えて3度目のとなる。
 ホンダは国内バイクの販売網を整理して、250cc以上をホンダ専門店である「ドリーム」でしか売らないことにしたので、結果400ccのバイクは見切りをつけるのかと思っていた。つまり400シリーズは終了。500シリーズとして再開なのかなと。レブルは海外同様500ccのままだし、教習所関連で外せないCB400SFを除くと400ccのラインナップを整理してしまった感じがあるので。
 しかし海外にて新型CBR500Rが発表され、国内へは400Rとしてリリースするとのこと。さすがに普通二輪免許用のバイクをすべて捨てるってことはないか。

 ヘッドライトカバーが奥に引っ込んだ感じがCBR1000RRや250RRに似ていて、今後のCBRはこの路線なんだなと思う。
 主な装備の変更点は
 ・ハンドルがトップブリッジ下になって若干の前傾姿勢に
 ・アシスト&スリッパークラッチ
 ・メーターが新型になり、ギアポジションが表示されるようになった
 ハンドルが低くなったことで全体的な印象がよりスポーティになった感じ。しかしこのエンジンは胸をすく加速感はないから雰囲気だけなんだよなー。見た目と性能のギャップがさらに激しくなった気がする。
 燃費と取り扱いやすさから、このエンジンはツーリングに最適。風防効果を高めた高速ツアラー的な方向に進化したら買い替えてもいいかななんて思っていたが、この路線でいくのであれば現状の2013年式が自分にはぴったりなんだよな。

今風の尖ったフォルムに比べると、やっぱり古臭さというか洗練されていない感じは否めない。でもそんな丸っこいフロントカウルと大きなお目目。大きなリア周りがお気に入りなのだ。





2018年11月6日火曜日

マジェスティ ヘッドライトバルブ交換計画

 マジェスティのヘッドライトが思っていたより暗い。プロジェクタータイプのためか、明るさの広がりに欠ける感じがする。そこで光量自体を増やすため、ハロゲンからLEDに交換しようと画策。LEDも光の拡散は弱いのだが、元々拡散が少ないのであれば光量を増やすことで明るくなるのではないか。
 ネットで調べたところ、LEDバルブの取り付けはそれほど難しくないようだ。ハロゲンバルブであれば交換をした経験もあるし。しかしプロジェクターライトはバルブをつけるのに加工が必要らしい。であればプロに任せるべきなのでショップで取り付けをお願いしたい。
 家のすぐ近くに「2りんかん」があるので、ここで取り付けてもらう予定だが、2りんかんはパーツ代が高い。そこで不定期でモバイル会員に送られる「10%オフ」クーポンが発行されるのを待っている。

 しかしLEDバルブはそれほど明るくならないという口コミもよく聞く。結局リフレクター部分を含めたライトユニット全体がLED専用設計されていないことが原因のよう。明るくならないのであれば値段の高いLEDバルブよりハロゲンでいいし、そういえば高効率ハロゲンなんてあったなと思い出す。
 ネットで検索。どれも誇大表現じゃないかという結論。つまりノーマルと明るさはほぼ変わらず、かつ耐久性に落ちる。またHID風の青白い光をはなつものはバルブに青い塗料が塗られているから暗くなるとのこと。
 そういえば昔アクシストリートのバルブが切れた時、派手な表記に騙されて高効率ハロゲンを取り付けたものの、まったく明るさが変わらなかったなと思い出した。

 そんなこともあり、やはりハロゲンバルブは諦めて、LEDに交換することに決める。クーポンが待ち遠しい。

2018年11月4日日曜日

ヘルツォークツヴァイ

 メガドライブのリアルタイムストラテジー「ヘルツォークツヴァイ」を遊んだ。
 今作の開発元はメガドラサードパーティ1stタイトル「サンダーフォースII MD」のテクノソフト。初タイトルながらサンダーフォースは完成度が高く結構面白かった。そんな経験から今作はあまり馴染みのないジャンルながら購入した記憶がある。
 ・・・。
 1面クリアならず、リセット・・・。
 当時は結構やり込んだはずなんだが。特殊なテクニックや攻略方法があったっけ?

 プレイ開始すぐは操作方法に慣れず苦労する。途中からは操作も慣れてサクサク進んだが、なかなかAIの攻勢を止められない。そこで生産力を落とすべく小基地をすべて占領。いざ本拠地制圧に向かうも徹底抗戦される。とくに二台並んだトーチカが強力でこれを突破できず。2時間くらいプレイし続けたかな?いい加減面倒になってやめてしまった。

 何か歳をとって集中力がなくなったのか。実際的なゲームの腕も落ちていることは感じる。シューティングなんてまったく下手くそになったもんな。一つのソフトをじっくりとやり込むことも少なくなったしね。
 なんか加齢による悲哀を感じてしまった。あとどれくらいゲームを楽しむことができるのだろう。