八王子へ行く予定があったので、100名城めぐりと兼ねて「八王子城」を見学した。
八王子城は北条氏照が城主の山城。特に下調べはせず「天守閣とかはないのねー」くらいの気持ちで訪問した。
駐車場からほどなく管理事務所に到着。八王子城の概略について説明看板が立っていた。自分は小田原の生まれなので後北条氏には親近感がある。八王子城の成立と末路を興味深く読ませてもらった。
山城ということもあり本丸までは山道。Gooogleで調べると15分となっているが絶対そんなことはないよなーと思いつつ登り始める。思っていた以上に急な斜面で、雨水による浸食も激しい。途中ツーリングスタイルで登ったことを後悔。トレッキングシューズで来れば良かったとか、せめてジャケットは仕舞って来れば良かった等々。倒木により道が分断されているところすらあった。
とは言うものの30分程度で山頂の本丸へ到着した。そこはさみしげに社が建っているだけの狭くて寂しい所。荘厳明媚なお城には程遠かった。
その後八王子城の築城と落城の経緯を調べた。小田原の役にて見せしめ的に虐殺が行われ、付近の滝では北条方の婦女子が身投げしたことで流域の河川は三日三晩赤く染まったという。それにまつわる怪奇譚も興味深かった。
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