2018年10月23日火曜日
CBR400R ビーナスライン、松本城
久しぶりに平日休みが取れたので遠出すること。紅葉シーズンということもあり、二年ぶりでビーナスラインへ。平日だからそれほど混雑していないかな。時間があれば帰りに甲府城や躑躅ヶ崎館にも足を伸ばしたい。最近、日本100名城を回るのを目的地のきっかけにしている為。
5時起床。5時45分に出発。前回使ったコースと全く同じ道のりで美ヶ原高原を目指す。246号線から山中湖へ。河口湖から御坂みち。一宮御坂ICで中央道に乗る。何度も通ったことのある山中湖絶景ポイントはいつもと違う景色が見れた。
霧が湖面に集まって、なんとも言えない幻想的な風景に。
中央道は予想通り空いていて9時に諏訪IC到着。都合3時間ほど掛かった。途中寒さのあまりトイレが近くなり、休憩が多かったのが原因か。美ヶ原高原美術館までは1時間強で着く距離。お昼に鳴るアモーレの鐘までは3時間もある。まあ余裕。
前回は蓼科を回ったがあまり見所がなかったので今回はパス。白樺湖に立ち寄ってから美ヶ原高原へ。紅葉は見頃となっており赤や黄色に染まった木々が秋を感じさせた。しかしバイクで走りに意識するとあまり風景が目に入らないね。
シーズンの観光客は予想通り少なくて走りやすい。それほどスピードを上げて走っていたわけではないが道を譲ってくれた。バイカー連中のヤエーが嬉しい。予定より早めの11時に高原着。お昼までのんびりと過ごす。
さて帰りに予定通り甲府城へ行こうかと思ったが、道中にあった松本城の看板が気になる。せっかく遠方まで来たので予定変更。松本城へ向かう。美ヶ原から1時間程度の距離と近かったこともある。
ビーナスラインを外れアザレアラインという林道を進み松本城へ。割と急坂でカーブの多い林道だったが、これを下ると松本城は目の前という一本道。
12時半過ぎに松本城到着。山間の開けた平野部に建つ平城。浅いお堀に囲まれた5重6階の立派な天守閣だった。しかし国宝にも指定された現存天守ながらあまりその名を聞かないという印象。築城は徳川家康の元家臣石川数正。豊臣家へ出奔したこともあり経歴の割に地味な印象のある武将。この辺も原因なのかな。
入口にかつての城下町の風景が描かれていたが、天守、二の丸だけでなく、城下町全体をお堀で囲んだ立派なもの。山間を抜けた平地にこんなお城があったらさぞ頼もしかったろう。信濃路における交通の要衝でもあり栄えたに違いない。戦のためのお城ではなかったのだろう。
予定外の寄り道をしたので帰りが遅くなる。とはいえせっかくの遠出なので長野自動車道でさっくり帰ることはせず、のんびりビーナスラインに戻る。三度来ることもなさそうだし。
諏訪ICについたのは14時半過ぎ。ここからさらに3時間以上掛かるのかと考えると地図で見る以上の遠さを感じる。長野は遠いなー。途中小さな渋滞にもはまり河口湖に着いたころは17時と薄暗くなり、山中湖に着く頃には真っ暗となった。246号線へ抜ける林道は暗くてコーナーの先が見えず怖い。
今日は久しぶりのツーリングという開放感から調子に乗っていつも食べない調理パンなどを食べたり、寒いからとコーヒーを飲みすぎたからかお腹の調子まで悪くなる始末。
無事に帰宅したのは19時過ぎ。走行距離は507キロだった。
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