2023年5月25日木曜日

Pixel7a

  現在使用しているスマホ「Xperia ACE2」の動作が遅く不安定。Bluetoothの接続も不安定だし、イヤホン使用時突然マイクが反応しなくなるのが問題。仕事に差し支えてしまう。
 「ACE」はミドルサイズスマホのコンパクト版で「10」シリーズと性能は変わらなかったはず。「10II」を水没させてしまい代替として「ACE2」を急いで購入したが、性能については心配していなかった。
 しかし使ってみると画面は粗いしカメラは性能が低い。さらにアプリの動作ももっさりと期待していた性能をまったく持っていない。どうやらエントリー機として性能を落とされ、安さだけが売りのモデルになってしまっていた。だったら名前を変えてくれ。
 コンパクトなことは気に入っていたし、通常使用する電話やメールには支障がないのでそのままでいたが、前述の機器接続時の不安定さは如何ともしがたい。そこで昨年秋頃から買い替えを検討し始めていた。

 先日GW明けに発表されたドコモの23年春モデル。「Xperia」シリーズとしては個人的に期待していたコンパクトな「ACE」の新型なし。残念。フラッグシップの「1V」とミドルの「10V」のみ。発熱問題をクリアしたことで評判の良い「1V」に惹かれるが、自己満足以外の何ものでもなく、自分にはハイスペックすぎる。
 一方の「10V」はスピーカーがステレオになったことが売りだが、イヤホンで使うことが多いことから個人的に響かず。であればセールとなっている「10IV」「5IV」に食指が動く。ほぼ決まりかと思ったが、久しぶりにドコモが「Pixel」を扱うというニュースで手が止まった。

 OSを供給するGoogleによるピュアアンドロイドスマホ「Pixel」。余計な押し付けがましくかつ囲い込みによる縛りがウザいだけのドコモアプリ、ソニーアプリが入っていないというのが個人的にとても魅力的。
 こうしたアプリはアンインストールできないため動作停止しているにも関わらず、いつまでもアップデートを催促する通知を出してくるのがウザい。辟易とする。余計なお世話としか思えない。

 なら迷わず「Pixel」にすればいいじゃんと言いたいところだが、SDカードが使えないというのが悩み。音楽ファイルが60GBくらいあるので、ストレージ容量128GBの半分近くを占拠してしまい、システムで使う分と合わせると3分の2程度が使用初期から消費されるという始末。今後の使用を考えると足りないことが明らか…。

 しかし結局「Pixel」を買うことにした。いらないアプリに占拠されるくらいなら、自分で必要と思っていれた音楽ファイルに苦労した方が健全だと思ったからだ。またSoCがハイエンドモデルと同様というのも頼もしい。買い替え理由である動作の不安定さをカバーしてくれるだろう。

 ドコモオンラインショップで購入。損する理由が見当たらなかったのでカエドキプログラムを利用した。色は「Sea」という水色モデル。すっきりシンプルな見た目。今時のスマホはでカメラ部分が出っ張っているのが相場だが、「Pixel7a」はそれほどでもない。その分性能が低いのだろう。カメラ性能については今週末のツーリングで判断したい。
 重いとの評判だがさほでもなし。使用中重くてつらいという場面はない。顔認証は優秀。暗い場所では上手く読み取れず指紋を使うことになるが、こちらはあまり精度がよろしくない。ほとんど読み取りが機能していなかった「ACE2」に比べればマシだが。
 画面の操作感、アプリの立ち上がりなど懸念の動作周りはサクサク。ミドルクラスとは言えここはさすが最新鋭のスマホで満足。

 使用していて一番良いと思ったのがワイヤレス充電。ケーブルを抜き差しすることなく置いただけで充電開始してくれるのは便利。ここまで利便性が変わるとは思っていなかった。
 充電速度が遅いらしいが、寝る前に充電開始して起きた時には100%になっているので個人的にはなんら問題を感じない。今後もスマホ選択時はワイヤレス充電のあるモデルを選ぶだろう。


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