昨日は桜井にて一泊。前日の疲れもあってかぐっすり。寝坊して9時に宿を出る。
今日から紀伊半島の山中を走り続けるストイックなツーリング。目的地なし。走ることが目的!
なお5/4は当初の予報では雨だったが変更となり、一日中曇り予報となった。
「三日目」 (地図の赤ライン)
桜井を出発。飛鳥歴史公園にある高松古墳、キトラ古墳を見物しようと計画していたが、昨日見た箸墓古墳で興味半減。今日は走りまくるぜ!
暑くなると予想して薄着でホテルを出たが、さすがにメッシュジャケットの下にTシャツ一枚では寒かった。付近のコンビニで一枚羽織ることに。
当初、国道168号を南下するつもりだったが途中の交差点を逆に進み、国道169号をそのまま進んでしまった。大滝ダムまで来てようやく気付く。すでに大分進んでしまっているのでそのまま南下。 よくあるよくある大丈夫。どうせここも通るはずの道だし。
今回のツーリングは極力ナビを使わないとしているので、こんなミスも起きがち。
国道169号は吉野川沿いに渓谷を進む。大迫貯水池にて山奥へ。北山村へ。上北山村、下北山村、北山村と三種類あるのね。
七色ダムから西へ。熊野川と合流して国道311号へ。熊野古道に沿って走る。
整備されていない国道371を避け県道198号にて北上。ついにこの旅最大の目的「高野龍神スカイライン」へ。
期待の高野龍神スカイラインはよくある道路だった。バイクだけでなく車も多し。それなりの勾配とカーブで走りやすく、事故も多そうな道だった。道の駅にはマスツーリング風の団体さん山盛り。この辺りでは一番のツーリングスポットなのだろう。
んー同じ無料のスカイラインであれば、西伊豆スカイラインのが上かな。
帰りの道中、高野山「金剛峯寺」に立ち寄る。宿はBookingで予約を取ったところ、まさかの大阪りんくう付近。五條市周辺で探したのに方向すら違うじゃん!
かなり走らされて、本日の走行距離は327.1km。
「四日目」 (地図の黄ライン)
ちょっと飲み過ぎて、りんくう出発が9時前。今日も走りまくるぞ!
泉南市から高野山へ出るだけでも一苦労。昨日は高速を使ってさっさと逃げたが、本日はきちんと下道を走る。道中道路情報板に「高野龍神スカイライン全面通行止め」の表示。ワーオ! 確かに昨日スカイラインを降りたところで崩落を発見したが、丁度落石したばかりだった模様。通過時は誰もいなかったが、その後片側交互通行を実施したが、落石が広がったことで通行止めとなったそうだ。
一歩間違えてればせっかくの度の目的はオジャンだったし、事故に巻き込まれていた可能性すらあったという・・・。自分の幸運に感謝。
こちらは予定通りクネクネの国道480へ。高野龍神スカイラインが通行止めということで、こちらに流れてくるバイカーが多いかと思ったがそんなことはなかった。何故か「恐竜」の花園BASEを越えたあたりで走りやすくなる。
あらぎ島。川に沿って作られた扇状の棚田。遠くの山々と渓流。日本の原風景とも呼べるような、まるでしつらえたミニチュアのような光景に感動。この風景を見た瞬間、この旅に出て良かったなと感動してしまった。
時間があれば海岸まで降りて行って由良の白崎へ行きたい所だが今回は無理。また来る機会もあろう。折り返して424号へ。まだ道中の半分も来てないのにお昼を過ぎてしまった。CB1300のシート形状の悪さからお尻が痛い。
午後からは休憩の度に本日の宿を探すもまったくとれず。今日から本格的なゴールデンウィーク突入だしな。奈良観光でも思ったがコロナで自粛していた海外観光客をあちこちで観るようになったし、宿も空いていないということなのだろう。
国道311号にて昨日の続きを走り田辺へ。本日の目的地である串本「本州最南端の地」を目指す。すさみまでバイパスでワープ。懐かしい紀伊半島沿岸の風景を楽しみながら、串本到着はすでに15時半。
何度もここに来ていて何故かこの「本州最南端」の碑を見ていなかった。潮岬灯台やトルコ記念館に挟まれているので、わざわざ停まることもあるまいとスルーしていたようだ。観光タワーがあるのが逆にあざとくて避けてたんだろうね。
さていよいよ本日の宿をどうしよう。さすがにこれから国道168号にて奈良へ戻るのは、真っ暗な山中を走ることになるので却下。白浜、和歌山とも宿の空き無し。尾鷲まで走って高速で逃げるしかないか。
最後にもう一度とここ周辺で調べたら何故か格安宿がひとつ出て来た。どこよここ?と詳細を見るとすぐそば新宮市のホテル。何でいままで検索結果に出て来なかった?さっそく今宵の宿に決め、新宮まで走って本日終了。
お尻の痛みは走った実感・・・317.4km。CB1300のシートは後部が斜めっているので山道を走るとズレてきて、お尻(内もも)を痛くさせる。前傾姿勢は取りやすいけど、腰を立てて乗るのに合わない。
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