「五日目」 (地図の青ライン)
本日最終日。思いがけず三泊五日の旅となった今回のツーリング。
天気予報によれば、なんと明日5/5も雨は降らぬ様子。なんだこれじゃ、もっと遠出できたじゃん!と言いたくなる。
おかげで修正可能なスケジュール組んで、いろんな所を走り回れたけれど。
奈良の天理ラーメンに引き続き、昨晩もご当地ラーメンとなる和歌山ラーメンを食す。
豚骨醤油ラーメン。面は細麺。博多ラーメンに似た感じ。豚骨の匂いも強め。油ギトギトではないがこってり濃厚スープが細麺に絡まる。何故か1玉も2玉も値段が同じだった。
味の方は、ちょっと濃すぎかな。かなりショッパイ。
さてラッキーで泊まれた新宮の宿を出発。本日は国道168号を北上して五條市へ出る。昨日国道42号線を走っていた所、道路情報板にて「十津川村長殿、国道169号へ迂回」と出ていた。村長がどうした?と思ったがそういうわけではなく、「十津川村”長殿”」ということだった。
それでも迂回となれば一安心といかず、昨晩ネットで情報を集めたところ、川沿いにダートを敷き詰め通行可能となったとのこと。実際 Google Map の交通状況を見てもきちんと緑色表示され、通行止めにはなっていない様子。
出発後42号には昨日同様「迂回」の指示が。しかし168号へ進んだところ、道路情報板は一転して「国道168号、通行可能」となっていた。管轄が違うというわけなし、一部だけ変え忘れたとも思えず。これわざと42号には通れないといった誤情報を流しておき、流入の分散を図ったのではないかと疑ってしまう。
さて川幅の広い熊野川下流域沿いに国道168号を北上。道中には熊野三山の一「熊野本宮大社」がある。奈良方面からも多くのバイクとすれ違いヤエーの交換をする。この三日間、紀伊半島で走った中で一番バイクと遭遇した感じだ。
紀州の国道はダム道路として整備されているケースが多いようで、途中までは立派な道だが所々、狭小の旧道じみた道に出会う。ここ168号も同様で、時折り離合も難しいような道が出現する。バイクならいいけど、車では神経を使いそう。
道すがら「本格整備を望む」なんて垂れ幕を見掛けたが、東西の高速も途中までしかないし、便がいいとは言いにくい。
旅する者からすれば、だからこその景観なのだけど。
心配していた「迂回」はなく、川沿いのダート走行もなかった。急ごしらえの舗装とH鋼ガードレールが並んだ片側交互通行区間があり、そこが通行止め区間だったようだ。高野龍神スカイラインや新宮の宿を含め、今回の旅は運が良かった。
かくして国道168号を走り切り五條市到着。ここまでの走行距離が124.3km。
自宅までのルートは京奈和道~名阪~伊勢道路。名阪国道にて「せっかく」なので針テラスに立ち寄ってたこ焼きを食べた。
新東名の豊田付近で事故渋滞が発生していたので、その区間は東名そ使用。浜松JCTで新東名に乗り換え。あと順調のはずだったが、やっぱり都夫良野トンネルあたりで事故発生。見る見るうちに渋滞が伸びていく。
当然ナビは迂回路を提案してくる。長泉沼津ICを下車。国道1号にて箱根越え~ターンパイクという裏ルートを指示してきた。疲れた体で箱根越えかと思ったらさらにルート提案され、なんと岩波駅から湖尻~芦ノ湖スカイラインルートの提示。
普通にツーリングルートだよね、と思いつつ楽しげなので採用。ターンパイクは久しぶり。料金所は数キロに渡る大渋滞を引き起こしていた。Google Map気づいてなかったのか?すり抜けで対応したけれど、二度と使わないだろうな。
ラストの走行距離が456.9km。
2023GW 奈良・紀伊。三泊五日の総走行距離が1,685.6km。内現地での走行距離は908.8km。
ずいぶん走った。加齢による衰えかCB1300でのツーリングが結構かったるかった。久しぶりのバイクによるロングツーリングだったせいもあるか。足つきの良い軽めのバイクが欲しいなと思ってしまった。CBもいいバイクなんだが、乗り手がついていけなくなってしまったなあ。
車も所有することになったし、マジェスティ含めて最後のバイクについて考える時期になったのかも知れない。辛い辛いでツーリング自体が億劫になっては本末転倒だ。
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