ゼノブレイド2の追加コンテンツ「黄金の国イーラ」をクリアした。ダウンロードコンテンツにしてはボリューム満点。前回遊んだゼノブレイドの追加ストーリーと異なり、がっちり本編とリンクした物語と言うのも遊んでいて楽しかった。
今作の主人公は本編で敵役たる「シン」とそのドライバーである「ライラ」。500年前に起きた聖杯大戦が描かれるということで、ドルアーガの塔に対するカイの冒険的立ち位置の作品。基本的にバッドエンディングになることが予想させられた。
バッドエンド要素としては、
①シンがライラを”喰って”マンイーターとなる
②アデルが表舞台から去り、聖剣を封印する
③天の聖杯であるヒカリがホムラという別人格を生み出して消える
④イーラ王国が滅亡する
などなど。本編クリアしたのは三年以上前なので詳しく覚えていないが、ざっと思い出すだけでもこれだけバッドエンド要素満載。
しかし終盤までは割と明るい感じでゲームは進む。これは主人公である前向きなライラの性格によるものだし、ヒトノワを集めていくという展開が世界を広げていくからだろう。英雄アデルのいわゆる勇者様とは違って、一見すると器の大きい王子様という感じだけど、その実与えられた責任を受け止めて苦悩している所もあって新鮮。
しかしメツによってイーラのコアを制御しているクリスタルが盗まれた後は強制的にバッドエンドへ突き進んでいくのは予定調和なれどしかたない。まさにゼノブレイド。因果律からは逃れられない。
それとないほのめかしに終始してライラとシンの別れのシーンは描かれず。エンドロールではすでにマンイーターとなったシンがセイリュウと袂を分かつシーンとなった。細かな点で思い出せないことも多く、ゼノブレイド2本編のやり直しもしてみたいなと思わされた。
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