「ファンタシースターコレクション」より、シリーズ三作目にあたる「ファンタシースター3 時の継承者」を遊んだ。このゲームは親子三代にわたるストーリー展開が売り。シナリオは結婚相手を誰にするかで分岐する。
自分はメガドライブユーザーでファンタシースター2は当然プレイ済み。ラストのぶつ切りエンディングが消化不良で、その後を知りたかった。
「3」ではその辺りが描かれると期待していたものの、「2」とは明らかに異なる中世風のグラフィック。アニメ調のキャラクターも絵の具で描かれたようなものとなり、これは違う!とプレイを続けられなかった。
巷の声もほぼ同様で、メガドラ期待のRPGだった割りに投げ売りされる始末。「1」から遊んでいる今回でも「3」は飛ばすかーと悩んだものだ。
さすがに全エンディングを見るほど時間をかけられないので、感性で花嫁を決定。ケイン=アイン=シーンという順番となった。結末は「ネオ・パルマ」という同型の宇宙ステーションが現れ、ともに新しい1,000年を過ごそうというもの。
イージーモードで遊んだのでメセタや経験値はがっぽり。サクサクしたゲーム進行だったのでストレスは感じなかった。謎解きも簡単だし、何より複雑で入り組んでいたダンジョンが分かりやすくなったのは良かった。これでキャラクターを中心にスクロールしてくれればより簡単だったのだが。
ストーリーも親子三代にわたって行われたことが全て裏目となり、邪悪の源たるダークファルスを呼び起こしてしまうという展開もなかなかよかった。特徴的なグラフィックも慣れてしまえば味に感じる。
半面古いゲームということもありシステム面は不親切の極み。テクニックはどんな効果なのかわからないし、アイテムも誰が装備できるのかわかりにくい。また世代が変わっても世界がほとんど変わらないのは容量不足からくる手抜きか。単調であり残念。
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