2017年12月29日金曜日

男たちの大和/YAMATO

 一時、明治から昭和における戦争モノにはまり、二百三高地や連合艦隊、動乱などを続けて観たのだが、古い映画が多いのでさすがに飽きてしまった。そのころウォッチリストに登録しておきつつそのままになっていた「男たちの大和/YAMATO」を観ることにした。
 同作は割と最近の映画だし、公開当時実寸大の大和の一部を製作したりなど、少し話題になった記憶があるが、鑑賞後感想と言えば、まあ何というかよくある日本の第二次大戦モノだった。何度となく作られたであろうお涙頂戴系の感情的な反戦がテーマ。作劇を下士官や一水平の視線で描いたというが別に目新しい感じはない。

 冒頭、鈴木京香が大和記念館を巡るシーンを背景に、当時の状況をナレーションで説明し出したので、ノンフィクションなのか?鈴木京香は何のためにいるの?と少し期待したが、結局つまらない物語が始まってしまった。
 売りはリアルに再現された大和甲板と CG による戦闘シーンで敵機の攻撃を受けた兵隊たちの血がドバっとはじけて人が吹っ飛ぶ。プライベートライアンあたりから戦争の悲惨さを訴えかける常套手段となった感あり。しかし戦闘機の重機関銃が当たったらもっと粉みじんになりそうなものだが・・・というか上げ足とりっぽくなるので止そう。

 むしろこの映画に対して期待していたのは、何故そんな悲惨な状況となってしまったのか、止めることが出来なかったのかを現代の目で冷静に分析すること。しかし終戦から70年(同作が製作された当時で60年)たつというのに金の旗印がごとく戦争の悲惨さを訴えかけるだけに終始。ベースがそれだから悲壮な戦闘場面も残された人々の悲しみも心に響かない。
 日本映画界はいつまで被害者面なんだろう。
 もし現代、北朝鮮がミサイル攻撃をしたとして開戦、敗北したとして、彼らが苦しかった人民の姿ばかりを描いたとしたら我々はどう思うだろう。

 
 ところで任天堂が Nintendo Switch 販促のために行ってきた「よゐこのマイクラでサバイバル生活」の最終話が公開された。よゐこの掛け合いが面白く、マインクラフトへの興味を掻き立てるにはよく出来ていた。
 マインクラフトはブームも初期のころ PC 版( JAVA 版)を購入済み。少し遊んでみて収集要素とかクラフトに興味を持てず放置していたのだが、春先から始まった「よゐこのマイクラ」に感化され、再挑戦してみようかとダウンロードしていた。しかしキーボードでしか遊べないのでお手軽感がなく再び放置。しかし今回の放送で三度のマイクラ熱に襲われてしまう。

 コントローラーで遊ぶべく「Joy to Key」を設定。前回も同様に設定したが、Xbox360 コントローラーの左スティックの感度が敏感すぎて、自然と左方向へ歩いて行ってしまうという症状を改善できなかった。
 最近は WiiU プロコントローラーにて PC ゲームを遊んでいるので状況が改善されるかもしれないと淡い期待を込めて再開。しかし WiiU プロコンもスティックの敏感さは解消されることなく、左へと歩いて行ってしまう。仕方ないので左スティックは封印。十字キーで移動するよう設定したが、やはり左スティックで移動という環境に慣れてしまい、どうも使いにくい。インベントリ画面もマウス操作をスティックで代用している感ありありで、アイテム選択を始め使いにくさが目立つ。
 何か改善策はないかなと思えば「 X Input Plus 」というソフトでスティック感度を調整できるようなのでさっそく試す。しかし「 X Input Plus 」自体の設定は上手くいくのだが、マイクラが X Input に対応したゲームではないので、設定を反映させられそうになかった。

 素直にキーボードで遊ぶかと思いつつ他の情報を収集してみると、JAVA 版と別に Windows10 版があるとのこと。これについては春先に再ダウンロードした時に調べていたため、今回遊んだバージョン= Win10 版と思い込んでいた。もしやと思って MOJANG のアカウント管理ページに飛んでみると、マイクロソフトとのアカウント連携を行っておらず、Win10 版はインストールされていなかった。何やってたんだ当時の俺。
 結局 Win10 版をプレイしてみれば、当然のようにコントローラーに対応しているし、最適化もされていた。ここまで3時間ほど無駄な時間を浪費。バイオハザードリベレーション2をやる時間がとれなくなってしまった。

0 件のコメント:

コメントを投稿