四日市のアーバンホテルにて一泊を過ごし、いよいよイベント当日となる。
会場受け付けは7時30分から。四日市から鈴鹿サーキットまでは30分程度の距離なので、途中で朝飯をとることにして6時30分にはホテルを出た。なお朝食バイキングが用意されていたが、案の定宿泊客で行列が出来ており、利用する気になれない。
鈴鹿サーキットへの道のりはわかりやすく、昨日使った国道23号線をそのまま南下。近鉄線白子駅近くのサーキット道路という道に入れば着くことが出来る。しかしサーキットまでの道のりはわかりやすかったものの、入口を間違えてしまう。本来の入場口ではなく、イベント参加者は特設入口に入る必要があったため。最後にちょっとしたハプニングがあったものの、無事目的地である鈴鹿サーキット到着。時刻は7:30。自宅からの走行距離330km。
用意された専用駐車場にバイクを止める。続々と二輪が集結してきてすごい!という感じ。道中二輪の姿をほとんど見掛けなかっただけに、やっと気持ちが乗ってくる。写メを何枚か撮ってサーキット走行における誓約書とブリーフィングを受けて、さっそくコースインのための列に並んだ。
サーキット走行開始は9時から。自分は第二組の9時15分からとなった。時間が少しあったので止めてあったバイクをながめたり、出展ブースを探索したりして時間をつぶす。よく考えたらここはピット内。普通じゃ入れない所じゃんと、これまた写メを撮っておく。
いよいよコースイン。仲良く並んでサーキットへ入る。ピットレーンを過ぎて1コーナーへ。おおここがセナプロ激突の所か!さらにS字、デグナーとテレビのレース中継やゲームの中でお馴染みのスポットを走っていることに感動。
ヘヤピンあたりで速度が落ちるためか若干渋滞。スプーンの途中で一気に空いて、裏ストレートでは100kmオーバー。75kmで走ってくださいなんて言ってたのにな。そのまま130Rを抜けてシケイン通過、グランドスタンド前へ。
二週目も同じようにコーナーごとに感動しながらの走行で、あっという間のサーキット体験終了だった。車列を組んでの体験走行ながらわりと楽しめたのは、思い出深い鈴鹿サーキットだったからだろうな。
コースから出てすぐにもう一度とも思ったが、普段では入れないピット内に入れるということで、ゆっくり写真を撮っておくことにした。
なおCBR400Rはほとんどいない。CBRと言えば600RRと1000RRばかりでたまに若者が250Rに乗っているという感じ。割と前期型の250Rを見かけた。むしろヤマハのYZF-R25青が多く、ホンダ車の苦戦とヤマハの躍進を物語っていた。さらに言えばカワサキ車多し。石を投げればNinjaに当たるというくらいカワサキだらけだった。関西圏だからということもあろうが、フルカウルが再人気の昨今。カワサキのラインナップが人気を増している理由なのだろうね。ホンダもCBR1000RRや250RRの新型を早急に投入しないとな。なおCBR400R13年式は3台発見。赤1、黒1、トリコ1。16年式は赤1、トリコ1みつけた。なぜか親近感わくなあ。
グランドスタンド裏GPスクエアで行われている各種イベントや出展ブースを散策。案外見どころも多くすぐに昼食休憩となる。休憩中にトライアルバイクのショーやRC213V、H2Rなどのデモ走行などを見ながら昼食。
午後になり、二度目のサーキット走行を体験。昼食休憩中も待機していたバイクが先となり、お昼になって並び始めたためかなり待たされ、14時からの走行となってしまった。しかも前と後ろのバイクの走りがめちゃくちゃでどうにも走りにくい。コーナーを堪能という感じになれなかった。
なので今度はすぐに三度目をと列に並ぶが、残念ながら時間切れ。最後のパレードランとなってしまった。
パレードランでは気持ちも落ち着いて、再びコーナーを楽しみながらの走行ができた。
こんなイベントでなければ体験できないことばかりだったので、遠いながら来て大満足だった。
当初の予定では本日も一泊して明日変える予定だったが、高速を飛ばすだけなので思いの外楽だったこともあり、そのまま帰路につくことにした。帰りも同じ道でと思ったが、四日市を経由することなく鈴鹿ICから高速に乗った方が速かろうとそちらへ。当然道を間違えるがこの辺はご愛敬。
(補足)
家に帰ってきちんと調べたら、案外感覚が正しくて道を間違えてるわけでもなかったぽい。
ついでにわかりやすい道順を覚書きしとく。
今回使った道順
鈴鹿サーキット-(サーキット道路、県道643号)-「鈴鹿高校東」左折-(県道643号)-「庄野」左折-(国道1号)-「及川原町」高架側道へ右折-(県道637号、27号)-東名阪鈴鹿IC
もっとわかりやすいやつ
鈴鹿サーキット-(サーキット道路)-「住吉三丁目」左折-(県道41号)-「和田」-(県道26、565号、国道1号)-東名阪亀山IC
GoogoleMAPのナビは変な道を推奨にあげすぎて、逆にわかりにくい。ナビを見ながらであればそれでも対応可能なのだろうが、バイクでは車と違って見ながら運転ということはできない。せいぜいが交差点で確認する程度。専用ナビだともっと便利でわかりやすいのだろうか。
18:00 御在所SA
下道では両方の耳をふさぐのは危ないのでヘッドホンをつけていなかったが、高速に乗れば安心とヘッドホンを装着する。また昨日のように横風が強かったら名古屋で泊まるのもありかなとコンシェルジュに尋ねれば、本日は警報は出ていないとのこと。安心して進むことに。
20:00 新静岡SA
大分がんばって走行距離を稼いだ。宿泊せずに走ったご褒美にカツ丼を食べる。コンシェルジュの言う通り風は問題なし。
CBR400R初の夜間走行となった。夕暮れ時はライトが暗く、ネットの情報通りだなあと思ったが、全面的に真っ暗となってからはまあそこそこの明るさに感じた。ただし明るいかと問われればそれほどでもない。HIDに交換するつもりはないが、高効率ハロゲンには変えたいところ。
夜間は車も少なく、昨日と違って風もなかったので走りやすく、ガンガンとばしてしまった。最高時速はトンネル内で150kmオーバー。まだまだ行けそうだったが人間がついて行けず。CB400SFに乗ってたころは140kmになるとバイクにしがみつく感じだったが、フルカウルの恩恵か安定している。また新東名は道が広いのもスピードを上げやすい理由だろう。
21:30 駿河湾沼津SA
鈴鹿サーキット出てすぐのガススタにて給油したので、300km程度走り切れるだろうとたかをくくっていたのだが、新静岡SAで燃料メモリは残り2。経験から1メモリ2リットル程度のガソリン容量ぽいので残りは4リットルとリザーブということ。ここまで平均燃費がリッター27kmほどだったので家までは帰れない感じ。結局残り1メモリになったところで、高速道路でガス欠とか怖すぎると思い給油することにした。駿河湾沼津SAにて給油。ぴったり10リットル入った。うーんメモリが点滅し始めてからの給油でいい感じなのだろうか。
御殿場JCTや足柄SAの看板も出てきて、ここからはもうすぐという感じ。しかしいやな情報発見。御殿場-大井松田間事故渋滞6km。バイクなので起きたばかりなのか、処理は終わっているのか、路肩規制なのか車線減少なのかまったくわからず。どうしようか悩みつつ進むと御殿場にて渋滞距離10km所要通過時間55分の表示。こりゃだめだと高速を降りることに決める。
箱根経由と246経由で悩む。所要時間はそれほど変わらないと思うが、夜間を疲れた体ひきずって箱根のダウンヒルというのは辛そうだなと結論。246にてまったり帰ることにした。これがだいた22:00頃だったかな。途中休憩とってないのでメモがないです。
国道246号線はまったく混雑なし。高速を降りてまで事故回避する車は少ないんだなと感じる。結果事故渋滞は伸びて行き、手前の足柄SAの混雑はさらにひどくなるわけだ。早く新東名が伸びて御殿場-海老名までつながって欲しい。山北のトンネル地帯は設計が古い。事故が多すぎる。
そうこうして帰宅。22:30ごろだったかな。特に問題なく走り切り、総走行距離は714.6km。帰りはだいたい325kmくらいかな。サーキット走行5週分も含まれているからな。平均燃費は常に27km/Lくらいだった模様。わりと6千回転以上を使ってとばしたわりに良く走った。
長い距離走ってわかったCBR400R。ハンドルとステップは替えるかどうか悩むね。前傾姿勢はとりにくいが、のんびりアップ気味に乗るにはちょうど良い感じはした。それよりは明るいライトに変える方が先かな。カウルの体感防風効果はあまりない。しかし速度を出したときの車体安定性を考えると間違いなく効果があるという感じ。
どの回転数からでもスロットルを捻ればモリモリと回転数が上がっていき、それにつれて速度が出るという素直なエンジン特性。その一方でレブが1万回転までというのはたしかに残念かも。
総じて乗車姿勢の楽さはさておき、高速ツアラーというには及第点かな。しかし燃費がいいのはお財布に安心。本当どこをとってもそつなくこなすホンダ車らしいホンダ車だなと思った。
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