2020年1月9日木曜日

SHOEI ネオテック2

 四国ツーリングにてネオテック2の静粛性をやっと実感できた。

 ネオテック購入後使用してきたが、これまで使ってきたRFXに比べ、すき間風の音がうるさく感じていた。他ユーザーの声を調べるにネオテックは静粛性が高い。システムヘルメットにしては静か。なんて声を聞くがとても実感できなかった。RFXの性能が高かったのかなと思っていた次第。

 四国ツーリング二日目。今治から松山へ向かう道中、海岸線の気持ちい街道だったのでエンジン音を楽しもうと音楽を消したが、時速40キロを越えた辺りからいつものごとく風の音が気になり始める。
 これまでは諦めていたが、手持無沙汰なこともあり、シールド付近を抑えながら走ってみると音が止まる。シールド中央の辺りがしっかり閉じておらず、ここから風が入り込んで嫌な音を立てている様子。しかし手でぐっと抑えて置かないと風の進入を防げず、これはシールドが不良品なのか。
 改めてシールドを買い直しても本体の不良であれば意味がないので、すき間を目張りして様子を見ることに。

 松山駅のダイソーにてすき間テープ購入。ホテルに戻って目張りをしようかと思ったら、本体にシールドロックを発見。割と固めで普通ににシールドを降ろしても固定されず、ロックの真上にあたるシールドの左上をギュッと押し込まないだめ。結果これまでロックせずにシールドを降ろしていたようだ。
 翌日試しにロックを掛けて走行したところ、案の定すき間風は鳴りを潜め快適になった。分かってみれば馬鹿馬鹿しい顛末。ただしロックは固くて開け閉めが不便。特にこの季節は停車時にシールドが密閉されているとすぐに眼鏡が曇ってしまう。RFXのように指先一本で通風用のすき間が確保できればいいのにと思った。
 それでも「ピューッ」という甲高いすき間風の音がしなくなったのはとても快適で、こうなると確かにネオテックの静粛性の高さを感じた。

 しかし一難去ってまた一難。シールド内を抜けるすき間風音は消えた者の、ヘルメット外部を流れる風切り音が気になる。これは本体側面にインカムをつけたことで、高速走行時ここに当たって音を出しているようだ。
 ネオテック専用の内蔵型インカムであればこれも解決されるのだろうが、さすがに4万円以上もする専用インカムを買うお金はない。これまでの不快な音よりは我慢できるので、残念ながらこれは仕方ないのか。

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