2020年1月18日土曜日

マジェスティ ブレーキ、ベルト交換

 2りんかんでマジェスティの前後ブレーキとベルトの交換をした。

 昨年末久しぶりの洗車をした際、ブレーキディスクが削れていることに気付く。この所前輪ブレーキの効きがあまいし、異音がするようになっていたのでやっちまったかと思っていたが、2りんかんで見てもらうとパッド残量0とのこと。0って・・・おい。
 過去フェイズやCBRなどのブレーキパッド交換をしたことはあるが、パッドが完全に摩耗したのは初めて。大体それ以前に交換していたのだが今回は分からなかった。ビックスクーターは奥まったところにブレーキがあるのでパッド残量が見にくいこともあるが、まさかここまでやっちまうとは。
 当然ディスクの交換も必須となり、部品代が一気に跳ね上がってしまった。
 ついでにほぼ2万キロ走ったのでベルトの交換もお願いした。

 ブレーキパッド前後(デイトナ赤パッド)
 ブレーキフルード
 ブレーキディスク前後(取付ボルト)
 ベルト
 ギアボックスクリーナー
 +交換工賃

 以上で締めて 49,555円 !
 アイタタな出費。

 まあ放っておいてもいずれ交換しなければならない部品だから仕方なし。

2020年1月9日木曜日

SHOEI ネオテック2

 四国ツーリングにてネオテック2の静粛性をやっと実感できた。

 ネオテック購入後使用してきたが、これまで使ってきたRFXに比べ、すき間風の音がうるさく感じていた。他ユーザーの声を調べるにネオテックは静粛性が高い。システムヘルメットにしては静か。なんて声を聞くがとても実感できなかった。RFXの性能が高かったのかなと思っていた次第。

 四国ツーリング二日目。今治から松山へ向かう道中、海岸線の気持ちい街道だったのでエンジン音を楽しもうと音楽を消したが、時速40キロを越えた辺りからいつものごとく風の音が気になり始める。
 これまでは諦めていたが、手持無沙汰なこともあり、シールド付近を抑えながら走ってみると音が止まる。シールド中央の辺りがしっかり閉じておらず、ここから風が入り込んで嫌な音を立てている様子。しかし手でぐっと抑えて置かないと風の進入を防げず、これはシールドが不良品なのか。
 改めてシールドを買い直しても本体の不良であれば意味がないので、すき間を目張りして様子を見ることに。

 松山駅のダイソーにてすき間テープ購入。ホテルに戻って目張りをしようかと思ったら、本体にシールドロックを発見。割と固めで普通ににシールドを降ろしても固定されず、ロックの真上にあたるシールドの左上をギュッと押し込まないだめ。結果これまでロックせずにシールドを降ろしていたようだ。
 翌日試しにロックを掛けて走行したところ、案の定すき間風は鳴りを潜め快適になった。分かってみれば馬鹿馬鹿しい顛末。ただしロックは固くて開け閉めが不便。特にこの季節は停車時にシールドが密閉されているとすぐに眼鏡が曇ってしまう。RFXのように指先一本で通風用のすき間が確保できればいいのにと思った。
 それでも「ピューッ」という甲高いすき間風の音がしなくなったのはとても快適で、こうなると確かにネオテックの静粛性の高さを感じた。

 しかし一難去ってまた一難。シールド内を抜けるすき間風音は消えた者の、ヘルメット外部を流れる風切り音が気になる。これは本体側面にインカムをつけたことで、高速走行時ここに当たって音を出しているようだ。
 ネオテック専用の内蔵型インカムであればこれも解決されるのだろうが、さすがに4万円以上もする専用インカムを買うお金はない。これまでの不快な音よりは我慢できるので、残念ながらこれは仕方ないのか。

ディアブロ3 シーズンジャーニークリアー

 何の気なしに始めたディアブロ3シーズン19だったが、いつものごとく結局はまり、今回なんとシーズンジャーニーをクリアしてしまった。

 今シーズンは1月をまたぐので「クラシックチャレンジ=ディアブロ1」が遊べる。思ったより簡単に報酬が手に入り、ペットの牛とブッチャーをゲット。勢いでシーズン19ジャーニー全クリアでもらえるゴブリンも欲しくなり頑張ることにした。
 これまでのシーズンではコンクエストをクリアできなくて断念。全クリは考えていなかったが、今回は条件を調べるとコンクエストを3つだけクリアすればよいので障害が低かった。

 コンクエストのクリア候補として残ったのが「セット装備なしでGR45到達」というもの。どうやって火力を出そうか悩んだが、新レジェンダリージェムの「夢の遺産」を使用。これはセット装備の「悪夢の遺産」と良く似た効果で、セット装備をつけなければ攻撃力上昇というもの。課題にぴったりの効果だ。
 ビルドは特異点メイジを模倣。エンシェントをかき集めたものの、メイジ活用に利する武具がなかったが、そこは特異点メイジの馬鹿火力。対したシナジーのない装備でもGR45程度であれば問題なくクリア。シーズンジャーニー達成と相成った。

 ところで現在、ネクロマンサーのビルドは「悪疫毒コープスランサー」で進めている。
 前回まで使っていた「特異点メイジ」はリーパーの腕甲を装備してもエッセンスの管理が大変。対してコープスランサーはボタンを押して走り回るだけで敵が溶けていくので楽。防御は紙なので一撃死も多いのだが、それを補う火力があるのでGRをクリアしていける。現在GR80に到達。
 かねてからの目標GR100には死亡が多すぎるのでちょいと厳しそうだが、迷宮を歩いているだけで雑魚をなぎ倒していけるのはストレス解消にもってこい。割と楽しい。

2020年1月6日月曜日

2020年始ツーリング 四国:五日目

 いよいよ最終日。Uターンラッシュ!草津JCT、伊勢長島、御殿場~山北の渋滞が気掛かり。
 当初の予定では渋滞考慮して岡崎あたりで時間を潰そうと思っていたが、そこまでたどり着くのも至難の業。代わりに淡路島をのんびり抜けて明石に寄り、近くの健康ランドにて時間調整することにした。



08:50 出発
09:05 徳島城
 徳島中心部に存するそのお城は、四国にあった他のお城同様、平野に突き出した丘(小山)に建立されていた。有料の駐車場へバイクを止めたが、公園の敷地に止めることが出来たな。
 広い公園を散策。機関車の展示などもあった。登ることを躊躇ってしまう急な石段を上がる。天守閣は残されていないが本丸の下に位置していたとのこと。珍しい。
 天守跡の上にある本丸は山頂と思えない広さ。


 このお城も四国他城同様石垣が見事。公園内に貝塚跡があり、岩場のようなものがあった。これを見て四国にあるお城が立派な石垣を持つ理由がわかる気がした。

11:00 鳴門公園
 鳴門海峡を望む一角に位置する公園。展望台から鳴門大橋を望む。今日はのんびりしているので、徳島ラーメンを食し、おみやげを購入。渦潮は見れず。鳴門海峡に掛かる橋は見事。この旅はお城と橋めぐりになったな。


13:00 伊弉諾神宮
 淡路島へ。瀬戸大橋の通行止めで急遽通った行きの道中は素通りだった淡路島。帰りは時間の余裕もあるので海岸線沿いをのんびり走ることとした。


 最終日は渋滞回避の時間調整が必要なため初詣と洒落込む。最初、徳島市にある「大麻比古神社」へ行こうと思っていたが、淡路島に伊弉諾神宮を発見。イザナギ!?日本神話における最初の神様じゃん。
 調べてみれば紛い物でも何でもなく、日本書紀、古事記にも記載される格式高い由緒正しい神社だった。せっかくだから俺はこっちを選ぶぜ。

 元日を過ぎたので混雑しているとはいえ落ち着いていた。駐車場は空車待ちの列が並んでいたが、バイクは待ち時間なしで隅っこに止めさせてくれた。その格式から境内は伊勢神宮のように広いのかと想像していたがそれほどではなかった。
 縁起を担いでおみくじを引いてみたらなんと「大吉」!今年はいい年になる。


14:10 道の駅 淡路
 橋巡りラストの明石大橋。のんびり明石焼きと淡路牛バーガーを食す。うまし。ちょっと食いすぎ。


 瀬戸大橋を渡ったトンネルで事故発生。まさに発生したばかりで続々到着する緊急車両のサイレンがトンネル内に響き渡る。規制も作られる前の事故現場を通り過ぎると、車に挟まれてビックスクーターが転倒していた。直前の表示で故障車注意と出ていたが、それを避けようとした車と無謀な運転をしたスクーターが接触したのだろうか。無謀運転をしないよう気を引き締める。

15:50 明石城
 時間調整とのんびりしていたら割といい時間となってしまった。
 駐輪場から城内散策するも案内が不親切。広い公園内、どこがどこやらわからぬ。さらに100名城のスタンプが市立文化博物館に置いてあると勘違い。無駄足を踏む。
 幸い博物館に詰めていたオジサンが親切に案内してくれたので、閉館前にスタンプを貰えた。どうやら明石駅正面から登るのが正規ルートで、駐車場側は裏道。正面には看板や案内所がきちんと整備されていた。
 お城はと言えば二対の櫓がそびえる高い石垣が立派。天守閣は残されておらず、ここも本丸は広い公園となっていて、球場などもある。


17:25 龍の湯
 草津の渋滞はまったく解消されず。時間潰しで健康ランドへ。風呂へ入り、漫画を読み、夕飯を食べ、再びお風呂へ入ったが、まだ渋滞は縮まらない。


「帰り道」
22:00 出発
 いまだ渋滞は解消されず。しびれを切らして出発。名神方面渋滞10km。京滋BP4km。大津で高速を降り下道からスルーを検討するが、夜の暗い中知らない道を進む気になれず。渋滞長の少ない京滋BPを選択。
 さらに道中今旅行初の雨が降り始める。先行きが不安。見知らぬ雨の阪神高速は暗くて怖い。

23:55 吹田SA
 カーナビの案内に従うと名神高速を使うことになってしまう。京滋BPへの乗り換えをきっちり行うためJCTを再確認。

01:20 草津PA
 渋滞にはまるも結局すり抜けでスルー。危ないし汚いが、冷たい雨の中、車連中に付き合う気になれなかった。調べると雨はすぐにやむようだが天気予報は当てにならない。草津PAでしっかり合羽を着る。
 なお草津JCTの渋滞は最後まで残った。すでに伊勢湾岸も東名高速も渋滞解消。というか、午前1時を回ってまだ渋滞が残ってるってどういうことよ。

02:45 伊勢長島PA(小休止)
 結局四日市を過ぎるまで雨は降り続いた。合羽を着ておいて正解だった。ここから先は大丈夫そうだが寒さ対策にもなるのでそのまま着ておく。ゆっくりしたかったが施設は閉鎖されていて休むことも出来ない。

04:20 浜名湖SA(給油)
 疲労からゆっくり休みが欲しく、長島PAと同じ目に合いそうな刈谷PAをパスして浜名湖SAへ。ついでに給油。
 しかし施設が改修中で休憩場所が少ない。ファミマの案内BGMがうるさくてゆっくりすることができない。車なら車中で休むことも出来るのだろうが、バイクで旅している人はどうやって休めばいいのか。寒い夜間は外でのんびりすることもできない。
 なお草津JCTの渋滞はついに消えた。

05:55 牧之原SA
 疲労困憊。家に着くのが何時になるのか考える気になれない。ゆっくり休みながら走らないと本当に事故る。嫌な予感ばかりするのも疲れている証拠だ。
 フードコートの端にソファーがあったので、やっと休むことが出来た。10分程度軽く睡眠をとるとだいぶ楽になった。

07:30 富士川SA
 ついに夜が明けた。朝日を浴びた富士山が綺麗で写真撮影。
 寝不足、寒さと疲労。バイクに乗っていて悪い妄想ばかり思い浮かぶ。これを解消するにはスピードを落とすか休むかしかない。高速道路なので速度を落とせず、あとはこまめな休憩をするのみ。結局浜名湖以降すべてのサービスエリアへ立ち寄ることに。


08:10 足柄SA
 やっとここまで来た。家までもう少しだが事故多発地帯なので気を引き締めよう。

09:25 小田原 自宅到着
 本日の走行距離630.7km。五日間の総走行距離2159.2km!素晴らしい。
 CB1300の累計走行距離は9,585km。買って半年で1万キロも乗るとは。


2020年始ツーリング 四国:四日目

 今日のノルマは高知城のみ。しかし走行距離は初日と最終日を抜きにしたらこの旅で最長となる予定。まあ徳島着は何時になってもいいのだからと考えれば気楽。


07:30 出発
 気楽を通り越して能天気な出発時間。たまにはのんびり出発したいと思ってモーニングバイキングをとってしまった。ホテルが予想以上に綺麗だったこともある。食べたかったカレーが用意されていて嬉しい。

09:15 高知城
 割とのんびり走ったつもりだったが予定通り到着。四万十からの距離は100km以上あるものの、R56が広くて走りやすい(飛ばしやすい)道だったことが要因。四国の幹線道路は信号が少ない。
 高知城も平野部にある小高い丘に作られた平山城。現存天守のみならず、他の構造物も残っており立派な佇まい。多門櫓を始め見ごたえがある。


 帰り道振り返ると石垣から見上げる城塞に圧倒感を感じ、これが戦国の城なのだなという説得力を感じた。相応の兵力がないと攻め落とせない。孫子の「戦わずして勝つ」とはこういうことなんだろう。相応の戦力と被害を覚悟しなければ戦を仕掛けることすら躊躇ってしまうな。思えばこんな大城で実際に戦闘となったのは、戦国に終止符を打った小田原城と大阪城くらいか。

10:30 桂浜
 予想以上に観光地化していて駐車場も有料。見所は坂本龍馬像。砂浜も綺麗。


13:20 室戸岬
 桂浜からしばらくは独り旅だったのだが、R56に入って道中遅い車に引っ掛かりイラつく。今思えば、代り映えしない風景から来る飽きや、疲れと時間から来るの焦りもあったか。しばらく我慢していたものの、最後は無理な追い越しをしてしまった。
 室戸岬まであと少しの辺りで室戸スカイラインという看板を発見。そちらを経由することに。先日走った日本平に似た感じの短い峠道で気分転換できた。


 スカイラインを降りてすぐに室戸岬着。桂浜の坂本龍馬に対し、こちらは中岡慎太郎の像が屹立していた。駐車場の周囲にはさしたる見所はなく狭い。岬へは歩いて行けるようだが時間もないのでパス。

14:45 道の駅日和佐
 室戸岬からしばらくは上手い具合に国道独り占め状態で走れた。ここまでの道中と違ってとっても気持ち良かった。
 道の駅で休憩後、徳島付近で渋滞。幾らでもすり抜けはできたけれど、これまでのツケかなと我慢して走ることにした。見回す景色は雄大。高い建物がないからか。その先は海だし。

17:15 徳島 ホテルアバァンティ到着
 高松のホテルと似た雰囲気の古いホテル。贅沢を言う気は全く無い。ホテルのオーナーが親切なれどちょっとうっとうしい。簡単な朝食サービスまであった。
 徳島散策。最初に入った飲み屋はハズレ。四万十でもそうだったが新年は人も雇えないし、どこもこんな感じかと納得。以下安定と安心のココイチにて締め。
 明日の道中が気掛かり。就寝前22:00過ぎても草津の渋滞は解消されなかった。

 本日の走行距離331.8km。距離は長かったが走りやすい国道だったので気分爽快。

2020年始ツーリング 四国:三日目

 今日の日程には悩まされる。佐田岬を経由するか否か。
 悩んだ末松山から大洲城へ海岸線沿いから向かい、再び八幡浜へ戻って海岸線を進むことにした。佐田岬を経由するだけの時間が取れそうにない。宇和島以降が夕刻を過ぎてしまい、夜道を走っても楽しくないだろう。
 宇和島からは四万十川沿いを南下。四万十市に違和感を感じていたが、旧中村と聞いて納得。
 下のルート図は不具合で松山~大洲城までが昨日のログに入ってしまっている。


06:15 出発(辺りはまだ真っ暗)
06:30 松山空港(ルート起点のランドマークとして立ち寄る)
08:35 大洲城
 海沿いにR378を進む。漁村のような町並みを通り八幡浜港から山岳部へ。とても寒い。予報では晴れなのだが大洲城周囲は霧が発生。朝早いからかな。霧に包まれたお城は見晴らしが悪くて残念。お城のそばにある駐輪場はバイク無料だった。
 堀は埋め立てられており登城道となっている。登って行くと立派な天守閣が復元されていた。


09:30 八幡浜港
 再び八幡浜港へ戻ってR378へ。道中曲がり角のマンホールでホイールスピンからのエンスト。コケるか思った。
 八幡浜港を過ぎると海岸線沿いのぐねぐね道。ルート設定した時からスピードの出せそうにない曲がり角ばかりの道と分かっていたがここまでとは。海沿いのヤビツ峠という感じ。距離以上に時間が掛かってしまう。対向車がほとんど来なくて一人で走ってられるのが救い。誰もいない道をのんびり走っていると、これも旅だなぁと感じる。
 霧の大洲城とうって変わり、お日様も出ていい陽気。というか暑いレベル。同じ四国でも南の高知、徳島側と北の香川、愛媛では山によって隔てられているので天気や気候が違う。日の出時刻や日照時間なども違うのだろうな。


 海の向こうは九州か?

11:55 宇和島城
 宇和島の中心地に位置。ここも海城だったらしいが海岸線は程遠く、現在その面影はない。平野部の丘に建てられた平山城にしか見えない。
 かなり急な階段を登って現存天守へ。道中、苔むした石垣が見事。四国の各城はどこも石垣が素晴らしい。汗だくになりつつ本丸へ登頂。現存天守は意外にも小ぶり。宇和島城に限らず、どこも天守付近は桜が植えられているが、この季節は丸裸なのが寂しい。


 宇和島城を離れてゆっくり昼食を取ろうと思っていたが、すぐに山道へ入り込んでしまう。海に近いはずの市の中心と山がこんなに近いのかと驚きつつ、結局昼飯がファミマになってしまい侘しい。

14:05 道の駅よって西土佐
 道の駅を起点に四万十川沿いのR441沿いに降りていく。源流を求めつつ、海洋堂の博物館に立ち寄ってみたかったが、残念ながら今回は時間を取れず。今度はキャンプツーリングで時間を気にせず来てみたいものだ。
 R441は国道と言いながら対向車との離合すら厳しい箇所も多くあった。R378もすごいなと思ったが、こちらはさらに酷いな。
 四万十川の流れは、このあたりでは下流付近となっているので川幅は広く、ゆったりと流れていた。


15:35 四万十到着 ホテルサンリバー四万十
 道の駅のような物産店を中心とした施設にあるホテル。建物や部屋はきれいで新しく、二輪専用駐輪場も用意と至れり尽くせり。これで大浴場が併設されていれば。
 本日の夕飯は外食にしようとそばの定食屋に入ったが激混み。でスタッフの案内すらない。ああ年始進行だなと懐かしい。バイト君がんばれ。

 本日の走行距離248.0km

2020年始ツーリング 四国:二日目

 予定を変更し湯築城と松山城の訪問を入れ替えた。湯築城は開城時間が決まっていないが松山城はロープウェイを使わなければならない。時間の制約がある松山城を先に見て、ゆっくり湯築城をまわった方が落ち着けそう。


07:50 出発
08:00 高松城
 9時から開場とのことだが、周りを見るだけでも良いかと思って早めに出発。現地に着いてみると開いていた。高松城は海城だが周囲は埋め立てられ、すぐそばが海なれど現在海に面していない。海に浮かぶお城を見たかったな。
 城内には庭園があり、年始の訪問客向けイベントの準備がされていた。
 

 城内を一通り見終えて高松道へ。丸亀までは昨日通った道だ。地図で見ると海沿いかと思ったが割と山間部を走るため結構寒い。凍結するほどではないけど注意して進む。

09:40 入野PA(寒すぎて小休止)
10:45 今治城
 こちらも海城ながら現代では海に面していない。お堀は水路で海とつながっており、海魚が生息している。お堀の魚を釣らないよう看板が出ていた。再建天守だが立派な作りで綺麗。
 城内には神社があり屋台も出店するなど、初詣客で賑わっていた。今回は別の神社へ初詣する予定なのでスルー。


11:30 糸山展望台
 しまなみ海道に掛けられた橋を見る。青空の元、展望台から見た瀬戸内海と大橋は絶景。今日は移動距離も長く、お城を4つ見なければならないのでキャンセルしようと思ったが、足を伸ばして良かった。


 今治から松山までR196をのんびり。海沿いの国道。信号も少なくて走りやすい。すれ違うバイカーたちとヤエーの交換をする。

13:00 松山城
 松山城は駐車場が狭い。街の中心部にあるので仕方ないのだろうが、もう少し観光客への配慮があるべきだ。立派な駅からロープウェイにて登頂。岐阜城と似た感じ。ロープウェイと並列にスキー場で見るようなリフトも稼働していた。
 松山城も現存天守のひとつ。望楼型の天守閣。しかし天守閣よりそこへ至る縄張りの方が興味深かった。不仲だったと言われる築城主の加藤義明と近隣藩主藤堂高虎の関係(両隣の今治城と宇田島城は海城に対して、ここは平山城)。豊臣政権から徳川政権へと移る時代背景。何か妄想を刺激させられる。
 望楼型の天守閣なれど戦を意識した縄張りが素人目にもよく分かる。加藤義詮ってあまり注目されていないけれど、すごい武将だったのと違う?


14:30 湯築城
 南北朝時代の平山城を元とする城址。思っていた以上に松山城に近く、10分程度で到着してしまう。しかしお隣の松山城に比べ当時の建築物は残っておらず、入口に資料館と武家屋敷、小さな丘の頂きにある本丸にも景観を無視した展望台があるだけ。石垣なども残っていない。というか、そもそも存在していなかったそうだ。
 資料館にてボランティアの方が色々質問に答えてくれて好印象だったが、なんでこの城が100名城に選ばれたのか不思議。観光客対応にしては松山城に近すぎる。聖徳太子の時代にさかのぼる道後温泉の地に建築されたという歴史的価値?


15:55 ホテルクラウンヒルズ松山 到着
 明日の朝は早い出発が想定されるので、今日の内に最後に給油しようと試みるも、案の定正月休みのオンパレード。こんな時ネットにつながっていないカーナビは使いにくい。スマホと併用してスタンド探し。
 ホテル到着後周辺散策。松山は市電が走っているだけでなく、JRの踏切まであるので渋滞が酷く感じ走りにくい。ガススタ検索でひどい目にあったのでカーナビを信用できず、ホテルまでのルートを自分なりに変更したら右折禁止の道で結局引き返すはめに。私が悪うございました。

 本日の走行距離218.6km。

2020年始ツーリング 四国:初日

 大晦日に出発。前日のうちにバイクの整備と荷物搭載を済ませ、あとは出発するのみ。Google MAPによれば、本日目的地の高松までは8時間680kmの道のり。休憩を考慮すれば10時間以上掛かるか。日の出前は寒いが午前五時には家を出なければ。
 前日早めに就寝したので午前2時過ぎに目が覚めた。予定よりかなり早いがそのまま出発する。


03:00 小田原出発
 CB1300によれば気温は11度。まだ寒くない。家を出て給油後、大井松田ICで東名高速へ。御殿場から新東名高速に乗り換える。いつもは寒い山間部ながら、この日のために用意したワークマンのイージスで防寒はばっちり。

04:20 清水PA(小休止)
06:05 岡崎SA(早目の給油)
07:50 土山SA(軽く朝食)
 寒かったので肉まんを食べる。「酢醤油かカラシをつけますか?」に驚き。後日四国各地で食べた時も同じことを聞かれた。関西では肉まんを素で食べないのか。

09:30 西宮名塩SA(二度目の給油)
 四日市周辺で少し雨がぱらついたものの、ここまで順調。しかし山陽道へ入ったあたりで気になる表示「瀬戸中央自動車道 二輪通行止」。瀬戸中央自動車道ってどこ?

 当初のルート
  小田原~(淡路島)~(徳島)~高松城~高松
 変更のルート
  小田原~(姫路、岡山)~(瀬戸大橋)~丸亀城~高松

 上記の通り、予定では淡路島を通って初日に高知城を見るつもりだったが、調べると高知城が年末は休業。100名城スタンプも押せない。元日は営業するそうなので、宿泊後二日目に高知城訪問へと変更。結果二日目のスケジュールがきつくなるので、かなり遠回りではあるが瀬戸大橋を通って初日に丸亀城訪問に変更していた。

 遠回りになるが、Google MAPで調べるとあまり所要時間は変わらないため、割と気楽に決定。また最近はカーナビを利用しているし、どうせ高速道路の乗り継ぎだろうと油断して、あまり道を調べていない。これから通る道の名前がわからぬ。今走っているのは山陽自動車道だし、気にせず進んでいたが何か気になる。

10:10 三木SA
 情報を収集しようとサービスエリアへ立ち寄りコンサルタントに聞けば不安的中。「瀬戸中央自動車道=瀬戸大橋」だった。強風のため速度制限され、二輪車は通行できなくなっているそうだ。
 仕方なく一度高速を降りて高速道路を引き返し、明石大橋から四国入りに変更。時間の余裕はあるのでいったん淡路、高松を素通りして丸亀城に向かうことになった。

 緊急ルート(瀬戸大橋通行止めの為)
  小田原~(淡路島)~(徳島)~(高松)~丸亀城~高松

 当初予定と変更予定の折衷案みたいになった。高松を素通り。丸亀に出てから再び戻ってこなければいけないため、所要時間と走行距離はかなり伸びることになる。早目に出発しておいて良かった。

11:20 緑PA(小休止)
 瀬戸大橋が強風ということは、こちら明石大橋もかなりの風。山間部を通る淡路島もひどい風で寒い。つらい。

12:20 津田の松原SA(昼食)
13:30 丸亀城到着
 いろいろあったがついに四国最初の目的地「丸亀城」に到着。周囲がお堀で四角く囲まれており、小高い丘にコンパクトな天守閣が鎮座する。石垣が有名とのこと。しかし一部は一昨年の台風と豪雨で崩落。復旧作業を行っていた。
 すぐそばの飯野山に目を奪われる。整の取れた小山で讃岐富士と呼ばれるそうだ。四国に渡って道中にはこんな山が多く見てとれた。古代のピラミッド?などと妄想してしまったが、ビュートと呼ばれるものらしい。


15:00 道の駅うたづ臨海公園
 トラブルで通行できなかった瀬戸大橋を見物。
 近くのワークマンで手袋購入。用意してきたイージスグローブが手に馴染まない。余計な出費だった。三度目の給油をして初日の宿泊地である高松へ戻る。

17:45 高松到着
 途中本日の夕食を調達していたらあたりは真っ暗になってしまった。本日の宿「シャトーエスト高松」は高松城のすぐそばながら、歓楽街も程近い怪しげな所だった。安宿なりの古いホテルだが、どうせ酔っぱらってすぐ寝るので関係なし。
 本日の走行距離729.9km。

2020年始ツーリング 四国

 2020年。あけましておめでとうございます。

 さて今年のツーリング初めは四国一周。11月の中旬ごろに決定。宿もすべて手配済み。あとは天候だけが気掛かりだったが、冬ということもあってか予定では連日晴れ予報。寒波の影響で寒い日が続くそうだが晴れていれば問題ない。

 旅の予定ルートは以下の通り。

 12/31 小田原~瀬戸大橋~丸亀城~高松
 01/01 高松(高松城)~今治城~来島海峡展望館~湯築城~松山城~松山
 01/02 松山~佐田岬~大洲城~宇和島城~四万十川~四万十
 01/03 四万十~高知城~桂浜~室戸岬~徳島
 01/04 徳島(徳島城)~鳴門山展望台~伊弉諾神宮~(岡崎城?)~小田原

 リッチに四泊五日の旅。これは早目に探した為か四千円~五千円程度の安い宿を予約できたため。どうせ素泊まりだから安宿で充分。大浴場のない宿ばかりなのが残念だが、まあどうしても温泉に浸かりたかったら近場の健康ランドでも探そう。


 天気も良さそうだし、海沿いを中心に四国一周するので降雪や凍結の心配はなさそう。大みそかに移動するので帰省ラッシュにはぶつかりそうもないが、問題は最終日のUターンラッシュだな。今年の年末年始休暇はカレンダー的にどうしても交通集中が避けられそうにない。
 四国にはお城が9つもある。どれも海沿いのルート上にあるのですべて見て回れそうで楽しみ。