大型二輪取得に至った経緯は、正直勢い。それだけ。そうは言いながらも取得に至る経緯を書いておこう。
大型で欲しいバイク、乗ってみたいバイクがあったという訳ではないし、今乗っているCBR400Rはロングツーリングを重ねた結果、かなり体に馴染んで乗り易い。
しかし休日のツーリングで道の駅やサービスエリアで休憩すると大型二輪コンプレックスが生じるのは事実。ほぼ八割方は大型バイクばかりだから。自分より高齢のライダーも多いし、女性ライダーもでかいバイクに跨っていて格好いい。
CBR400Rの性能にはまったく不満はない。前述の通り体に馴染んできて700キロ以上のツーリングも出来た。ノーマルのハンドルとステップに戻したので乗車姿勢も楽になったし、パラツインエンジンは燃費、トルク、扱いやすさも上々。少し最高回転数の低さは気になるけど、中低速でよく粘り、レッドゾーンまでフラットに駆け上がっていくエンジン特性や高回転域でのサウンドも好きだ。
しかしスカスカのフロントブレーキ周り。今となっては古臭くなってきたエッジの丸いスタイル。実際は良性能なれど、やはり直四エンジンに比べるとパラツインというのは押出に劣る。買ってすぐにCB400SFと比べて遅いなと感じたくらいだからね。
よそ様の前で胸をはって「CBR400Rの13年式に乗ってます」と言いにくい空気があるのは事実。バイク好きが積極的に選ぶバイクじゃない感じ。扱いやすく燃費の良いパラツインエンジンがもたらすツーリング性能も、乗車姿勢のせいで兄弟車の400Xには及ばないし。
なので乗ってしまえば何の不満のないCBR400Rだが、頭の陰には常に乗り換えたいなという気持ちが浮かんでは消えを繰り返していた。特に「趣味はバイクツーリングです」と胸をはって言うには大型二輪くらい持っていないと、という気持ちだった。
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