2018年4月29日日曜日

Unepic The Atrasレジェンドパック

  Steamでタイトルにある二作品を購入した。ダークソウル3の再々プレイ(火の簒奪エンド)とドラゴンクエストビルダーズにハマったこともあり、購入してから間をおいてのプレイとなった。まあよくあること。

Unepic
 テーブルRPGをプレイ中に異世界へ幽閉され、脱出を目指すというアクションRPG。メタ要素強めのテキストや豊富なアイテム、ひねった罠などダンジョンズ&ドラゴンズあたりを楽しんでいた人向けのゲーム。エンディングが良いという声で買ってみたのだが、チマチマして地味といった第一印象を覆すことが出来ず、のめり込めなかった。
 この探索型2Dアクションというメトロイドやキャッスルバニアを起源とするジャンルはイマイチ趣向にあわない。巷では評判が良いのだが、個人的には最後までやったゲームが記憶にない。評判のストーリーやエンディングは気になるのだが、キャラクターも小さすぎて楽しめそうにない。


The Atrasレジェンドパック
 PC-9801などで発売されたアートディンクの名作「The Atras」とその続編「II」をまとめて復刻したもの。「The Atras」は当時かなり楽しんだ思い出があり、久しぶりにゴメス提督でも派遣したいなと購入してみた。
 しかしNintendo Switchで現代アレンジされた「Neo Atras 1469」が発売。PS VITA版を移植したものらしいが、これを知っていたら買わなかったのに。
 さらに画面サイズは640×400で固定。解像度を変えられるフリーソフトを使ってみたが変更できず、1920×1080のフルHD環境で遊ぶのは酷。仕方ないので画面解像度を800×600に変更してプレイする。まったく残念な仕様だ。

 遊んでみて思ったのは、思い出は美化されるというもの。結局PC98というDOS時代のソフトであり、アートディンクのそれはマッキントッシュをモチーフとしたフルマウスオペレーションを売りにしているがどこかぎこちない。
 MIDI音源を再現しているのは豪華でいいのだろうが、記憶にあるFM音源とかけ離れていて残念。どちらか選べるようには出来なかったか。また航海図作成をしやすく改良したというが、相変わらず詳細地図を出さないと陸地に引っ掛かるし、ピンチインアウトがない時代だから拡大縮小が面倒くさい。
 愛のない移植(復刻)だなと言わざるを得ない。おかげで「Neo Atras 1469」を買う気はなくなってしまったね。グラフィックが変わっただけで同じことやるんでしょと思ってしまったので。

FAZE シートオープナーの取り替え

 FAZE を購入してから一年くらいして、シートを開けた時に支えておくダンパーである「シートオープナー」が効かなくなり、重みでシートが閉まりやすくなった。
 ネットの情報によれば大きく重たい一体型シートが開く FAZE ではよくある症状らしく、同様の形状であるフォルツァSi も似たような症状が起こるようだ。フォルツァZではあまり聞かれないのは、分割式シートのため軽いからだろうし、同じ部品を使っているであろうことから重たいFAZE、Siではヘタレてしまうのも仕方ない。というか設計不足。
 まあ必ず必要な部分でもないしとそのまま使っていたのだが、去年あたりからほぼ支える力がなくなってしまい、手で押さえておかなければ閉まってしまう様に。さすがにダンパーを交換するかと、取り付けのことをよく考えずに2りんかんに注文。さて取り付けようかとしたら、かなり手間が掛かることに気が付く。イメージ的にバッテリーボックスあたりから交換できそうに思っていて、バッテリーボックスの蓋を外したところ、ダンパーの根元はボックスと別の個所にあり、かつシートボックスを取り外す必要がありそうだった。
 面倒くさそうだったので一旦保留。しばらく放置したまま今日に至ったのだが、先日ネットでダンパーを社外製のものに交換したという書き込みを見るにつけ、そういえば自分も交換しようとしていたなと思い出し、この連休の内にやってしまおうと思い立った。

 FAZEのメンテナンスマニュアルを読むと、シートオープナーの交換方法という箇所があり、手順が載っていたのが助かった。しかし交換までの手間はかなりのもの。
 1.フロントサイドカバーを左右外す
 2.シートとオープナーの接続ボルトを外す
 3.外したサイドカバーの隙間からシートとフレームの接続ボルトを外す
 4.タンデムブリップ(自分の場合はリアキャリア)を外す
 5.ボディカバーを左右外す
 6.リヤボディセンターカバーを外す
 7.リヤフェンダ(一部)を外す
 8.バッテリーを外す
 9.ラゲージボックス(シートボックス)を外す
以上。文章にしただけでもかなりの分量。実際に行うとかなりの手間。実際はネジやボルトを外すだけなのだが、時間にして2時間以上かかった。
 ようやっとダンパーの根元にアクセスできると思ったら、ナットに合うサイズのレンチがない…。急いで15mmのレンチを買ってきて取り外そうとするのだが、うまくアクセスできない。なんでこんな面倒な作りをしてるんだと憤りつつ、必要ないはずの右側フロントアッパーカバー、サイドカバー、フロアスカートを外す。
 が、フレームにくっついた鉄板が邪魔してやっぱりナットにアクセスできない。ここまできてマジかよ!と毒づきつつ、冷静にダンパーを見ると内側にも薄いナットがある。もしかしてここを緩めれば取れるんじゃないかと試したら、ビンゴでした。サイドカバーを外したのは大いなる無駄でした。

 こうしてついにダンパーを取り外すことに成功。経年劣化でゆるゆるになっているんだろうなと、試しに手で縮めようとしたが、意外なことに固くて縮めることができなかった。これだけ強力なダンパーなのにシートが閉まってしまうのか。交換予定の新品もあまり変わらない固さなので、交換したところですぐに効きが弱くなってしまいそうだ。
 ここで重要な点に気づく。ダンパーにつながっているスタッドボールはどうやって外せばいいの?もしや新品でダンパーを注文する際、あわせて頼まなければいけなかったか。
 ダンパーとボールの接続されている構造をよく見れば、固定しているカシメの部分をずらせば良さそう。釘を打ち込んでカシメを外して固定を緩めたら、なんとかボールを外すことができた。ホッとする瞬間。これで勝った!とやっと思えた。

 あとは新品ダンパーを取り付け、外したカウル類を元に戻すだけ。ラゲージボックスを戻す際にバッテリーケーブルの配線が上手くいかず手間取ったが、それ以外は割とスムーズに元へと戻せた。最後まで組んでから不具合が発生せぬよう、電装系とシートロックの動きも確かめておく。
 結局悪戦苦闘3時間あまり。ついにシートオープナーダンパーの取り替え完了。
 さっそくシートロックを外してみるが、さすがにダンパーの力でシートが開くということはなかった。また予想通り開放状態もいささか頼りなさげで、やっぱりすぐにヘタレてきそうな予感。ダンパーの交換はかなり面倒くさかったし、結局設計自体に無理があるような感じなので、今度同様の症状になったときは汎用のダンパーを買ってきて、二本で支えるようにした方が良さそう。

2018年4月8日日曜日

ドラゴンクエストビルダーズ

 マインクラフトが一段落したので、ドラクエ版「マイクラ」でもある「ドラゴンクエストビルダーズ」を購入した。PS4で発売されたときに興味を持っていたが、この度Nintendo Switchに移植されたので都合がよかった。

 マイクラ同様のクラフト要素のあるサンドボックスタイプと呼ばれるゲーム。お手本でもあるマイクラをよく研究して作られているように感じた。どうしてもプレイヤーの想像力(創造力)頼りになってしまうゲーム展開に対し、ストーリー要素を付け加えることによって目標を立てやすくしている。
 住民も登場して町に住んでくれるなど賑やかだし、ドラクエで慣れ親しんだBGM、モンスターの登場が楽しい。
 ドラゴンクエストの第一作を舞台として、竜王との戦いにおいて行われる「世界の半分を与えるから仲間にならないか」というセリフで「はい」を選んでしまった世界というパラレルワールドにて展開していくのも良い。城塞都市メルキドから始まり毒に侵されたリムルダールや温泉から連想された溶岩の地マイラ、闇の世界となったラダトームなど、オリジナルの世界で遊べるのも感情移入しやすい。

 基本一人称視点で遊ぶことになるマイクラに対し、三人称視点となっているので戦闘などのキャラクターアクションが分かりやすいものの、クラフトに際しては置きたい場所にオブジェクトを置き損ねたり、余計なものを壊してしまったりという欠点もある。Lボタンを活用して精確に配置していくことができるのだが、慣れないうちはイライラが募った。
 本編ストーリーモードが楽しかったので自由に遊べるモードに手を出さず仕舞い。メルキドから始まり四つも町を再建することになったので、割と満足してしまった感があるからか。

 ボリュームも多く、クラフト系特有の次は何をしようか、これが出来たから今度はこれを作ろうなど興味や欲求が次々と湧いてくるあたり止め時を失いがちなゲーム。ここ三週間ほどはずっとこれに没頭してしまった。第二作も近々発売されるそうなので楽しみである。

2018年4月3日火曜日

Hi-Metal R 太陽の牙 ダグラム

 この所、Youtubeでヲタファや鋼有賀といったガンプラなどの紹介動画を見ていた。懐かしい思い出を呼び起こされながら、愛ある実況を楽しく見ているうちに物欲が呼び起こされて、勢いのまま「太陽の牙 ダグラム」のHi-Metal R版を購入してしまった。一万円近い出費。
 以前ダグラム関連のトイが欲しいなと思い、一番欲しかったのは当時変えなかった「1/48スケール デュアルモデル ダグラム」だったのだが、ヤフオクでもほとんど出品はなく、あっても高かったりで買えなかった。
 結局昔持っていた「1/72スケール デュアルモデル ダグラム」と「同 ソルティック」のジャンク品を安く落札。デカールがなかったりしたものの、まあ満足していたのだが、やはり1/72スケールのダグラムは小ぶりで所有感が低い。
 1/48スケールのプラモデルでも作るかと探したが、当時の思い出を取り戻そうとする同好の志が多いのかデュアルモデル同様値段が高く諦めていた(・・・嘘。テキーラガンナーだけ落札した)。
 そんなダグラム回顧な気分の頃にこの商品を見かけたのだが、似たような商品である「リボルテック ダグラム」と混同しており、あまり気にかけていなかった。
 なおリボルテック版はスケールが1/72と同等くらいと小さい(120mm)。秋葉原のヨドバシで実物を見たこともあるが、ケレン味たっぷりなスタイリングは好き嫌いがある感じで自分には合わなかった。
 んで今回久しぶりに持ち上がったダグラム回顧欲。関連トイを調べて「Hi-Metal R」版の存在を再認識した。確か「なんとか魂」シリーズの宇宙戦艦ヤマトを調べてバンダイのウェブサイトを眺めていた時に見つけたのかな。
 正直スタイリングはリボルテック版に似て劇中のダグラムに比べてスタイリッシュ。現代のトイなので当然ながら可動範囲は広い。大きさは若干大きめの160mm。造形については好みではないのだが、細かな部分が作り込まれているようでディスプレイモデルとしてもなんとか行けるかな?でも結局買うと満足してしまっちゃうんでしょ?など逡巡していた次第。
 それが今回のYoutubeによって衝動買いさせられてしまったのだから恐るべし。




散々迷っていた割に買うとなれば到着が待ち遠しくなる。Amazonなのですぐに届くのだが。段ボールを開けてびっくり・・・小さい・・・。もしや1/72と同じじゃないの?とデュアルモデル版と比較する始末。ディティールについては申し分ない出来映え。象徴的な逆三角形マークをはじめとするマーキング類もきれいにプリントされている。売りである可動範囲もなかなか素晴らしいが、手に取ると小さいのであまり動かして遊ぼうという気にはならなかった。なんか壊しちゃいそうでね。
 飾っておくにしては微妙な大きさなので、結局箱にしまって大事にとっておくことにした。嗚呼無駄遣いした。やっぱり大きいサイズじゃないと自分はあまり満足できない感じだね。この辺は人によるだろうけど。小さいサイズに詳細なディティールが施され、ギミックがふんだんに盛り込まれることによる精密感を楽しむ人もいるわけだし。本当これは好みなんだろうね。




 最後にデュアルモデルとの2shot。おもちゃっぽいけど、デュアルモデルも嫌いになれないのは過去の記憶からか。いじっていて壊れなさそうという安心感かも。