2012年12月26日水曜日

ゾンビUクリア

 ゾンビUをクリア(バッドエンドだったけど・・・)しました。感想としては、名作と言っていいんじゃないかなという出来映えでした。

 ストーリーについては数あるゾンビ映画やゲームと同じような感じで、突如起こったゾンビ感染。街に取り残された主人公が脱出を試みるというだけの、いたってシンプルなものだが、良い。
 何故良いかと言うと、面白いゾンビ映画のエッセンスを取り入れているから。

以下、
 ・主人公には隠れ家がある
 ・ゾンビが強い
 ・立てこもっていれば安定・・・なのだが、人間関係の軋轢で立てこもれなくなる
という要素を取り入れているから。

 つまりゾンビが強いんだけど、安定して生活できる場所が与えられ、しかし「人間」の手によってそれが崩壊してしまうってのがミソ。このゲームはそれが再現できているので、ゾンビものとして良い。
 バイオハザードではこれが出来なかったので、今やアクションゲームと化した。

 グラフィックは及第点。使い回し多し。暗闇ばかりできれいさを感じ取れない。水の表現が大したことない。結局PS3やXBOX360レベルの映像。逆に言えば暗闇ばかりなのでグラフィックは普通でも良しとしたか。

 操作性はイマイチ!
 WiiUゲームパッドを活かしたゲームを作るというのが開発コンセプトにあったのだろうが、面倒くさいことこの上なし。特にアイテムのやりとりが面倒。
 タッチパッドを利用してドラックドロップするのだが、感圧式というハードの特性からか鈍い。緊迫する戦闘中にアイテムをやり繰りするのがじれったくて怖さを増す、という演出なのだろうが、わかっていても面倒にしか思えないんだけど。
 またパッドによるセンサーを利用して暗証番号を探したりする場面もあるけれど、テレビと手元と視点を移動させなければならないので、これも面倒に感じた。
 ただしマップ画面およびセンサーがテレビ画面と独立して表示され続ける点は良かった。中盤以降、手元でセンサーが常にスキャンをし続け、ゾンビ達の位置を表示するシステムは、たまにゾンビ以外(カラスやネズミなど)をスキャンしてしまう所含めてよい演出。これが別メニュー別画面だと味気ないだろうし、緊張感も減ってしまう。

 ゲームのシステムとしてはローグ系と似ており、主人公はあっさり死んでしまうが、アイテムやプレイヤーのスキルは引き継いでいくため、徐々にプレイが洗練されていくというゲーム本来の楽しさが味わえるのが良い。
 またホラーゲームであったバイオハザードがアクションゲームへと歩んでしまった道を、2を見る限りおそらくデッドスペースも歩んでしまいそうな感がある中、ホラーという部分を強調したシステムにしたのは良かった。
 確かにFPSと同様の表現をしているし、銃を持てるのでアクション、シューターの方面へシステムを振りたくなる-爽快感もあるし-ところをあえて我慢し、地味な主人公の死にやすいシステムにした点は評価できる。
 単独で登場するゾンビに慣れるようになったら、複数のゾンビが登場するようになり、複数のさばき方を覚えたら特殊なゾンビを出してきたり、プレイヤーが上達するとさらに新たな難題を与えてくるというのはいいね。開発側がゲームのシステムを理解している証拠だ。

 オンラインプレイも適度なゆるさがこのゲームに良くあっている。非力な主人公が孤独に街を探索するのがほどよい恐怖感を醸し出しており、協力プレイやフリーメッセージが送れるといったシステムがないのも理解できる。

 またゲーム中盤にある保育園が、まんまホラー映画のそれで恐ろしかった。RECやダイヤリーオブザデッドというPOV手法を採ることで、臨場感を増す効果を狙ったホラー映画が一時期作られていたが、インタラクティブな点でこのソフトはそれらを越えた。
 逆にインタラクティブだからこそ、プレイヤーが腕を上達させることで簡単に乗り越えてしまえるという点はあるのだが。

 総じてこのゲームは新規に作られたIPとしてはなかなかの出来映えであり、今後も語られるに値する名作だったと言える。ソフトの立ち位置がコンセプトとゲーム性のバランスをうまく取っている。
 発売したばかりのWiiUでリリースしたためセールスは振るわないだろうが、是非この作品を丁寧に掘り下げていただきたいものである。
 まったく同じことはできないけれど、XBOX360やPS3にも移植して、ユーザーを増やして欲しいなぁとも感じる。

2012年12月21日金曜日

NewスーパーマリオブラザーズU

 とりあえずクリアした。スターコインはまだほとんど取れていないので、完全クリアはまだまだだが。感想としては、もう普通のNewマリオだったなとしか言いようがない。

 スーパーマリオシリーズは、上級版という位置づけのマリオ2以外新しい味付けがあり、キャラクターと基本部分は同じものの、別のゲームと言ってもいいくらいだった。
 それに対してNewマリオシリーズはどれもステージとギミックが変わっているだけ。そんな印象が強くなってしまった感じ。売りの部分である同時プレイはNewマリオWiiで実現しているし、せっかくのHD画質も2Dマリオではほとんど無意味だし。
 もちろんグラフィックがきれいに、緻密になったなとは思うが、マリオの世界自体が、絵本のような描かれ方をしているので、その恩恵はあまり受けられていない。

 原因として今回のNewマリオUは、Wii版をMiiでもプレイできるようにしました、というのが開発のスタートラインだったことによる。これはゲームキューブで開発していたゼルダの伝説トワイライトプリンセスを、急遽Wii版として発売した時に似ている。
 もちろん高画質にしている点などから、バイオハザード0やエターナルダークネスと同じ経緯と言えばいいのだろうか。

 パッドプレイとして「バディプレイ」を搭載。WiiU独自の機能を入れているが、これもマリオギャラクシーなどのアシストプレイとやっていることは変わらない。ポインタで助けるか、パッドの画面をタッチするか、という違いである。
 結果としてマリオ3のファミコン性能を超えたと言うべき多彩な進化や、マリオワールドのような、まさにニューハードとも呼べる映像と音の革新までは至らず、どうしても地味な感は否めない。半年前に3DSでNewスーパーマリオ2がリリースされたのでなおさらだ。

 Miiverseとの連携。これは上手くいっていると言える。特にミスした場面でいろんな人のコメントが表示されるあたりなどは、ゲームを通して不特定多数の人とコミュニケーションしている感じにさせられ、共感を得たりクスリと笑えたりと面白い機能だ。
 またテキストだけでなく、パッドを活かして簡単な絵なども送れるので、文章だけでは味わえない暖かみも感じさせる。
 こればかりは据え置きであり、ネット周りを強化したWiiUだからこそできた機能だ。つまり携帯ゲーム機の性能向上や、スマートフォンやパッドの登場に対して、据え置きゲーム機のあり方とは何ぞや?という任天堂の答えなのだろう。
 ネットワークを使った対戦、協力プレイをさらに推し進めたソーシャルネットワークの構築。これが任天堂の回答であり、だからこそとてつもないハード性能よりも、手書きのイラストを送りあえるようなゲームパッドを開発したわけだ。確かにキーボードよりは手軽だし、前述した通り暖かみや人間性を受け止めやすい。

 とは言うものの、個人的にはやはり地味な作品だったという感想を覆すには至らない。Wiiが発表された時に見たマリオギャラクシーのようなワクワク感、冒険感、そうしたものは一切ないからだ。BGMも控えめだし。
 いつものようにギミックを乗り越えて、旗を目指すという定番な展開。ついに対戦となるクッパもNewマリオWiiと比べても演出は少なく、あっさり倒せる。これだったらマリオ3Dランドのクッパ戦のが迫力あったなというくらい。
 とにかくすべてが地味にまとまってしまっていて、おっ!と思わせるものがない。
 確かに定番だから、任天堂のマリオだから、つまらないと言うことはないし、ミスをすると「悔しい、もう一度」とはなるけれど、それ以上の感動は受け取れない。
 果たして5年ぶりの新ハードの第一弾として、こんなので良かったのか?とは多くのユーザーも思ったのではないだろうか・・・。

2012年12月17日月曜日

ゾンビU

 まだクリアしていないので、序盤の感想。
 雰囲気や簡単に死んでしまう緊張感など、この手のジャンルが好きならかなり面白い。ただし最新ゲーム機のゲームという感じではしない。
 暗闇を歩くばかりなので目を見張るような驚愕のグラフィックなどは望めない。またトランシーバーから送られてくるメッセージに従ってミッションをクリアしていく方式や、海外ゲーム特有の翻訳文表示などと相まって、バイオショックを思い出してしまう。
 バイオショックも良いゲームだったので、悪い印象はないけれど。

 今回huluで「WalkingDead」を観ていたこともあり、よけいに世界に引き込まれた。バイオハザードが売り上げを求めてアクションゲーム化していくのと逆行し、サバイバルとホラーに主軸を絞ったのは、このゲームをより個性化させている。
 もっとも映画のゾンビものが大ヒットしないのと同様、このジャンルは人を選ぶので、売り上げ的には大したことがないだろうことも予想できるが。

 売りであるゲームパッドとの連携については、使い方を模索してみましたという感じ。Wiiリモコンしかり、こうした体感式の操作法が楽しいと思える人には良いだろうが、面倒なだけと感じる人もいるだろう。私は後者である。
 より緊迫感を深めるとは思えず、ゲームとして有効だとはあまり思えなかった。

 逆にいたれりつくせりのゲームとは違って、まるでプレイヤーを突き放すかのような、説明の少なさや死にやすさなどは、死の世界に放り出された感を強く醸し出している。
 「デモンズソウル」のようなメッセージ機能もあるようなのだが、残念ながらまだ私はメッセージを書くアイテムを手に入れてないので試せない。しかしシステム的には孤独な世界への消極的介入という点で良さそうに思える。

 現在一つ目のミッションが終了し(うまく脱出ができなかったが)、ゾンビの襲撃を受けて、大量の犠牲者を出しながらなんとか乗り切ったところ。
 何しろ説明不足で意味不明な所が多いのだが、まぁ仕方ないかと諦められてしまうくらいうまく世界を構築しているのはすばらしいと思った。

2012年12月10日月曜日

WiiU

 なんかブログを何年もの間、毎日更新している人ってすごいよね。最近面倒いなぁと思ってたら、なんと8月ぶりの更新になったわ・・・。その間いろいろあったんだけど、まずWiiU。

 発売日購入しました。ゲームハードを発売日購入するのはあまりないのだが、3DSに引き続いてです。当然新規ハード立ち上げ時はあまり遊べるソフトもないんだけど、Wiiと互換性があるので、ドラゴンクエストXが遊べるからいいか、という感じ。正直ロンチタイトルは特に目立った物がないのは事実。
 夏に3DSで発売されたばかりのNewマリオも、Wiiの発表時に出ていたマリオギャラクシーのようなインパクトはなかったし。ゾンビUはよさげだな、と思ったもののそれ以外はマルチばかりだからね。PS3、XBOX360持っている人が乗り換えると言うことはないだろうな・・・。
 モンハンもやっていないし、WiiでMH3やった限りでは私には合わなかったし。で結局ソフトはゾンビUと、消去法でNewマリオUの二本を購入しました。

 箱あけて感じたのは、Wiiの時のようなスマートさがなくなったことかな。外箱は同じような感じだが、内箱がただの段ボールになっててさみしい。Wiiの時はこれが水色になっていて、白いWii本体のすっきりさと相まって、スマートに感じたものだが。
 パッドには好印象。思っていた以上に軽かった。ただしちょっと大きすぎるかな?ただし実際に使ってみるといろいろ使いにくさも感じる。
 大きさ重さは大丈夫なんだが、スティックが軽すぎて敏感に反応しすぎる嫌いがある。またボタンや十字キーの感触が悪い。DSiLLのようなカチカチ感のあるボタンがよかった。あと慣れの問題なのだろうが、スティックの押し込みはやりにくい。

 一番問題だなと思うのは、やはり設定完了までの手間の多さだろうな。もはやゲーム機ではないなぁと呼べる代物になっている。
 アップデートに時間が掛かるのは、他のゲームをやりながら待っていたので問題ないが、WiiUのゲームをやりたい!という一心だった人には相当長く感じるだろう。
 また初期設定も多く、パッド、Wiiリモコン、ネット接続、Wiiからの引っ越し等。一度設定してしまえば終わりとはいえ、お手軽感はまったくなし。しかもニンテンドーネットワークIDとクラブニンテンドーIDの違いがよくわからず、少し悩んでしまった。
 同一メーカーからの同一サービスで複数のIDが生じることは弊害としか言えない。Windows等とLiveというサービスで統一しているXBOXは先見の明があったな。

 結局ソフトを利用できるまでに1時間以上掛かってしまい、途中のわかりにくい部分などを考えると、とても子供じゃ使えない感じはする。
 もっとも今時のPCだって、昔のPCに比べれば電源ONですぐ使えることはないし、その後の利用性との引き替えなのだから仕方ないのか。

 ゲーム自体は予想通り感動するほどのものではなかった。2Dマリオがきれいになっても、・・・だからどうした?レベルでしかないからな。
 ゾンビUはひたすらに怖かったのでこれは良し。洋ゲー特有の突き放し感が、なんとも言えないけれど。これゲーマーじゃないと遊べないんじゃないかね・・・。どうしてもマリオの説明過多とも呼べる演出とのギャップに苦笑してしまう。

 ドラゴンクエストXがくっきりと見やすくなったのはいいね!いままでD端子でAVアンプ経由でHD表示させていたのだが、あきらかに見やすい。
 文字などが読みやすくなったし、発色もいいのでグラフィックが向上したのかと錯覚する。ただしバーチャルコンソールをやったらそれほどでもなかった。Wii専用タイトルだときれいになるのかな?検証は落ち着いてからやってみるか。

 なお二回フリーズした。電源スイッチ長押しが無効というのはどうなんだろう。
 1.ゾンビUを終了させてホーム画面に戻ろうとした時
 2.Newマリオで説明書を読もうとしたら、読み込みエラー発生。再び試したらフリーズ。
と、別の状況で起きてしまった。ソフトの切り替えに関して何か問題があるのだろうか?
 また期待していたニコニコ動画再生ソフトがつながらないのは残念。接続環境を変更すればつながるかもしれないそうだが、パッチが開発されているというし、現状他のソフトは問題なので、しばらく待ってみるか。

 ファーストインプレッションとして総括すると、意外と出来の悪いハードだなという所。任天堂が何度もダイレクト放送をして期待を煽ってきた割には、あまり革新的なハードだとは思えなかった。売りのパッドもまだ未知数で、確かにマリオをベッドでも遊べるのはよかったが、それって3DSでも普通に出来るわけで、対応ソフトが増えないと利点を感じられない。
 またミーバースやブラウザなどのネット機能との連携については、ソフトからの切り替え時間が結構かかるので、あまり積極的に使おうと思えなかった。ただつぶやくだけだし、ユーザーが多すぎてメッセージの重要性が少ないし。
 ゾンビUでも似たような機能があるようだが、デモンズソウル(ダークソウル)のサインみたいな使われ方を、いろんなソフトで行ってくれるなら楽しめるかも。等々、現状では任天堂の言っていたことはあまり実現できてない感じ。
 コミュニティの構築をしたいのであれば、ニンテンドーランドを何故インターネットプレイ対応にしなかったんだろう?と思う。あのソフトなら同時プレイでフレンドを作って楽しめただろうに・・・。

 本体価格2万5千円で、あの小さな筐体に詰め込んだ挙句、パッドへの遅延ない送信。こうした問題をクリアさせるために、大きな物が犠牲にされているのだろうと実感させられてしまうハードだとは思う。あとは今後発売されるであろうソフトでどれだけ挽回できるか・・・だな。

2012年8月8日水曜日

ドラゴンクエスト10

 期待の新作「ドラゴンクエスト10」。発売一週間たって、昨日はサーバー落ちになるなど、人気は上々のようです。実発売本数はこれまでのシリーズに比べて落ちるのでしょうが、遊んでいる分にはとても満足できてます。

 もっともオンラインゲームなりのシナリオ構成なのは事実。「普通にストーリーを楽しめます」という割には情報収集からの任務達成という流れは少なく、一定のムービーを見るだけで情報収集完了。定められた場所でボスを倒して終了。こんな流れが多く感じます。

 とは言えオンラインであることの長所もあり、やはり血の通った仲間と遊べるのは楽しい。決められた台詞を喋るだけでなく、くだらない冗談を言い合えるのはいいよね。
 現状、獲得できる経験値に比べて、敵は強めに設定されているので、仲間同士で助け合いながらプレイしなければならないあたりも、よいバランスだと思う。
 例えば「猫島」のボスではとても苦労したのだが、レベルアップに頼るだけでなく、戦い方の模索、プレイヤーの位置の調整などで撃破できたときは、よく出来てると感じた。特に前衛の戦士がモンスターを押し込むことで仲間を守るというのが良いね。

 ひとつ気になるのは、これまでの常識と違うMMORPG特有の職業構築に対して、長年ドラクエで親しんできたプレイヤーが理解できているのか?というもの。
 これまでドラクエの戦士と言えば、攻撃速度は遅いものの、力は安定して一番だった。実際両手大剣や斧など、その威力がイメージされる武器が多い。MPを使用する呪文に比べても大差ないどころか、むしろ上ということも。

 しかし今作では武器によるダメージはさほどではなく、呪文の方が効果的になっている。これは前衛=壁(ディフェンス)、後衛=攻撃(アタッカー)になっているようで、これを理解している戦士たちは、戦闘中ボスを押し続けて守ってくれるのに対し、これまでのドラクエ的手法に従っている人は相手の攻撃を避けようとして壁の構築をせず、ダメージソースの後衛が崩壊するということが多い。
 この辺説明して守備を固めて欲しい所なんだけど、いかにもな戦士(斧もったオーガーや、格好いい気取りのウェンディ)などに、お前はボス押してろよ、なんて言いにくい(苦笑)。

 またプレイヤー間のコミュニティが構築しやすいシステムもいいね。サーバー間関係なく仲間に誘えたり、チャットできたり。「同一サーバーで始めないと遊ぶことができない」というルールがないのは快適。もっともこれが原因か、チャットシステムが不具合を起こしているのは残念。

 今後少しずつ内容が充実するようで楽しみ。とりあえず先日購入したマリオもファイヤーエムブレムも手つかずになってます。

2012年7月31日火曜日

3DSLL

 ニンテンドー3DSLLを購入した。ニンテンドーダイレクトで情報が発表されて、すぐに予約してました。

 DSiLLも購入経験があり、大画面の良さを経験済み。また既存のゲームについても大画面になると楽しさが増すことも実感していた。ドラクエ9、ファンタシースターZERO、世界樹の森などなど。
DSの時は投げ出してたソフトも、再プレイしてエンディングまで持って行けた。※ドラクエ9は追加シナリオな。

 購入後の感想は、画面馬鹿デカ!!

 上の額縁部分(?)が狭くなっているので、液晶画面がより大きく見えるのが原因。しかしパッケージの箱は小さくなり、中身も本体しか入っていないと寂しい感じ。本体も各部分(とくに3Dスライダー)が安っぽい作りで、コストカットのために仕方なしとは言え、いかにもチープなのはどうなのか。市場じゃ売れないんだろうが、2万5千円で3DSのような高級感が欲しかったかな。

 いくつかソフトを起動して、3DSとLLとで見比べてみた。
 3DSはドットピッチが小さいので緻密感があり、それが高級感につながっている。逆に3DSLLは間延び感があって、ガワの安っぽさもあり、質は低く見えてしまう。何というか、安いアジア製のパチモンという雰囲気があるな。
 しかし実際ゲームをプレイしてみると、やっぱり画面の大きさは正義で、ゲームの楽しさが純粋に伝わってくるし、遊びやすい。
 コレクション向け、あるいは所有感を満足させるためには3DSが勝り、実用重視な人にはLLがいいのかなという印象。

 「社長が訊く」でも話題となったスピーカーだが、音質については違いはあまり気にならなかったものの、音量は大分小さくなった。元の3DSでも音量が小さいと感じていただけに、ここは残念な限り。

 専用の充電スタンドは、材質がペラくなって安さを感じさせる。別売りにして1000円も取るんだから、もう少し気を配ってくれてもいいのに。本体の材質が変わったから、昔のような固い素材だと問題があるのかな。

 DSソフトの表示具合も大体3DSと変わらない。ただし画面が大きくなったことでドットバイドット方式で表示させた場合に、大きく表示されるようになったのは利点か。もっとも私はぼやけが気にならないので、ドットバイドットは使わないけど。

 3DSLLを買ったことでいい気になって、ソフトをいくつも購入。

・Newスーパーマリオ2
 ワールド2までの感想。コインがたくさん出る所以外は前作と全く一緒。
 スーマリなのでそれで充分楽しいのだが、マンネリ感は相当なものだ。
 多分WiiUのマリオも中身はどうであれ期待感は下がるだろう。

・ファイアーエムブレム覚醒
 第四章までプレイ。お人形さんの紙芝居と、台詞にあってない短いボイスに苦笑。
 ゲーム内容も本当オーソドックス。ファン向けなのだろう。

・スターフォックス64 3D
 思ったより立体感はない。グラフィックもローポリゴンであまり綺麗に感じない。
 ゲーム内容もほぼ前作と同じなので、目新しさはないかな。
 当時は感動したシーンも今では薄らいでしまい、売れなかったのが理解出来る。

 既存のソフトではバイオハザードリベレーションズが好印象。手間を掛けたグラフィックが大画面のため引き立ち、再プレイし始めてしまったくらい。カルドセプトは特に違いを感じられなかった。

 ちょっとネガティブな意見も多いかとは思うが、実際は充分満足。やっぱりプレイする分には大きな画面の方が楽しいから。

2012年7月18日水曜日

安定して勝ててるよ!

 カルドセプトです。

 前回、火のバルキリーブックについて話したが、その後も中々安定しており、一位争いに加わり、勝てなくてもボロ負けになることはほぼなくなった。
 しかし他の人も援護ブックの強さを実感し始めたからか、バルキリー+バーンタイタンのブックが多く見られるように。そこでまた新たなブックを考えることにした。

 新ブックのキーカードは「ティラニー」。これはHP30以下のクリーチャーを全部マヒさせるという凶悪な物。まあ以前あったスカルプチャーに比べればかわいいものだが。
 ※スカルプチャー=HP30以下のクリーチャーを全部スタチューにする!!
 バルキリーを始め増加中の援護ブックをきりきり舞いさせてやろうというコンセプト。以前も森走りブックを見た時考えていたのだが、肝心のティラニーが一枚しか無く、ブック構築を断念したコンセプトである。

 次いで「アバランチ」「エグザイル」を投入・・・。したがこれはさすがにやりすぎであった。ティラニーが刺さると、当然該当クリーチャーは入れ替え、移動などが行われ、土地のレベルアップが遅くなる。そのためアバランチを決めるためのLv5土地が出にくい。
 一発決まれば格好いいが、空白となったLv5土地を自分で確保できるわけでもないので、アバランチはやめることにした。
 さらにエグザイル。マヒ呪いでエグザイルの条件を満たすことが出来るが、森ではサクヤ、グリマルキン。火ではバルキリーと、召還コストつき援護クリ多し。せっかくマヒがついていても排除できないので無意味となった。理論と実践の違いを強く感じる。

 なお今回のブックは「水」で構築した。
 拠点に使えるクリーチャーは、HP40以上が多いので、ティラニーとよく合うため。特にアプサラス、シーボンズなどは、アイテム無しでも防御に優れている。しかし強すぎるが故に警戒されるのも事実で、上記クリーチャーが手札に出ただけで、まわりの雰囲気が一変する(ネットだからわからんが)感じ。実際に置かれた場合は集中攻撃を受けることもしばしば。その悪影響はばらまいただけの他クリーチャーにも及ぶので、ネット対戦においてやたらとヘイトを貯めるのはよくないと考えた。

 そこで今回主力拠点に採用したのは「ボジャノーイ」。ボジャノーイは即死率80%の先制攻撃をもっている。そのため大部分のクリーチャーでは落とすことができないのだが、アプサラス、シーボンズの影に隠れて、意外と見過ごされやすい。
 二つ目の拠点候補として「ダゴン」。これは純粋にHPの高さを重視。配置できれば応援効果も見逃せない。また水ブック同士被った時も、意外と見逃してくれそうな気がする。

 ばらまきクリーチャーとして「フェイト」。一枚ドローがいい感じ。ダゴンやコロ助と合体できればラッキーの「ブラッドプリン」。アタッカーには「ドルール」。グレアム多めで勝負する。水アムルなども入れてみたが、結局グレアムで充分な感じ。

 大抵四人対戦すると、一人は水ブックと被る。これは火ブックとの大きな違い。しかし笑えるのは水土地をお互いに取れないケースが多いこと。ダムウッドの水(森)土地には分岐という重要なブロックがあるので、他色のセプターも確保しにくるからだ。
 そこで「シンク」は多めの三枚投入したが、これは無駄になっていない。実際元々水土地じゃなかった土地を拠点にすることが多い。
 肝心の「ティラニー」だが、成功率はまあまあといった所。三連鎖くらいは確実にとれるので、ドルールを手札に持っていれば、いつでも屠ることが出来るのだが、やはり机上の空論通りにはいかないね。土地は取れずとも援護ブックに対して十分な効果はあるね。

2012年7月16日月曜日

まさかの三連勝

 カルドセプトが楽しくて、ずっとランキング戦をやっている。とは言え、実力セプターや回数を多くやっている人には到底敵わない、ボンクラプレイヤーではあるのだが。

 そんなボンクラプレイヤーが、何とこの土日で三連勝!!我ながら快挙。それまで最下位はほとんど無いものの、なかなかトップにはなれなかったので、勝ちが続くと非常に嬉しいものですな。
 一度勝っただけで勝利を反芻して、あの時のあれがよかったなぁ・・・ぐふふ。なんて一人ほくそ笑んでいたのが、なんと三連勝なのだから、たまにしか書かないブログに書き込んでしまうのも致し方ない所。

 三連勝を果たしたブックは「火」ブック。前回のブログで言ったとおり。当初、関羽将軍を中心にしたブックを組んでみたが、なかなか安定しなかった。意外とSTの伸びが芳しくなく、結局武器を持って攻める羽目に。一方守りは道具が使えないせいでいまいちパッとしない。

 他に・・・と目をつけるが、世間でお勧めされるドラゴンは配置制限の重さに比べ、守らせた場合、先制40とワイバーンレベルのステータス。だったらバ=アルの方がいいんじゃないの?と思ってしまう。
 今回ランキング戦のダムウッドは、四人でやるには若干狭いステージなので、コンジャラーからの召還は決まらない確率多し。なので素でバ=アルを入れてみたが、火領地1+生贄は重くて主力にはなれない。
 他にないのか・・・と探しHP50のカトプレパス、サラマンダーをピックアップ。しかしサラマンダーは関羽と同じく防具使用不可。カトプレパスは悪くないが、意外と攻め味は遅く、一回で決めきれないし、守りに関してはHP50以外の好要素が見あたらないので保留。

 次にこれかなと思ったのがマーネス。バイタリティーを掛ければHP80。しかし領地コスト無しなので天井無しでは怖いスペル多し。昔のカルドでは領地呪いなんてあまり見かけなかったが、今回は詠唱後カードを一枚ドローできるスペルが増えたので、結構こうしたカードを入れている人を見かける。さらに戦闘では落としにくい、ボジャノーイ、アプサラス対策で、テレキネシスを一枚入れているブックも多い感じなので、重要拠点にはランドプロテクトがどうしても必須だ。

 結論。火はダメだ・・・。

 その後少し考え直して、森ブックの援護クリーチャーが地道に強いと思い直す。火には思いの外援護クリにいいのが集まり、バラマキに最適の安いシャラザード。能力が変化するソン=ギョウジャ。援護つきで先制のバルキリ-など、使い勝手の良い援護クリ揃い。
 で、今回はシャラザードとバルキリーを採用してみた。狙いとしてはシャラザードばらまきからのランプロバルキリーが拠点。援護の餌として、バーニングタイタン、コロッサス、さらにフレイムロードを入れる。

 結果、まさかの三連勝!である。
 勝因としては、水のアプサラス、ボジャノーイ。森の援護クリに比べ、その能力の高さに比べてバルキリーは後回しにされやすいこと。またいいのか悪いのか分らんが、火はコスト高めのクリが多いので、序中盤で自然と低順位になりやすく、妨害の対象から隠れやすい。つまり天然ステルスということ。
 また援護クリとコロッサスは攻めにも転じれるのが良い感じ。

 もっとも援護クリはHP30と低いので、そのままでは強気になれない。しかしお手軽に強くて、アイテムがなくなるケースが少ないのは良いね。

 そういえば最近、森ブックをあまり見かけなくなった。代わりに火と風がよく被る感じ。純粋火、風ブックはそれ程多くないけれど、他の色と絡めて多し。ドリキャス、XBOXと風は不遇で、あまり見かけなかったのに、今回はうまく調整されたのが良かったのかな。
 森は援護クリとサクヤによる連鎖構築で、地味に強い印象だが、ダンピールというアンチクリーチャーが思いの外いやらしいのかも。

2012年7月10日火曜日

カルドセプト ランク戦初勝利

 かねてより楽しみしていた3DS版カルドセプトが発売された。任天堂が「カルド・セプ子」なる新キャラクターを作って、初心者へ間口を広げようとしていたこともあり、初回販売で二桁いくかなと思っていたが、5万本程度。これまでとそれ程変わらない数値にちょっと期待はずれだった。

 ゲーム内容は一番ルールのしっかりしているセカンドのリメイク。初心者向けの仕様はほとんど試すことなく遊んでいるが、カード収集を楽にするマーケットなどの機能があり、とても遊びやすくなっている印象。
 携帯機ということもあり、手軽にちょいちょい遊んでしまう。もっともAIとの一戦も30分くらいかかるゲームなのだが。

 そんなカルドセプト。やはりメインは対人戦である。しかしネット対戦に関して深刻なバグがある。
発売当初はマッチングしても対戦部屋に移行せず切断が相次いだ。最近は対戦できるようになったものの、フリーズバグは相変わらず残る。どうやら特定プロバイダー経由だと、回線落ちが頻出するらしい。
 対戦中誰かが落ちてしまうことは他ネットゲーム含め仕方ないが、今作はその後AIに切り替わるはずのプレイヤーがうまく切替え処理できず、チャットなどの入力が出来るものの、ゲームが進行しなくなってしまう。これ仕方なしと強制切断するとネットワークステータスが悪化し、それによってマッチングが出来なくなってしまう要素をはらんでいる。
 自分が落ちた訳でもないのに、強制切断せざるを得ないのに、ステータスが悪化してしまうのは大問題。任天堂は早めに修正プログラムを配布して頂きたいものだ。

 そんな中、ついにランキング戦がスタートした。上位にランキングしたいという大それた希望はないが、ビギナーでは初心者が多くて物足りないだけに、真剣勝負となるランキング戦はやはり楽しい。これまで4戦0勝。2着2回、ビリ1回。フリーズ1回。

 ビギナーでは必ず遭遇したアプサラス水ブックが意外と見あたらず、やっぱりというか森の援護ブックが強い感じ。またプレイ後セプタータグを見ると、勝っている人はやっぱりランクポイントも高い。
 ビリになったゲームはまったく歯が立たなかったけれど、2着になったゲームはかなり接戦だった。しかしどちらも1位に対してスルーするプレイヤーが多く、また妨害スペルも必ずしも1位を狙っていないというのがもったいない。
 タグを確認したらそういった人はランクポイントが低かったりした。こうした周りのプレイヤーの行動が、総合順位に影響するのは楽しい。

 今回ランキングが行われているのはダムウッドの森という、狭めのマップ。分岐も少ないので、踏み合い殴り合いの発生が高いマップである。現在の各属性のメタはこんな感じか。

・森
 援護があるので、殴り合いの消耗戦になった時、アイテム切れがない
 足を多めに入れて、逃げ切ろうとする作戦に出る人多し
・水
 意外に当たっていない。ビギナーで被りすぎたのが原因か。
 侵略が不得意なので、被った時は悲惨なことになりそう
・風
 これまでほとんど見られなかった風が、強化されて今作ではメジャーに
 しかし被るとテング、ナイトフィーンド、ガルーダ等、壮絶な殴り合いになるか
 水よりも被った時は悲惨になるのではないか

 上記より、私は火を選んでブックを構築した。火も風のような被りの殴り合いはあり得るのだが、テングに比べればマシ。むしろ被ることでファイヤードレイクが強化され、他属性に対してプレッシャーになるし。

 最初は関将軍でブックを作ってみたけれど、案外強くならなくて破棄。というより重いくせに守れないのでちょっと使いにくく感じた。
 また過去の勝負を振り返ると、やはり森の地味な走りブックが強い。ランプロかけた援護クリにマジックブーストという簡単な作戦。一人で森ブックにシャッターとか掛けてたけれど、焼け石に水で二着だったし。走りブックが強いということを存外気に掛けない人が多くて辛い。

 なので今回は完全に対策ブックにした。マジックブーストで援護クリ拠点ならば、まず間違いなくランプロを張る。そこでエグザイル・・・うまく行くかな?さらにランプロなしにはイビブラで・・・と思ったが、さすがにコストが重くなりすぎるのでこれは他プレイヤー頼み。
 侵略の要にはカトプレパスを採用してみた。今回は毒が強いしね。

 途中、妨害したりで3位4位を行ったり来たりだったが、おかげでよいステルスになったみたい。他三人が牽制し合う中、一気にレベル5土地をつくって勝利できた。
 予定のエグザイルも大成功。もっとも森ブックでなく、他のプレイヤーに使ったのだが。またセプトがいいキーカードとなってくれて、相手のテレキネシスやランドトランスといったカードをパクれたのは大きかった。
 思い返せばドリームキャスト時代はメズマライズ4枚積み基本だったわけだし、即発動できないにせよ、相手の思惑を潰すには大事なカードだよね。

 それにしてもプレイ中はアドレナリンぶりぶり、体中ぽっかぽか。かなり緊張しながらの戦いでした。やはり真剣勝負は楽しい!

2012年6月6日水曜日

WiiU

 各社E3の主要カンファレンス終了。一番期待していたのは、新ハードのWiiU。月曜日のニンテンドーダイレクトで見知った情報によれば、メーカーがTwitterなどをサポートした感じのネットサービスは良さそう。また任天堂はこれまで頑なに知り合いとしか交流しにくかったのに対して、見知らぬプレイヤーとも遊べそう、輪を広げられそうな所は改善点だ。

 小さい子供への配慮も大事だろうが、携帯電話やインターネットがこれだけ普及した世の中では、もはや任天堂だけが後生大事に閉じたネットワークではいられなくなったという証左だと思う。まあドリームキャストの頃のセガBBSみたいにならないことは祈ろう。WiiU起動時にいきなり「Fuck」とか手書きで出てきたら萎えるな。
 WiiUに期待することは、任天堂独自の「面白いゲーム」に限らず、これまでXBOXとPS3にしか展開されなかったタイトルのマルチ展開なのだが、これについてはあまり言及されることが無くいささか残念。新ハード展開時にマルチソフトが発表されても、ということだろうが。
 またグラフィックにおいてはXBOX、PS3とあまり変り映えしないようにも思えた。ここ1,2年はいいかもしれないが、5年後は大丈夫なのだろうか?多くのWiiユーザーなら心配になると思われる。

 昨年のE3ではエレクトロニックアーツを迎え、発売前のバトルフィールド3などを紹介していたが、今回はまったく触れられることもなかった。もしここでWiiU版BF3が紹介され、マルチで64人対戦が出来ますなどとあれば、少なくとも現状の機種よりは性能が上だと具体的に分るのだが。
 そういった点においてはソフトラインナップや説明が十分だったと思えず、大丈夫かな?と思われても仕方ない発表だった。

 またWiiが発売された時の分りやすさが今回のWiiUには不足している。
 テレビ画面とパッド画面で非対称性のゲームが遊べるというのは面白そうだが、同じ部屋で複数人が集まった時以外はあまり価値を見いだせない。ネットゲームであれば、プレイヤー同士が別の画面を見ているのは当然だし。
 これを売りにした「ニンテンドーランド」では、その面白さについて説明を聞くより、是非実際にプレイして下さいとアピールしていたが、この台詞はどっかで聞いたことのある言葉だよね・・・3DSの立体視だな。

 開発映像でもいいから、ニンテンドー64が発売された時のように、マリオカート、ゼルダ、スターフォックスなどなどが、驚愕のHDグラフィックで動いている映像のラッシュ!なんてのがあれば、全然印象が違っただろうにと、いささか不満な内容だったかな。

最後にソフトラインナップ見ての個人的買いリスト。
 ・ピクミン3 まあ、これは鉄板
 ・マリオU これも外すことは出来ないな
 ・エイリアン 日本で出るかね?
 ・ゾンビU これは大々的に発表してるから日本で出るかな

もしかしたら買うのが、
 ・レゴ レゴシリーズ絵は綺麗だし動きもいいんだけど、典型的な洋ゲーなんだよな
 ・フィットU 余裕があればかな

残念賞が、
 ・マスエフェクト3 デッドスペース3だったら買うんだがな
 ・バットマン スパイダーマンなら買うんだけどね
 ・アサクリ 箱庭ゲーム苦手なんだよな

2012年5月22日火曜日

悪魔城ドラキュラHD

 三月末急にリリースされた悪魔城ドラキュラHD(PS3版)にここの所ずっとはまっている。このゲームは一年以上前にXBOX360でリリースされていたもので、その移植版だ。内容は全く一緒で、何でここまでリリースが遅くなったのか意味が分らない。
 悪魔城シリーズ自体、ファミコンの頃よりは人気が落ちているとは言え、根強いファンがいるし、特に日本ではXBOXよりPS3の方がユーザー数は多いので、なおさら理解不能。恐らくマイクロソフトとの契約でXBOX先行リリースなどの優遇がなされていたのだろうが、こうしたファンをないがしろにした展開は残念でもある。
 もっとも発売すらされないソフトに比べればマシなことは事実なのだが。

 マルチプレイが楽しく、11ステージと少ないボリュームなれど、繰り返し遊んでしまう。ハクスラ風のアイテム収集要素があるのも繰り返しプレイを飽きさせない作り。一期一会のパーティで遊んでいく辺りは、昔PSOにはまった時を思い出させる。
 ただし発売して二ヶ月にもなるのに、バグが放置されているのはいかがなものか。パーティ検索で「ノーマル」「ハード」の区別がされないとか、BGMがうまく再生されないなど、ちょっとした修正で直せそうなものも多いのに。

 悪魔城つながりで、以前購入したものの放置していたキャッスルバニアを再プレイした。しかし30分くらいプレイして再び投げてしまった。
 初回プレイした時に感じた「操作性の劣悪さ」は、ステージが進むにつれさらに劣悪に。いちいちチュートリアルで説明しなければ動かすことのできないキャラ操作。カメラ位置すら自由に操作できない一昔前の一本道ゲーム。
 秀逸なアクションゲームから、見た目のスタイリッシュさだけを追求したものに変わっており、別にこんな悪魔城はやりたくもねーな、と多くのファンは思ったのではないだろうか。中古で1000円くらいで購入したのだが、まあ仕方ないよなと思う。

2012年4月17日火曜日

バトルシップ

 去年から予告編を流していた映画だったので、早速観に行ってきました。もう突っ込んだら負けという作りだったので、突っ込みはありません。
 鑑賞中の感じは「D-Wars」を見ていた時と同じ雰囲気で、物語の途中で不覚にも寝てしまったのも、「D-Wars」と同じだったなあという所です。

 中学生の頃に友達と流行った「海戦」ゲームをモチーフとしたとのことです。言われてみればレーダーに写らない敵を倒す辺りにそれがいかされてたのかも。

 ストーリーに関してはあえて何も言うまい。いかにもなBGMを背景にドヤ顔で登場するシーンが満載で辟易することこの上なし。あまりにもそんなシーンが多すぎて、製作側の「ここは笑ってください」みたいに感じられ、せっかくの素材もシチュエーションもすべてぶん投げてしまう辺り。
 多分この映画の制作費の10分の1くらいで日本の大作映画が撮れるんだろうなあとしみじみ。

 予告編で釣るのもこれくらいにして欲しいなとは思いました。

2012年3月20日火曜日

機動戦士ガンダム

 この所ガンダム漬いている。

ギレンの野望 ジオンの系譜
 まずこいつから。先日の大戦略熱がこじれて、ギレンの野望をプレイしたくなった。
 最新作はアクシズVというソフトらしいが、PS2版もあれど基本部分がPSPで作られており、デモシーンはすべて一枚絵とのこと。ちょっとイマイチか。
 PS1のジオンの系譜なら持ってるしと思いつつヤフオクをながめていると、DC版がなんと280円。思わず買ってしまいました。
 PS1時代に何度かクリアしたこともあり楽勝だと思っていたら、アバオアクー攻略前にしてジオン驚異のメカニズム襲来。結局第一部を判定敗北という有様。
 第二部は時間制限もないのでじっくりプレイしてジム改の生産を待って反攻開始。ティターンズ、ジオン、デラーズ、シロッコと問題なく攻略。
 進入技など使えば簡単になるけれど、なかなか手応えのあるいいソフトだと再認識。

ガンダムエクストリームバーサス
 年末購入したものの、ほとんどプレイしていない。売っちゃおうかなとも思いつつ。久しぶりのガンダム熱で再プレイしてみたが、やっぱりいまいちはまれない。シリーズ第一作の連邦VSジオンは楽しめたんだけどな。
 ガンダムシリーズもいまや大所帯となって、知らないガンダムが半分以上。その辺がいまいち楽しめないところなのかも。またこのソフトは対戦してナンボなのだが、いろいろお約束が多く敷居が高いよね。

機動戦士ガンダムUC
 売り方がいまいち気に入らず、ずっとシカトしていたのだけど、友人との付き合いで視聴。思った通りの懐古趣味といつまで引きずってんだと言わんばかりのNT論、非現実非戦論。子供向けだから仕方ないけれど。

機動戦士ガンダムUC PS3
 年末購入したガンダムEXVSがつまらなく、その反動で予約したソフト。当時は本編を見てなかったので、もう少し最初のガンダムぽいかなと期待してた。よく調べずに特装版を購入していたのだが、通常版はかなり安い値段だったらしい。その理由はと言えば、恥ずかしげもなく有料DLCを全面に押し出した作りということ。メインメニューであからさまに有料コンテンツを並べる仕様は異様だ。
 ゲーム内容もいまいち。特にストーリーモードはクソゲーと言いたくなるつまらなさ。幾つも用意されたムービーを見なければ先に進むことが出来ず、それでいてムービーは一枚絵とモノローグによる状況心境の説明だけ。ファンはいいのかも知れんが・・・。
 やっとアクションシーンが始まったかと思えば、敵は固いしHPゲージも無いし。裏で登場人物が台詞をやりとりしているようだが、聞き取りにくく何だかよくわからない。
 ミッションモードは面白いとの声だが、変り映えのしない戦いばかりで飽きが早い。んー、これだったらクソゲーと言われているガンダム戦記0081のが良かったね、俺は。
 操作も面倒で、思い通りに動かせるようになれば面白いと言うがそこまでついて行けん。

機動戦士ガンダムZZ
 アニメのガンダムUCにはミネバ・ザビやプル12などが登場。彼女たちが本編で活躍するガンダムZZを見たくなった。
 バンダイチャンネルの月額見放題会員なので、さっそく視聴することにした。ちなみにガンダムZZは第一話と最終話しか見たことはなかった。明るい乗りでストーリーがつづられ、暗いストーリーのZガンダムファンに不評だったと聞くが、今の目で見るとそれ程悪く感じない。
 ただしリアルタイムで見ていたファン達には、いきなりの路線変更は受け入れられなかっただろうし、特にガンダムはそれまでのロボット物と一線を画したリアルロボット系と目されていただけに、アンチファンがついてしまったこともやむを得ないだろうな。
 子供向けだから「ガンダムチーム」や子供による戦争など突っ込みどころ満載だが、ストーリーの展開自体はよく考えて作られており、うまくリメイクすればいいのにとも感じる。
 もっとも明るい乗りを無くしたり、現実に即したキャラクター設定にするとZZガンダムの特徴を殺してしまうので難しいかもしれないけれど。

MGジム改
 んでついにガンプラまで購入してしまった。HGUCガンダムを買って以来、久しぶりである。ニッパー、クラフトナイフ、ガンダムマーカーなども揃えてやる気満々。しかし購入した時点で結構熱が冷めちゃうんだよね。大人の悪い癖です。
 それでも少しずつ組み立てているのだけど、この内部フレームって意味あるのかね?

2012年2月10日金曜日

「バイオハザード リベレーションズ」クリア

 「バイオハザード リベレーションズ」クリアしました。感想。最近遊んだバイオハザードの中では一番面白かったな。海外TV物のように細かく刻んだストーリー運びは、これまでのバイオと雰囲気が大分変わるが、その分臨場感や次どうなるの?感が増して良かった。何よりキャラクターが多いので群像劇のように楽しむことが出来た。
 操作もサイティングと移動が同時に行えるようになったので、戦闘が楽しい。これで3DSに右アナログスティックがついてればなあと思ったが、慣れればボタンでもいけた。もっともこの操作性についてはFPS,TPSが普通になった現在、当たり前なんだが。「5」は糞過ぎたからな。
 固定機銃を操作して巨大ボスを倒すチャプターやら、終了したと思ったらさらにストーリーが進むなど、ボリュームもたっぷりで、携帯ゲームの進化を予感させられました。

2012年2月8日水曜日

大戦略

 なんか最近、無性に大戦略がやりたくなってしまった。
 大戦略はそれこそ初代の現代大戦略がリリースされた頃からのファンで、当時はパソコンなど持っていなかったので、ファミコン版を買ったほど。コンシューマーのウォーストラテジーでは、ファミコンウォーズやネクタリスの方が、完成度が高かったのだが、ブランドイメージに負けたわけだ。
 以後、メガドライブでスーパー大戦略(これは至宝)を散々遊び、ようやっと手に入れたPCで大戦略III90、IV、EX、リアルタイム版、マスコン1,2、Win・・・。かなりのシリーズをプレイしたもんだ。
 何故急に大戦略熱を発したのかは定かではないが、「自衛隊はどこまで強いのか」という文庫を読んだせいもあるのかな。

 今プレイ出来る手持ちの大戦略は、マスターコンバット1,2、ForWin。マスコン1は終盤にバグがあり、ゲームがストップしてしまう。たしかメーカーのホームページに修正パッチがあったよな・・・と調べたが、もはや存在していなかった。南無。
 仕方がないのでマスコン2。これはボーナスムーブとかあって、ちょっと敬遠してたんだよね。修正パッチをダウンロードしてからインストール。むむむ。今使ってるPCのOSはWin7の64ビット版なのだが、この環境ではインストできないらしい。となるとForWinもダメかな?と試してみたが、予想通りインスト不可だった。無念。

 マウスでプレイ出来るし、マップも細かく表示できるので、PC版で遊びたかったのだが、インストールできないのでは仕方ない。エミュレーターを使ってコンシューマー版で遊ぶ。ファミコン版はさすがに今となってはプレイする気になれない。スーファミの大戦略EX。ルールは一番快適なのだが、どうもスーファミはかったるいね。という訳でメガドラのスーパー大戦略をプレイした。
 このメガドラスーパー大戦略は、「スーパー」となっているが実は「2」のルールを採用。陣営の数やユニットの種類に関しては豊富な「スーパー」を採用と良いとこ取りの秀作。さらにグラフィックもコンシューマー大戦略では一番PC版に近くて観やすい。さらにBGMも当時のSST乗りのサウンドなので遊んでいて快適である。メガドラの思考速度もそれ程遅くないので、タイマン勝負なら充分遊べるね。
 マップは「アイランドキャンペーン」。定番のマップを選択。部隊がすでに配置されているモードで遊ぶ。・・・圧勝。当たり前だが。

 なんか物足りないなぁ。かと言っていまさら新作買う気は無いし。とシステムソフトのホームページを眺めていたのだが、この体験版ってどうなのよ。さっそく「大戦略パーフェクトVer2」の体験版を落としてみた。
 実は兵器エディットに興味があり、大戦略P2を買おうかなと思っていたことがあったので、数ある大戦略シリーズの中から、こいつをダウンロードしてみました。体験版で遊べるのは先ほどと同じく「アイランドキャンペーン」。定番だよね。
 陣営はプレイヤーが「日本」、AIが「ロシア」となっている。初期資金が豊富なので、「F15J改」やら「F2」やらをガンガン生産できる。最新兵器が目白押しで、知らない兵器もたくさんある。さすがに「10式戦車」は入ってないね。
 ・・・負けました。つーか、投了しました。
 メガドライブ版と違って「索敵」ルールがあるのだが、AIが上手く使ってくるのよ。しかも私は昔の大戦略しか知らないので、どっちかというと戦車でゴリ押しが中心なのだが、どうやら最近のルールでは間接攻撃が強めになっているみたい。
 いろんな兵器で間接攻撃ができるようになっており、航空機・地上部隊ともガンガン削られ、消滅していくのでした。
 島の中央部を一度は占拠したのですが、北と東の小島は完全に奪われ、収支は逆転。中央を占領していた部隊の半分が削られた所で投了しました。増援を待って再侵攻しても良かったのだけど、ルールを把握し直して再プレイの方が・・・。

 ニコニコ動画で大戦略を検索したが、思いの外プレイ動画が少なかったね。いまや人気のないシリーズとなってしまったのだなと実感。
 その中で懐かしの「大戦略IV」をプレイしている動画があったので見てみました。UP主の編集もうまいこともあり、結構楽しげ。さっそく「リアルタイム版大戦略パーフェクトVer1」をダウンロードしてみる。
 過去リアルタイム版の大戦略と言えば「III90」に結構はまり、「リアルタイム版大戦略」も買った。「III90」は当時のPC286(PC98の互換機)では重かったけど、遊べない程ではなかった。但しAIはあまり賢くなかったので簡単だったイメージがある。
 「リアルタイム版大戦略」はネット対戦を視野に入れた感じで、「IV」のバージョンアップ版かな。しかしユーザーは少なくあまり対戦できなかった記憶が。当時のリアルタイムストラテジーと言えば、海外ゲームが中心で、かつ出来がよかったからね。「パワーモンガー」や「エイジオブエンパイヤ」など。今思えばこの辺りから日本のゲーム業界は開発力が低くなってきてたよ。

 さて「リアルタイム版大戦略パーフェクトVer1」をプレイ。これもやっぱり「日本」VS「ロシア」で、戦場はアイランドキャンペーンとなっている。初期資金は「パーフェクトV2」より少なめ。前回の敗戦を糧に、遠距離攻撃部隊を中心に生産する。
 リアルタイム版は敵を発見してすぐに砲撃開始できるので、間接射撃がめちゃくちゃ強い。ハッキリ言って足の遅い戦車などは出番がないといって過言ではない。
 中央部を占領した辺りでAIの攻勢も止まり、どうやら資金が枯渇してきたらしい。一方こちらは資金を貯める余裕ができたので、いざ反撃開始・・・という所で時間切れ。なぬ、作戦タイムとか設定されているのか。とは言え内容的には圧勝だったな。やっぱりリアルタイム版はAIの思考ルーチンが弱いよね。
 スタックが出来ないので部隊展開が面倒くさいのと、ちまちま命令を出さなくてはいけない点は、
ちょっと残念な出来映え。ただし半分セミオートでプレイできるのは結構楽かもね。
 リアルタイムストラテジーでは最近(と言っても去年の話だが)「ルーズ」というWWIIを題材とした良作が出ており、あれくらいのグラフィックとユーザーインターフェイスの優れた大戦略を遊んでみたいなあと思わされました。

2012年2月2日木曜日

バイオハザード リベレーションズ

 3DS発表時から公開されていたバイオハザードの新作がついに発売となった。
 前回プレイした「5」が個人的にどうしても楽しいと思えず、かつ今作も同様の雰囲気だったのでちょっと購入を躊躇していたのだが、まあ「1」からやっているシリーズだしということもあって、とりあえず買うことにした。

 グラフィックはとても綺麗だが、やっぱり3DSは画面が狭いので、感動するまでには至らないね。それによく見れば背景のオブジェクトなどの書き込みがしょぼい部分も多いし、強いて言えばGC版バイオと同じくらいの描画かな。

 操作性がいまいち慣れず。設定にある三種類を色々試した結果、やはりTPS風スタイルにもよく似合う「Cタイプ」でプレイ。ボタンで視点変更は慣れてくると快適。PS3やXBOXでプレイするシューターのように、細かい視点あわせは難しいが、大体あわせる程度で操作するのがよさげ。
 プレイ中のヒントによれば腕の部分が弱点のようだが、デッドスペースのように狙いをつけて撃つというのは基本きびしい感じ。拡張スティックがあれば、プレイしやすいのだろうか。

 体験版から感じていたことだが、敵の耐久度がとても高い。さらに初代バイオの緊張感を出すためと、アイテムが少なめの設定になっているとのこと。
 なので弾をけちって進んでいったのだが、結局ダメージをくらうだけであまり意味ないか。思い切ってバンバン使った方が進めやすかった。道中スキャナーでアイテムを探していると結構落ちているモノだし。

 現在エピソード3をやっとクリアした所なのだが、ストーリーはいつものバイオ。小さなエピソードが同時進行で進んでいくという洋モノドラマ風演出が売りだそうで、本編ジルのエピソードに対して、シューティングステージ風の作りになっているのがいいね。ジル編の閉塞感をうまく緩和してくれるので楽しいです。

2012年1月6日金曜日

シヴィライゼーション5

 さてSteamの年末セールでスカイリムと一緒に購入したのが、このシヴィライゼーション5です。シヴィライゼーションと言えば、廃人御用達ゲームとして有名ですが、私は「3」と「Revolution」をプレイ経験あり。「4」は当時のPC性能が足りず未プレイです。

 今回の「Civ5」は前作までとシステムが大幅に変更されました。
  ・マップがスクエアからヘックスへ変更
  ・ユニットのスタックが出来ない
 などです。「4」をやっていないので、宗教がなくなったのは違和感ありませんでした。

 初めてなので難易度「酋長」を選んでプレイしてみました。久しぶりのPC版Civなので、データーの多さにワクワクしながらの開始です。
 スカイリムもそうでしたが、このCiv5も日本語対応。膨大な量を誇るシヴィロペディアもすべて日本語になっているのが凄い。Steamに手を出すと、CS機で洋モノゲームをやるのが馬鹿馬鹿しくなるよね。とくにソロプレイメインのやつは。

 難易度「酋長」なのでサクサク進み、とくに障害も発生せず勝利しました。最初なので「宇宙勝利」を選んでみました。
 プレイ後の感想としては、まず操作性があまりよくないなあということ。スクエアになったことが原因か、グラフィックが猥雑になってユニットなどが見にくく、思ってもいないユニットを誤操作してしまうことが多々ありました。
 また今回、外交による「科学技術」の交換が出来なくなっているので、外交が減りました。これは元々外交が得意でないというプレイヤーの腕も原因でしょうが。
 都市国家という第三国的存在も、あまり存在意義を感じ得ず。これなしでも良かったのかも。
 大幅変更となったユニット制ですが、難易度酋長ということで戦闘が楽だったこともあり、これについてはあまりよく分りませんでした。

 マップサイズを大きめにしたこともあってか、まあ長時間掛かりました。特に一番最近プレイしていたのはDSとPS3の「Revolution」ばかりだったので、なおさらダラダラプレイに拍車が掛かってしまったことも否めません。
 大体システムは把握したので、難易度を上げて再プレイしようと思っています。

 「4」はいろいろなシナリオが発売されて楽しげでしたので、今回の「5」にも拡張シナリオやMODが開発されることを期待してます。特に「Final Frontier」が出てくれないかなあと首を長くして待ってます。

スカイリム日記

 美しいグラフィックと自由度の高さで人気を博しているスカイリムを購入。購入のきっかけは、昨年末に行われたSteamのセール対象商品だったため。XBOXやPS3でやつるもりはなかったので、PC版の値下げには飛びついてしまいました。
 しかも日本語対応。プレイして気付いたのですが、音声も日本語化されてます。
 また最近のゲームはXBOXコントローラーに対応しているので、操作性も良好。プレイ時は37インチのテレビに接続して楽しんでいます。ほとんどCS機と変わらないよね。

 前作オブリビオンは一応プレイ。神父となっていた王様の甥(?)を助けるためにオブリビオンゲートを抜け、一つ目の塔を解放。そのまま甥っ子を仲間の軍に案内した所で私の冒険は終わりました(笑)。
 軍への参加を求められたんですが、どうも楽しくなくてなあ。
 PS3でプレイしたのですが、キャラクターメイキングが上手くいかず、どうしても変な顔に(女性)。
しかも体つきは貧相で鶏ガラみたいな腕だし。
 あとレベルアップ条件がよく理解出来なかったこともある。
 まあこの辺は洋モノRPGにありがちな「のんびりゲー」なのかな、と思っていたのですが、戦闘システムに面白みを感じることが出来ず。
 特に「デモンズソウル」にはまっていただけに、なおさらクリックゲーム臭がしてしまい・・・。ちなみに似たようなジャンルの「フォールアウト3」「トゥーワルド2」もダメでした。

 今回のスカイリムも同様のゲームであることは、プレイ動画を見て知っていたんですが、PC版はMODが導入できるので、違った遊び方もできるだろうと考えました。

 さっそくプレイ開始。わけわからないまま馬車で連れられていった先は処刑場!?一緒に乗っていた戦士の一人がばっさりと首を落とされます。洋ゲーならではの残酷表現があっさりと行われ、ちょっと引いてしまいました。
 するとドラゴン出現!混乱の中、塔へと案内されますが、キーボード&マウスではプレイしにくい。XBOXコントローラーを接続して再開。まったく違和感なくプレイ出来ます。素晴らしい。

 何度か失敗しつつも、燃えさかる家の屋根へ潜り込み、そのまま地下堂へと進みます。ここで腕枷を解いてもらい第三者視点が選べるようになる・・・やっぱり変な容貌だわ。どうもキャラメイクが上手くいかないというか、ヤンキーとは好みが合わないよね。デモンズ、ダクソ、FF14などはそこそこのキャラが作れたんだけどな。
まあ序盤をしばらく進めてみようと、そのまま続行します。

 道案内に連れられ、川沿いにある村「リバーウィンド」に到着。世界の背景などを教わるも、海外の名前ばかりでピンと来ず。いまいち理解出来ない。あちらの小説や映画でも序盤はどうしてもちんぷんかんぷんになるよね。私の理解力が足りないということもあるのでしょうが。
 道案内曰く、私は命の恩人らしいんだけど、んー何かしたっけ?くっついてただけのような。

 かくて次の使命はドラゴン出現を近隣の城主に伝えること。やっと自由に歩けるな。オブリビオンもそうだったが、この世界散策が面白い。いろいろ道を迷いながら進んでいき、様々な景色が広がっていくのは素晴らしいね。まあその内飽きて、高速移動してしまうのだけれども。
 川沿いを北へ進み、ホワイトなんとかっていう城下町に辿り着きました。道中イベントぽい行列を見かけたけれど、よくわかんないのでパス。

 城の主に謁見を求め、ドラゴン襲来を告げると、宮廷魔術師からのクエスト発生。だんだん面白くなってきたぞ。墓地へ行き、ドラゴンの巣穴?が記されているという石版を取ってこいとのこと。いよいよ戦闘モードだな。
 墓地はちと遠いので馬が欲しいのだが、厩で会話すると1000ゴールド必要みたい。所持金は100ゴールドしかないのであきらめる。オブリビオンの時は、最初衛兵の馬を盗んだのだけど、今回は我慢しておく。あとからくれるかもしれないしな。

 再び村へ戻って、今度は西にある墓地へ。山間に位置し、雪が積もっている。と、山賊の襲撃発生。つーか小さな塔!どうやら山賊の住処か?しかしあまり強くない山賊どもだったので、あっさりと撃退してしまった。
 これでこの塔は私のモンだなって、どっちが山賊だか分らないなあ。倒した死体の身ぐるみを剥ぎ、鋼鉄鎧をゲット。しかし重い・・・。走れなくなったよ。
 とは言え貧乏な身。捨てるにはもったいないので、持てるだけ持って残りを宝箱へしまい、ホワイトなんとか、の宿屋へ高速移動。宿主に話してアイテムを売りさばく。これで所持金500ゴールドになった。馬まであと半分だな。

 貧乏性で余計なことをしつつ、墓地に到着。またも山賊の襲撃。今回も簡単に撃退して、いよいよ墓地の内部へと進んでいく。中では山賊同士宝物の分配に関して揉めている様子。密かに迂回・・・できずに戦闘。
 これも難なく撃破した。黄金の爪という宝があるようだな。

 そのまま進むと罠つきのレバー。あまり難しくなく仕掛けを解いて先へ。すると囚われの山賊発見。どうやら黄金の爪を盗んだ奴らしい。
 蜘蛛の糸に捕まって身動き出来ないのか、と思う間もなくシェロブ様登場。液体を吐きながら攻撃してくるが、ガード→切る→ガードと繰り返したらあっさり死亡。弱い、あまりにも弱すぎやしまいか??
 蜘蛛撃破後、囚われの山賊を救出すと裏切って逃げ出した。追いかけるとスケルトン出現。逃げ出した山賊昇天。裏切るからそうなる。
 スケルトンを倒して山賊の死体を漁ると、黄金の爪と書記が出てきた。これが二つ目の謎かけかな、と思った所で所持量オーバー。また走れず。
 まあ獲物が逃げることはなかろうと、貧乏性の私は一度帰還することにしました。

 墓地の外へ出たものの、高速移動は選択できず。重量オーバー時は駄目な模様。リバーウィンド村が近いからそこで売ってしまおうと、戦利品を引きずって移動開始。道中盗賊に教われるもこれを撃退し、戦利品がむしろ増えた。
 「金目のものなんて持ってないぜ!」
なんて言ったけど、動けないほど持ってるじゃないか!とバレバレだったかな。

 リバーウィンド村到着。宿屋にて戦利品を売却・・・できません。もしやとは思ったんだよな。もうここまで来たら一緒だろうと、ホワイトなんとかを目指す。川を泳いでいけば、走れなくても何とかなるだろ。

 安易な計画で川下り開始。深みにはまってしばらくすると、体力が激減していくのな。一度溺れそうになった。
 途中の小さな滝は問題なくクリア。いよいよ大きな滝に差し掛かった。先ほどの経験からすると、滝から落ちても特にダメージなさそう。溺死だけ気をつければ大丈夫だろうと、えいとばかりに滝壺へ。特に問題なく下まで降りることができました。予定通り!

 が、降りた先は水かさが深く、そのまま流れ流されていきます。まあ溺れる前に岸に辿り着ければ・・・と思ったら、何か岩に囲まれた所に流されました。足が着かないので岸に上がれず。かと言って川の方へは流れが強すぎて進めません。
 やべぇ、やっちゃったかも。

 とまあ今回はこんな感じで冒険が終了しました。PC版ということもあり、オブリビオンに比べてグラフィックが良いので結構はまりました。レベルアップも細かい説明なく上がったので、簡略化されたのかな?
 今回の冒険はちょっとやっちゃいましたが、楽しげなMODでも探して本格的にやってみようか、そう思わせる序盤でした。