2012年7月18日水曜日

安定して勝ててるよ!

 カルドセプトです。

 前回、火のバルキリーブックについて話したが、その後も中々安定しており、一位争いに加わり、勝てなくてもボロ負けになることはほぼなくなった。
 しかし他の人も援護ブックの強さを実感し始めたからか、バルキリー+バーンタイタンのブックが多く見られるように。そこでまた新たなブックを考えることにした。

 新ブックのキーカードは「ティラニー」。これはHP30以下のクリーチャーを全部マヒさせるという凶悪な物。まあ以前あったスカルプチャーに比べればかわいいものだが。
 ※スカルプチャー=HP30以下のクリーチャーを全部スタチューにする!!
 バルキリーを始め増加中の援護ブックをきりきり舞いさせてやろうというコンセプト。以前も森走りブックを見た時考えていたのだが、肝心のティラニーが一枚しか無く、ブック構築を断念したコンセプトである。

 次いで「アバランチ」「エグザイル」を投入・・・。したがこれはさすがにやりすぎであった。ティラニーが刺さると、当然該当クリーチャーは入れ替え、移動などが行われ、土地のレベルアップが遅くなる。そのためアバランチを決めるためのLv5土地が出にくい。
 一発決まれば格好いいが、空白となったLv5土地を自分で確保できるわけでもないので、アバランチはやめることにした。
 さらにエグザイル。マヒ呪いでエグザイルの条件を満たすことが出来るが、森ではサクヤ、グリマルキン。火ではバルキリーと、召還コストつき援護クリ多し。せっかくマヒがついていても排除できないので無意味となった。理論と実践の違いを強く感じる。

 なお今回のブックは「水」で構築した。
 拠点に使えるクリーチャーは、HP40以上が多いので、ティラニーとよく合うため。特にアプサラス、シーボンズなどは、アイテム無しでも防御に優れている。しかし強すぎるが故に警戒されるのも事実で、上記クリーチャーが手札に出ただけで、まわりの雰囲気が一変する(ネットだからわからんが)感じ。実際に置かれた場合は集中攻撃を受けることもしばしば。その悪影響はばらまいただけの他クリーチャーにも及ぶので、ネット対戦においてやたらとヘイトを貯めるのはよくないと考えた。

 そこで今回主力拠点に採用したのは「ボジャノーイ」。ボジャノーイは即死率80%の先制攻撃をもっている。そのため大部分のクリーチャーでは落とすことができないのだが、アプサラス、シーボンズの影に隠れて、意外と見過ごされやすい。
 二つ目の拠点候補として「ダゴン」。これは純粋にHPの高さを重視。配置できれば応援効果も見逃せない。また水ブック同士被った時も、意外と見逃してくれそうな気がする。

 ばらまきクリーチャーとして「フェイト」。一枚ドローがいい感じ。ダゴンやコロ助と合体できればラッキーの「ブラッドプリン」。アタッカーには「ドルール」。グレアム多めで勝負する。水アムルなども入れてみたが、結局グレアムで充分な感じ。

 大抵四人対戦すると、一人は水ブックと被る。これは火ブックとの大きな違い。しかし笑えるのは水土地をお互いに取れないケースが多いこと。ダムウッドの水(森)土地には分岐という重要なブロックがあるので、他色のセプターも確保しにくるからだ。
 そこで「シンク」は多めの三枚投入したが、これは無駄になっていない。実際元々水土地じゃなかった土地を拠点にすることが多い。
 肝心の「ティラニー」だが、成功率はまあまあといった所。三連鎖くらいは確実にとれるので、ドルールを手札に持っていれば、いつでも屠ることが出来るのだが、やはり机上の空論通りにはいかないね。土地は取れずとも援護ブックに対して十分な効果はあるね。

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