2011年4月29日金曜日

バトルフィールドバッドカンパニー2

 プレイステーションネットワークがダウンしたままなので、積みゲーがどんどん消化されていく。喜ぶべきか悲しむべきか。
 それはともかく、ソニーの対応は批判を受けてしかるべき。確かにハックされて情報流出したことについては、管理責任を問われるものとは言え、事件としてみれば被害者であることもまた事実。セキュリティに問題があったのではないかとも思うけれど、現場が実際どうであったかなどは、専門家でもない自分にはよく分らない。ネットの情報も結構適当なので当てにならないからな。

 ただし突然サーバーダウンした挙げ句、復旧に時間が掛かりすぎ。それほど大きな問題だったとは想像できるけれど。
 これだけ長時間かかる障害を抱えておきながら、個人情報流出を報告したのが一週間後。しかもダウンしてすぐの頃は、「一両日」などというすぐにでも復旧できるかのような偽の報告をしているあたりがどうにもよろしくないね。
 大きな企業だから色々と問題があるだろうが、大きな企業たらしめているのはそもそもユーザーあってのことだということを忘れてるんじゃねーの?こうした隠蔽体質が嫌いだね。

 さて表題のバトルフィールドバットカンパニー2である。これはネットマルチを行う為に購入したので、正直オフは全く手つかず。ついにやるソフトが枯渇したのでプレイしてみた。
 コールオブデューティのリアルっぽさ、あくまでも「ぽさ」な、に比べて、こっちは若干空想的。どちらも映画的演出でストーリーは進んでいく。
 四人で分隊を組んで進んでいく辺りもCoDとよく似ているが、制作側も承知しているようで、時折CoDを皮肉るような台詞も出てくる。
 しかし内容についてはどっちもどっちな作品なので全く笑えず。要するに「お前も同じようなもんじゃん」。

 本当書く内容に苦しむ位、CoDと似たような作品だった。素人には分らないね。以前も書いたけど、こうしたFPSはもうお腹いっぱいだわ。アメリケンは何年も前からこんなのばっかりずっとやってるんだからウケルな。

2011年4月27日水曜日

デッドスペース

 予定通りデッドスペースの第一作をクリアしました。今回はPC版にてプレイ。日本語化パッチを当ててみました。
 やっぱりプレイしながら日本語で遊べるというのは、ストーリーの理解含めてよいね。雄志による日本語化なので若干問題もあるけれど、何もないよりは良い感じ。

 クリアした感想としては、当然ながら「2」のが面白かったかな。主人公もよく喋るし、顔も出して大活躍。映画的演出がよく合っていた。また「1」は同じような場所を行ったり来たりするお使い要素が多くて若干飽きる。クエストを指示する輩も、全く手助けせず言いっ放しなので親近感が沸かない。
そう言った意味では「2」はよく発展改良されていたんだなと感じた次第。

 個人的に設定を間違っていたようで、パッドプレイの動きが超もっさりだった。終盤、確か11章くらいになってやっとビデオ設定の垂直同期を見つけ出し、これを解除したらスムーズになるわ、グラフィックはぬるぬるのきれいになるわで。それまでは「1」はわざと動かしにくい設定にしてるのかなと思ってたのでびびった。
 ちなみにキャノン砲で隕石を撃墜する場面は、マウスじゃないとクリアできなかった(苦笑)

 ストーリーについては入り組んでいてよく分らないこと多し。単結局マーカーのやりたいことは何だったの?という素朴な疑問が残ってしまった。
 ニコールの設定はよかった。なんで他の隊員はニコールについて意見しないのだろうとか、これだけネクロモーフがいるのに、よく平気だなぁと思いつつプレイしていたが、最後の謎あかしをきいて納得。ファイトクラブなどと一緒ね。
 そう言えば後から発売されたブラックオプスも同じようなからくりだったわけだが、特にこれを指摘する声がなかったな。不思議。「1」をやってから「2」をプレイすれば、もっと面白かっただろうなと思える演出もあったので、それについては残念だったかな。

2011年4月26日火曜日

Wiiの後継機

 いよいよWiiの後継機が発表される。発売は来年とのことだ。色々思いはあるのだが、後継機に求めることを幾つか。

①ネットワークアカウントを乱発させない
 無料のPSNはアカウント乱発で捨てアカばかりのカオスになっている。せっかくフレンド登録しても単発アカだったりすると、あまり仲良くなろうと思えない。プレイも雑だったりする人もいたりで、良い点が見受けられない。
 ネットワーク接続に関して任天堂のことだから無料にするだろうと思うが、アカウントだけは一機種一個にして頂きたい。

②リージョンフリーにして欲しい
 いまや海外のゲームが日本のゲームを越えるような作品ばかり。いち早くこれを遊びたいが、ローカライズや表現規制により発売されないものも多い。例えばデッドスペースやゴーストバスターズなど、とてもいいソフトなのだが、日本での発売はなかった。
 こうしたソフトを遊べるように、リージョンはフリーにしてもらいたいものだ。過去の任天堂の方針からすると、ちょっと無理そうなのだけど・・・。

③先行機種と同等の性能は欲しい
 XBOX360、PS3に対して、グラフィックやネットワークなどに関して、同じような性能を持つことは容易いだろう。相手は5年も前に発売された機種なのだから、現在は性能対価格比もこなれてるし。
 ここで言いたいのは例えばハードディスクはつけて欲しいこと。SDは容量的に反対。できればBDを搭載して、かつ再生機能もつけて欲しい。当然HDMI端子を搭載。ネットはWiFiだけでなく、有線接続もありで。コントローラーはあまり新機軸でなくてよい。
 というかクラコンProを標準添付してくれればいいわ。

④チャットはスカイプ?
 ボイスチャットは標準装備して欲しいね。日本人のボイスチャット嫌いを克服して欲しい。またソフト側で個別に対応するのではなく、スカイプが動けばなおさら良いなぁ。ネット周りはXBOXLIVEがベストだよね。

 値段は3万円くらいになるだろうが、また周辺機器で別途金が掛かるかも知れない。何しろドラゴンクエスト10に関する続報を期待したいですね。それからピクミン、FPSメトロイドも。

2011年4月19日火曜日

エンジェルウォーズ

 荒唐無稽痛快アクションと思わせておいて、ラストは暗めの終わり方。見所はやっぱり妄想戦闘シーンなんだけど、手放しで褒めてもらえないだろうな。

 ジャパニメーションやマトリックスに加え、テレビーゲームなどからインスパイアされて作られた戦闘シーンはどれも客層が重なるので、興味のある観客にとっては楽しめる。アクションも派手だし、カットの割り方、シーンの見せ方どれをとってもマニア受けだろう。
 それなのに大絶賛!と言い切れないのは、構造的に難しそうなストーリーにしたことと、爽快感を味わえないラストが原因だ。

 虚構と現実がクロスオーバーすることが売りである以上、どっちが現実なんだ?と思わせるストーリーはこうしたジャンルでは常套手段。しかしこの作品は売りが脳天気なアクションシーンにあるわけで、観客は高尚なストーリー展開よりは単純明快な方を好むだろうし、実際に合うと思う。
 それをわざわざメタ展開したことによって、深い感動が生まれるわけではなく、最後で消化不良感や違和感を感じてしまうのは、映画として失敗であろう。

 材料良し、作り方バッチシ、盛り付け最高、最後で床に引っ繰り返した・・・て感じ。せっかくいいもの作ったのにもったいないねぇ。マトリックス(ただし第一作ね)みたく、単純明快だったら売れたろうに。

 結局な、どう考えても監督のマニアックな趣味とかなければ成立しない作品だし、実際撮り方はよく出来ているので、そのマニアックさは正しかったのであるが、例えばチャーリーズエンジェルみたく楽しんで馬鹿を演じることは出来ず、マニアな映像ですが実は深い考えがあるんです、私頭いいでしょなんて言っているようで、往生際が悪いよな。馬鹿映画=馬鹿じゃないんだけどな。

 そう思いWikiると、現時点で8千2百万ドルの制作費に対し興行収入が2千7百万ドル。だよなー。何度も観たくなるとか他の人に勧めたくなる感じじゃないからな。
 戦闘シーンだけなら良く出来ているんで、DVDなどは売れると思うけど。まぁ何しろ残念な映画だ。妄想戦闘とロジックとも好みな作品だけど両立できない。ゆえにベタ褒めすることができない。そんな感じ。

 今更だが押井作品そのまんまだな。

2011年4月18日月曜日

ザ・ライト

 悪魔払いを題材とした作品なので、どうしても「エクソシスト」と比較されてしまうのは仕方ない。「エクソシスト」はこうした映画の祖にして、作品自体の完成度が高かったので、正式な続編に加え数々の亜流を生み出したものの、これを上回るものは未だない。さて今回の「ザ・ライト」はどうでしょう。

 「エクソシスト」はドキュメンタリータッチで描かれ、最後の対決場面にいたっては、まるでそこに立ち会っているかのような臨場感があった。
 この映画も同じような雰囲気で作られ、また事実を元にした作品という言葉を冒頭に出すなど、リアリティを売りにしている。そのため演出も淡々としていて心理的に怖がらせる感じ。
 実際はこういった映画に慣れてしまっているので恐怖は感じなかったのだけど。昨冬に公開された「アンストッパブル」もそうだが、事実を題材にするのは流行り?

 予告編で悪魔払いが悪魔に取り憑かれてしまう、というあらすじを紹介しており、その悪魔払いがアンソニー・ホプキンス。取り憑かれた姿はレクター博士のよう。
 劇中ずっとじじい臭かったのが、悪魔に取り憑かれると精気をました表情になるのは、芸がうまいなぁと思ってしまった。

 主人公は信仰心が足りない若き神父で、彼が信仰心を取り戻し、悪魔を払いのける。この辺はよくある展開だったので感動も何もないが、途中悪魔のささやき「神は死んだ」という声が、主人公同様現代科学に飲み込まれ、信仰心を失った、神を失った自分たちにも突き刺さる。この辺りは良かったね。

 取り憑いていた悪魔は「バ・アル」。最上級クラスの悪魔じゃん!
 つか最上級が取り憑いてもこの程度かよ、何がしたいんだ悪魔・・・って気もするが。そもそも「バ・アル」は別の宗教においては神様だし、劇中で紹介していたベルザブブとは同一なのにも関わらず、別の存在と紹介していたりと、キリスト教の都合良さを感じる。
 この辺やはりキリスト教信者でなければ、本来の怖さを感じることはできないのかも。

 総じてよく出来た作品だと思う。「エクソシスト」と比較すれば、劣勢は否めないものの、良作のオカルトホラーであることは事実。上映時間退屈することもなく観ることができたのは、俳優の演技がうまかったことと、ドキュメントタッチでリアルな雰囲気を出せたからだろう。
 「エクソシスト」の恐さをはき違えたような亜流作品と比べれば良い作品でした。

2011年4月11日月曜日

デッドスペース2

 ようやくクリアしました。巷で言われるほど怖くはなく、いわゆるSF三人称シューティングでした。ただし演出がグロいので、その点についてはホラーだとは言える。
 残念なのは四肢欠損シーンがあり、かつゲームシステム上カットできない為か、日本語での発売がされなかったこと。その為英語版でプレイすることに。つたない英語力では話の半分くらいしか理解できず、クリア後にWikiの翻訳を確認。大体予想通りの内容ではあったけれど、やはり臨場感が半減するよね。
 また前作をプレイしていないので、物語の背景を理解していないこともあったし。

 友人の話によれば、バイオ4を参考に作ったシリーズとのことで、言われてみると視点の置き所など似ている風にも感じた。
 バイオ4を参考にしてより面白く作ったということがよく分るつくりで、サイトしながら動けるなど、インターフェイスの部分が洗練されている。
 本家続編のバイオ5が操作性低すぎて遊んでいてイライラしたのと大違い。制作者の頭の善し悪しがよく出ているわ。

 舞台の宇宙船もよく作り込まれており、さすがハリウッドを擁するアメリカのゲーム。デザインスタッフも質のいい人間が揃っているんだろうな。

 バイオショックを遊んだ時もそうだったが、こうしたゲームは緊張感の維持が大変。一日1チャプターをクリアしながら、細々と進めました。
 ストーリーも大詰めとなる、最後の10章以降は一気にクリアしたけれど。逆に言えばそれだけ緊張感を感じさせる雰囲気作りが成功している証ですかね。

 前作が気になるので、是非やってみようと思いました。どうやらEAのサイトで安くダウンロードできそうなので、PC版を購入してみます。日本語にできるみたいだしね。

厚顔無恥

 いまフジテレビで放送している「ごきげんよう」をつけたんだが、そこに出てくる「スマイレージ」とか言うアイドルグループを見てたまげた。誰がどう見たって、ただの子供なんだが、

「私たちは寒くてもミニスカ、生足で頑張ります!」

とか言ってる。一目見た瞬間こいつらスカート短くね?と思っていたが、どうやらそれが売りだったようだ。

 芸能界にうといので少し調べてみた所、どうやら「ハロプロ」絡みとのこと。ようするに何匹目かの鰌よろしく、狙ってやっているんだろうけどな。
 需要があるから供給されるんだろうし、アイドルなんてこんなもんだろうが、いくら何でもロリコン趣味すぎやしないか??ちょっと気味悪く感じる。日本全国ペドフィリアってか。

 例えばかわいい子役が出てきて、それを「かわいいね」なんて言うのは、動物が子供を守るための本能に根ざしているわけだが、少女にミニスカ、生足を売りにするってのはあまりにも黒く感じて。「お前らこんなの好きだろ」くらいなマーケティングというか、本気で何かに惚れ込んで売り出しているようには思えん。

 しかしこの程度のものを有り難がっている輩ってのも問題だよな。興味ない俺としては、芸能界にも疎くなるというもの。バラエティ見ればよく見るやつらが出てきて、お寒い内輪話をしているだけ。
見ている側も敷居が低くなっているもんだから、彼らの内輪ネタをまるで自分らが共有しているかのように楽しんでる。
 本当にそれが楽しいんですかね?

2011年4月9日土曜日

なんてこった!

 デモンズソウルを、もういつまでやってんだよ!ばりに遊んでるんです。

 で何度目かのラトリア3。オンライン接続しているから、敵はプレイヤーでした。もう周回カンストしているから、プレイヤーがボスだとHP高くてなかなか死なない。それでも頑張って一度きりの復活はがして、あと少しにはなったんだけど、スタミナが持たずに倒しきれなかった。塔3ボスの自動浮遊光をよけながら、スタミナを回復し・・・あれ?光の数少なくね?

 見てみると相手のHPがぐんぐん回復していく、それはもう「いやー!」って叫びたくなる程。装備は背中に審判者の盾背負って、おそらく回復指輪に祝福斧なんだろうな。こりゃ倒せないだろ!っていう位の勢いでHPが復活するんだわ。
 それでも何度か瀕死にまで持ち込むんだが、あと少しが殺し切れず。しかも腕前はたいしたことなく、斧の両手持ちでブンブン振ってくるだけ。HP減るとローリングして逃げ続けるという・・・つらい、という嫌になってくる。
 で、モチベーションが保てなくなり、ついにあぼーん。思わずコントローラー投げたわ。

 少しして気を取り直してコントローラーを持ち直し、ステータスの確認しようとしたら違和感。
 あら?方向キーが反応しない??方向キーのマウントがずれてしまったようで、押しても反応がにぶい。ぎゅっと押し込めば反応するんだが、これではなんとも使いにくい。
 敗北して気分悪くなるばかりか、コントローラーぶっ壊しちまうとは・・・とほほ。

 過去の経験から分解しても大抵直りはしない。微妙な角度で細かくはめ込まれているから。そうは分っているものの、藁にもすがる気持ちで分解したが。

 やっぱり直りませんでした。

 憤懣やるかたない気持ちを整理すべくここに記しています。
 ああ、思い起こしてもすべて自分の責任だわ。
 しかしコントローラーなんて投げつけてナンボのもんだから、もっと頑丈につくれよ糞ニー!!って責任転嫁したくなるよね、人間だもの(苦笑)。