2024年3月30日土曜日

ヤビツ峠2024 他

  今日は久しぶりの晴天。明日から四日市へ出張のためひと月ほど放置となるCTX700でツーリングに出掛ける。午後はオイル交換の予約があるのであまり遠出は出来ない。どこへ行こうかと考え、長らく通行止めとなっていたヤビツ峠に決定。昨年秋頃に通行止めが解除となったので久しぶりの訪問。ついでにオギノパンで揚げパンを食べよう。

 秦野やまゆりラインを走って裏ヤビツへ。菜の花展望台までノンストップ。展望台では望遠カメラを抱えた人々がレンズを空に向けている。何を撮っているのだろう?鳥も飛行機も飛んでおらず、雲一つない晴天だというのに。不思議。

 不思議と言えば、手前で展開路があるため、こっちの方までバスは運行していないはずだが、何度も回送バスとすれ違った。展望台から峠へ向かう狭い道中でもすれ違い、見れば「臨時」というマークが。峠の休憩所はハイキング客が大勢いて、丹沢山脈や宮ケ瀬湖へ歩いている。彼らの送迎だったのか。

 気候はだいぶ暖かだが、残念ながら桜は咲いていない。宮ケ瀬湖辺りにもカメラの列が並んでいたが、昨日までの雨で濁ったダム湖しか撮るものはなさそう。
 久しぶりのヤビツ峠は雨上がりの泥と落ち葉でかなり気を使う走りさせられた。これで当分来なくてもいいかなー。

 宮ケ瀬湖から道志みち方面へのファミリーマートを越えてR412へ。道なりに厚木方面へ走りオギノパン本社工場直売店へ。定番スポットなのでバイカーも多く停まっている。個人的には過去何度か前を通り過ぎていたがスルーしてきて、今回初めての訪問。
 名物揚げパンは1個150円とそれなりだが、他のパンは予想以上にお高め。気軽に買うには躊躇してしまった。おみやげに家に持ち帰って食べたが、まあそれなりのお味。正直ヤマザキデイリーマートのが安くていいなぁ…なんて。
 なお駐車場でレアバイク「DN-01」発見。眼福、眼福。

 明日から三重出張。せっかくなのでマジェスティで四日市まで行く。前回バッテリー交換をしたが、今日はオイル交換を行う。廃油処理が面倒なので2りんかんでやってもらう。工賃込み(会員なので無料)で1.5リットル=2800円ほど。まぁこんなもんかな。
 なお交換時走行距離=49,794km。
 さらに後尾灯が切れていてバルブ交換。タイヤの空気圧も調整してもらった。
 帰宅後出張に向けてサイドバック装着。そこまでしなくても積載充分だが。

 なおCTX700と同様、ひと月放置となるプログレ。走り納めは先週充分に行ったので、汚れやいたずら対策でカバーを掛けようしたが…なんとサイズが合わない!マジかよ!!
 ぴったりサイズで買ったのが大失敗。ぴったりどころか全然合わない。フィットなどのコンパクトカー向けみたいで丈が足りない。調べもせず適当に買って失敗するって、俺らしいわと悪態をつく。
 失敗と言えば出張に持っていこうと思って購入したNintendo Switchのテレビ接続キットも映像が映らず。普通に携帯モードが充電されるだけで使えず。半分予想してはいたが虚しい。
 何というかこうした失敗買い物で、過去かなりの無駄金を出費しているんだろうな。お金を節約したければこうした出費を抑えるのが一番なのだろう。

2024年3月29日金曜日

オッペンハイマー

  アカデミー賞を受賞したクリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」を観て来た。「原爆の父」と呼ばれるロバート・オッペンハイマーを題材とした伝記的作品。

 オッペンハイマーに関する知識がなく、ノーラン監督特有の時系列をごちゃごちゃにした展開から序盤は戸惑うも、モノクロとカラーを使い分けて見やすいよう心掛けている。
 「マンハッタン計画」が始動するあたりからはストーリーもわかりやすくなってくる。

 国内上映が延期される原因となった広島・長崎への原爆投下に関する表現不足。直接的な爆心地の有り様は描かれず、皮膚がただれた女性や炭化した死体を心象シーンとして申し訳程度に映すのみ。その後、オッペンハイマー博士が破壊兵器を産み出したことへの後悔を口にするのであれば、もっとその悲惨さを訴えるべきか。
 ただし映像表現に制限のなくなった現代で、リアルな原爆投下シーンを描くのは、スピルバーグの「プライベートライアン」におけるノルマンディ上陸シーンのように悪趣味になってしまったのではないか?
 薄気味悪いホラー表現を野次馬的に見たかったのか?そう自問した時、この程度で良かったように思え、広島・長崎の悲惨さを訴えるのであれば直接原爆を描いた反戦映画として「はだしのゲン」を作るべき。そう考えればこの映画における原爆の扱いは妥当なもの。

 トリニティ実験からの赤狩り、公聴会あたりから再びわかりにくく…。洋画特有の登場人物の多さと、これ誰だっけ?状態が発生してしまい、物語を追うので精一杯。このわかりにくさでよくアカデミー賞とれたなぁと思ってしまった。

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー

  ゴーストバスターズの最新作「フローズン・サマー」を観て来た。
 この映画は前作「アフターライフ」の続編。オリジナルメンバーである「イーゴン・スペングラー」の娘や孫を主人公とした家族モノとして作られている。今作は孫娘にあたるフィービーを中心としたストーリーとなっていてLGBTを意識した女の子同士の友情なども絡めつつの展開。

 前作もそうだったが、ゴーストバスターズに求めるものがズレてるなぁと感じた。本来のゴーストバスターズはサタデーナイトライブに出ていた芸人によるコメディだったはず。ブルースブラザーズやパラダイスアーミーの系列。
 それが何故か家族愛とか友情などがテーマの真面目な展開。子供が主人公と方向性はかなり異なってしまった。お話しもご都合主義的展開で先が読めてしまう。
 オリジナルにあったワクワク感、ゴースト退治の面白さがなくなってしまったのは残念。古参にとっては物足りないが、新規ファンにはこれが面白く感じるのだろうか?

2024年3月25日月曜日

2024春 モーターサイクルショー、常陸

  今年初の泊まりツーリング…の予定が、何故か週末から春の長雨突入。それまでずーっと晴れてたのに!!「よくあること、よくあること」と言い聞かせ、気持ちを落ち着かせる。
 雨は土曜だけ。午前中は降水量0mmのパラつく程度。午後は1~2mmと結構強めだが、夕方には止む予報。であればバイクで強行しようかと思ったが、直前になって日曜日まで雨マークがついた。心が折れた・・・。
 「1,2,3,5…」と素数を数えて気持ちを切り替え、たまにはプログレでドライブというのも好かろうということに。


3/23

 本日の予定はモーターサイクルショー2024。会場はビックサイト。付近の駐車場はバイク用になっており、車を止められる場所が極端に少ない。不安を抱えつつ出発。案外雨は降ってこず、こりゃバイクで来ても良かったかなと一旦引き返そうかと思ったが、8時過ぎ頃からパラパラと雨が降ってきた。
 下道でのんびり行くつもりだったが戸塚あたりで渋滞発生。現地着が遅くなると駐車場が一杯になることが予想され、結局横浜新道~首都高にてブースト。天気が良い時にまたチャレンジしよう。

 お台場到着。予想通りビックサイト周辺の駐車場はどこも一杯。「満車」の看板や「空き待ち」の車列が並んでいる。たまたま見つけたTOCの駐車場は一日使用料金が青天井だからか空きがあった。30分=300円なので、4時間以内であれば一日上限2500円の駐車場よりお得になる。モーターサイクルショーを観るだけなら良し。
 ビックサイトの東館では「アニメジャパン」というイベントが行われ、駅から観客が列をなしている。ぱっとしない天気ながらかなりの賑わい。

 到着時開場前だったので列に並んで時間を待つ。あるあるだが適当なデタラメ知識が飛び交うオヤジ連中の会話に心の中で突っ込みを入れまくる。
 10時開場。展示場内はすぐにお客さんでいっぱいに。ホンダ・カワサキなどメーカーのブースは前にも後ろにも進めないような人だかり。無料の抽選会やら物販コーナーでは人混みが更にきつくなり、お目当ての新型バイクをじっくりチェックすることも難しい。

 なお今回興味をもったバイクは、
 「GB350C」…思っていたよりGB350でクラシカル感が薄い
 「XSR900GP」…YZR風紅白ストロボカラーは格好いい。
 「W250(メグロ)」…バーチカルじゃないのが残念
 「GSX1000GX」…スズキらしからぬ格好良さ
 ロイヤルエンフィールドのバイクは思っていたよりぐっと来なかった。というか人が多すぎてじっくり見れない。

 思ってた以上に女性客が多く、Youtubeによる女性ライダー配信が効いているのかも。ただし主力の年齢層はやはり高齢男性。若いお兄ちゃん連中は少ない。
 個人的な大ヒットは「バイクセンサー」の無料プレゼントを行っていたコンパニオン。おっぱいでか過ぎ、露出多過ぎ。思わずガン見。眼福、眼福。

 12時ごろ離脱。宿泊先の神栖を目指す。んー何でこんな遠いホテルをとってしまったのか。予報通り昼から雨は強くなり、やっぱりバイクで来なくて正解だった。東関東自動車道を東へ東へ。終点の潮来ICまで走り続ける。
 このまま宿舎へ着くのは早すぎる為、道中にある「サーキットの狼ミュージアム」に立ち寄る。がらんとした駐車場に大丈夫か?と不安になったが、館内には他のお客さんもいた。
 中にはカウンタックやフェラーリを始めとする「スーパーカー」が並ぶ。もちろん「ロータスヨーロッパ」も展示。また当時おもちゃを買ってもらった記憶のある「デ・トマソ・パンテーラ」が置いてあって感動。
 サーキットの狼は全編を読んだことはないので思い入れはないが、当時のスーパーカーブームの洗礼を受けているので、純粋に凄いと感動できた。思っていた以上に来て良かった感あり。反面、来場者そっちのけで雑談をずーっと続けている高齢の館内スタッフたちが目障りだった。

 さてせっかくここまで来たのだからと「鹿島神宮」を再訪する。以前訪問した時に比べ、日本神話への造詣が深まっているから、更なる感動を受けるか。
 鳥居をくぐるとすぐ拝殿となる。そこからほどなく鎮守の森となり、前回と同様深い静謐が漂う。伊勢神宮と匹敵するような厳かな雰囲気。しとしと雨が降っているので猶更だった。
 神鹿、奥宮、要石などを見て回る。広さはそれほどでもないが、森の中なので異世界感があり、1kmに満たない敷地がとてつもなく広く感じてしまう。
 何故ここが三神宮の一なのか。藤原氏の歴史改ざんによるものだとは思えど、東の地の果て太陽の昇る場所。当時は霞ケ浦や利根川によって海も近かったことを思えば、この地を重要視したのも分かる気がする。
 おみくじを引いたら「大吉」だった。ありがたや。

 サーキットの狼ミュージアムに鹿島神宮の再訪と満足。来るまでは遠い、遠いと嘆いていたが、時間を気にせずのんびりドライブに丁度良かった。


3/24

 二日目。本日の目玉は筑波研究学園都市。その道中にある「牛久大仏」を訪問。以前、霞ケ浦を目指して初めてこの地を訪れた時、遠くに見えた大仏に興味を持った。調べたところギネス級の巨大立像とのこと。偶像崇拝的邪道感は漂うが、一度は見てみたい。

 駐車場無料なのは良心的。柵の外から見えるだけでその大きさがわかる。全高120mということで、シン・ゴジラと同じくらい。手のひらに奈良の仏像を乗せられるほどと言う。内部は展望台となっているそうだ。
 キワモノかと思っていたが、観光客は割と来場しており、特に海外からのお客さんが多く感じる。成田から近い為か。
 宗教への忌避感から場内へ入ろうと思えず、近くで見れば更なる大きさを感じるのだろうけど所詮仏像だし、巨大さで畏怖を与えようという考え方と見世物にしている俗物感にも嫌悪してしまう。
 と言いながら立ち寄ってしまった自分も所詮俗物。

 牛久から30分ほど走って筑波研究学園都市着。JAXA宇宙センターへ。
 「厳重警戒中」の看板とともに警備員が常駐する物々しい雰囲気。ロシアでのテロが影響しているのか?敷地のほとんどは立ち入ることも出来ないが無料の広報施設がある。
 実物模型が展示され、説明ツアーなども開催されている模様。疑問に思ったことなどに答えてくれるインフォメーションブースなどもあり、素晴らしい施設だと思った。
 子供連れの家族が多く、次の世代へ科学への興味を持たせるのは立派。

 すぐそばには「つくばエキスポセンター」がある。これは1985年に開催された「つくば科学万博」時、第二会場として建設された。万博の記念館として残すことが考えられており、現在は当時の記録や幾つかの展示物が残され、また科学を身近に感じられるような体験学習型のブースやプラネタリウムなどがある。
 ここも親子連れでの訪問客が多かった。自分も子供のころにこんな所に来たら楽しくて、一日中夢中になれただろう。おっさんとなった自分には我を忘れて実験ブースを体験することが出来なかった。
 プラネタリウムでは案の定寝てしまい、映画はまったく観ることが出来ず。最後の星座の解説だけじっくり聞いた。アンタレスやシリウスなど、星々の名前は中二病心をくすぐる。

 夕方になると圏央道も渋滞が始まりそうだと15時頃につくばを出る。出発時は特に渋滞マークは出ていなかったが対面通行の五霞、幸手あたりで渋滞発生。以後、青梅~入間の辺りからずーっと渋滞。順調であれば2時間程度で帰れる道のりが、3時間以上掛かってしまった。
 それでも車なので音楽を聴きながらのんびり。暗くなってからは雨も強く降り始めたこともあり、今回はバイクでなく車で来て正解だったな。総走行距離は469km。

2024年3月22日金曜日

マジェスティ バッテリー交換

  先日報告の通り、年明けてからすっかりご無沙汰していたマジェスティ。ついにバッテリーが上がってしまった。もっとも3年以上使っているバッテリーなので経年劣化しており、使用時に始動しにくいこともあった。結果、ひと月以上乗車がなかったのが致命傷となったようだ。

 定期的に交換が必要な消耗品でもあるし、4月にある三重出張に乗っていこうと思っていたので、交換決定。型番を調べ、Amazonにて台湾ユアサの「TTZ10S」を購入。4D9のバッテリーはCBR400Rと同じ型番だったようで購入履歴が残っていた。

 交換自体は取り立てて難しいこともなく、Youtubeにあったバッテリー交換動画を参考にして無事終了。試しにとセルを回せば一発始動。当たり前ながら嬉しい一瞬。

 そのままマジェスティに跨り買い物に出掛ける。快適な乗り心地に改めて感動。ステップの手直しを続けているCTX700と大違い。乗車姿勢と丁度良いハンドルの位置など、昨夏の九州旅行で道中の記憶が薄いわけだ。乗り心地が良すぎて記憶に残らなかったようだ。
 DCTでほぼスクーター感覚で乗れるCTX700の存在意義が問われてしまう。

2024年3月17日日曜日

バイク、車の近況

  2,3月は仕事が忙しくツーリングにまったく行けてない。それでも少ない時間をやり繰りしてプチツーリングをした。
 さらにCTX700は何度目かのステップカスタム。今回はレブル用の幅広フットペダルを購入してみた。これまで装着してきたステップに比べ大きさは半分程度。

 想定以上のジャストフィット。ブレーキ、チェンジペダルとも操作に支障がなくなったし、小さいので脚の上げ下ろし時邪魔になりにくい。これなら最初からこれにすれば良かったよ!

 なお通勤の友「マジェスティ」は寒さが続いたため敢え無く休眠。
 3月になって寒さも一段落。そろそろバイクで通勤しようかと始動したが掛からず。何とバッテリーが上がってしまった。2月の中旬に起動したらエンジンが掛ったのであと一か月くらい大丈夫だろうとタカを括っていたのが悪かった。

 なお「プログレ」は12月にミラーが誤動作。キーオンすると180度回転して明後日の方を向いてしまう。ディーラーに持っていくも部品がなく直せないとのこと。仕方なく近所の修理屋に持っていったら、中古の部品を探して交換してくれた。今後もひいきにしよう。
 その後は特に問題もなく、今月12か月点検を受けた。オイルとエレメント交換して1万3千円也。


2月 真鶴

 本当は伊豆半島一周しようと思ったが、河津桜の満開と重なったため石橋インターあたりから大渋滞。朝8時頃なのに。さすがに渋滞をおしてまで行かねばならぬ必要もないので、途中下車して真鶴半島をクルリと回って帰宅した。


 なんか地元過ぎて真鶴海岸へ来た記憶がない。恐らく小学生時代に遠足で来ているとは思うのだが。真鶴岬の三ツ石を見て感動する始末。

3月 R1~R52~E20

 無理がたたって腰痛発生。一時は動けなくなるほど。しかも下痢まで発症して散々。
 さすがに会社に言ったら休みがもらえた。臨時の休みはゆっくり「コロナの湯」で湯治に励み、週末の休みは久しぶりのロングツーリングが出来た。

 寝坊して「ツーリングやめちゃおうかな」と思ったが、後日絶対後悔すると思い、痛む腰をさすりながらCTX700に火を入れる。北の峠はまだ雪が残っているようなので国道一号線~52号線(富士川)をのんびり下道ツーリング。
 時間があれば国道20号線をと思ったが、案の定交通量は多いし信号ストップばかりで楽しめない。いつものデイリーマートに立ち寄ったあと中央自動車道でかっとびツーリングとした。
 締めは厚木南でラーメン。「ラーメン研究所」へ行こうと思ったが営業時間外で準備中。仕方なくそばの「ラーメンショップ」へ行けば、なんと潰れたはずの「椿」グループ。定番の「ネギ味噌チャーシュー麺」を注文。記憶の蘇る味でおいしかった。

 走行距離329.8km。