月曜日の仕事が夜勤だったので、日~月曜日の一泊二日でキャンプツーリングに出掛けた。行き先は色々考えたが、三度目の富士五湖キャンプに決定。日曜日にロングツーリングをして、月曜日は早目に帰って夜に備えるため。
では日曜日のロングツーリングはどこにしようかと考えたが、久しぶりに大菩薩峠を走ることにした。神流町から国道299号線をメルヘン街道方面へ。なんて考えたけれど、月曜日のスケジュールがきつすぎる。
また最近日が暮れるのも徐々に早くなり、午後5時には薄暗くなってくることから、キャンプ場へは4時頃に着きたいということもあったため。
まずは宮ケ瀬湖へ。今回は246号線は使わず県道63号線から伊勢原方面へ。しかし道中大渋滞。県道62号線と交差する吾妻橋付近と国道246号線を横断するあたりでハマってしまう。たいして楽しい道でもないしでもう二度と休みの日に63号線は使わんと誓う。
246を越えて県道64号線で宮ケ瀬湖通過。ファミリーマートで休憩。本当はもっと早く家を出て、道志みちから富士五湖へ出て、国道139号線で東に引き返し、大菩薩ラインで再び富士五湖に戻るなんて考えていたのだけど、出たのが9時過ぎ。しかも前述の渋滞はまりもあってそこまでのロングツーリングは時間的に厳しい。
計画を変更して奥多摩経由で直接大菩薩ラインに出ることにした。
奥多摩へはいくつか道があるが、通ったことのない県道518号線を使ってみる。 宮ケ瀬湖から道志みちへ出てすぐに右折するだけなので分かりやすい。なんでこれまで使ったことがなかったのだろうと思いつつ走行したが、嗚呼・・・ここか、という道。どこかのホームページで紹介されていた険道だった。
写真は撮り忘れたが隘路部分の出入り口には、幅2メートル程度の開口部しかないガードレールによるゲートが設置され、大型車の進入を物理的にはばむ。そこから数百メートルは離合のできないような狭い道となっていた。
とは言えオートバイでは別段通行に支障のない道。すんなり通過してしまった。これよりよっぽど酷い道はいくらでもある。
上野原を越えて奥多摩周遊道路へ。リアに重たいキャンプ道具も積載しているしのんびり走る。あとは久しぶりで大菩薩ライン。いつもこの道を使うときは甲州方面から東へ進むのだが、奥多摩方面から西へ向かうのは初じゃないかな。遅い車につまることもなく、楽しく走ることが出来た。
14時30分ごろいつものデイリーヤマザキにて休憩。
ここから富士五湖までは一時間もあれば到着。買い物しても時間の余裕がある。ということで寄り道して、御坂みちの旧道から天下茶屋へ行ってみることにした。以前から御坂みちを使うたびに寄ろう、寄ろうと思っていたものの、時間的制約で行けなかった。
ヘアピンカーブが連続する低速ワインディングなれど、道幅も広いし路面状況は思った以上に良い。少しずつ紅葉も色づき始めていて、11月あたりは良さそうな感じ。何しろ他車がまったくいないというのがいい。
峠にてトンネルを抜ければそこが目的地の天下茶屋だった。
歴史を感じさせるような建物。生憎の曇り空だったが河口湖まで一望でき、これでよく晴れていれば富士山も見えるのだろうな。割と観光客もいて、駐車場がないのか数台路上駐車があった。太宰治の小説の舞台になったとのことだが、茶屋には入らず。また今度ゆっくり来てみよう。
河口湖を渡ってマックスバリューへ。夜食の購入。今回も再びステーキに挑戦。前回の雪辱戦である。
キャンプ場は再び西湖。津原キャンプ場を利用した。宿泊代はテント設営料1,000円のみと良心価格。予想通り日曜日の利用客は少なく、自分が利用したキャンプサイトは貸し切り状態だった。人気のある湖畔にはオートキャンパー含め数組いたようだ。
値段も安いし良いキャンプ場だったが薪が品切れ。ガスコンロでステーキを焼こうかと思ったが、焚き火の魅力にとりつかれてしまったので我慢できない。前回お世話になった湖畔キャンプ場に行ってみると薪があったので購入する。
テントを張ってのんびりしていたらすぐに暗くなってきた。天気予報では夕方雨がぱらつくとのことで心配だったが、消灯時間の22時まで降らなかった。
ステーキを焼き始めるころには辺りは真っ暗。こないだに比べればおいしく焼けたが、暗闇で食べるステーキはあまりおいしくないね。ローテーブルに灯りを置いているからどうしても手元は暗くなってしまう。もう少し背の高いテーブルを買おうか。
お腹一杯になってから、あとはのんびり焚き火タイム。湖畔キャンプ場で買った薪は大盛りで使い切るのに一苦労だった。
翌日。道志みちから相模原へ抜けて帰宅。帰宅後は久しぶりに洗車。
今回のツーリング、走行距離345km。こんな感じの近場を回るキャンプツーリングも手軽だし結構楽しいかも。ツーリングの新しい魅力を発見した感じ。