任天堂のミニファミコンによって火がついたレトロゲーム機の復刻企画。セガは昨年メガドライブミニを企画したが諸事情で延期。本日ようやく発売となった。
延期した結果なのか「ダライアス」「テトリス」というメガドライブでは発売されなかったオリジナルタイトルまで収録されるという快挙。その他収録ソフトも在り来たりな定番ソフトばかりではなく、「バンパイヤキラー」や「スラップファイト」などといった地味なタイトルも入っているのが素晴らしい。これで「スーパー大戦略」と「パノラマコットン」が入っていればなぁ。
当たり前ながらタイトルごとの途中セーブ可能なのでクリアまで楽しめそう。特に名作の誉れ高いけど未プレイだった、「ガンスターヒーローズ」「レンタコップ」「シャイニングフォース」あたりは最後まで遊んでみたい。
本体リセットボタンを押すとメニュー画面に戻れるのだが、いちいち指を伸ばすのが面倒だなと思っていたら、コントローラーにオリジナルではなかったLRボタンがあり、ここからメニューに戻れる。これは便利。巻き戻し機能がないのは残念。
メガドライブは発売してすぐに購入。最初に買ったソフトは「アレックスキッド 天空魔城」だった。当時はファミコンしか持っておらず、さすがにグラフィック面が時代遅れとなっている中で、FM音源による迫力サウンド、512色の表現力が魅力的だった。
セガはアーケードの体感ゲームでヒット作を飛ばしていた時期。当初予定にはなかったけどアウトランやアフターバーナーが出ると期待していたし、ラインナップに入っていた大戦略とムーンダンサー、ゴールデンアックスを楽しみにしてメガドライバーとなった。
いくつかのタイトルを軽く遊んだが、今遊んでも十分面白い。Nintendo Switchのスーパーファミコンタイトルはあまり楽しめず、ファミコンタイトルにいたっては古臭さしか感じないが、メガドライブソフトの普遍的な面白さはどこにあるのか。
アーケードを意識した派手な演出などにあるのか。
そういえば「ダライアス」を遊んでいて思ったが、メガドライブは同時発色数が弱点と言われていたが全く違和感を感じない。カプコンのストリートファイターIIも結構綺麗だ。これはセガのタイトルが低コストで作られていて容量も小さいことが原因なのか。
2019年9月19日木曜日
谷山浩子 猫森集会2019
谷山浩子のコンサート、猫森集会に行ってきた。いくつかのプログラムがあったのだが、知っている曲が多いであろうオールリクエスト回を選んだ。ゲストはベーシストの佐藤研二氏。会場は新宿の全労災ホール/スペース・ゼロ。開場前に列が並んでおり、おっ凄いなあとびっくり。
ホールは中央にステージが設けられ、四方を取り囲むように座席が並んでいた。300人くらいの座席数で満席だった。前回行ったコンサートに比べて若い人もチラホラ見かけたが、やはりメインは50~60代の男性7割女性3割といった所か。
リクエストはどうやって行うのだろうと興味津々。事前に紙に書いたわけでもないしと思っていたら、入場チケットの半券が入った箱から抽選するというシンプルなもの。もし当たったら何をリクエストしようとドキドキする。一度聞いてみたい「扉をたたいて」かオーソドックスに「てんぷらさんらいず」か。
浩子さんは風邪気味で発声がイマイチとのこと。確かに高音が少しかすれている様にも感じた。それでも二時間のコンサートをきちんと務め上げるのは立派。オールリクエストということで即興演奏となれど、しっかりまとめ上げる佐藤氏、石井AQはお見事。
アルバムではリフレインで終わるような曲をアイコンタクトしながら収束させる際の浩子さんの表情がかわいらしかった。
猫森集会が終わると全国ソロコンサートがあり、近い会場だと12月に公演があるみたい。今年になって急に谷山浩子漬いているが、チケット取ろうかなぁ。
すずかけ通り三丁目
窓の外を誰かが歩いている
まっくら森の歌
君の時計がここにあるよ
さかなの言葉
水玉時間
のらねこ
ガラスの巨人
風のたてがみ
夜のブランコ
今どうしたら
小さな魚
ハサミトギを追いかけて
世界一不幸なトナカイ
LADY DAISY
ホールは中央にステージが設けられ、四方を取り囲むように座席が並んでいた。300人くらいの座席数で満席だった。前回行ったコンサートに比べて若い人もチラホラ見かけたが、やはりメインは50~60代の男性7割女性3割といった所か。
リクエストはどうやって行うのだろうと興味津々。事前に紙に書いたわけでもないしと思っていたら、入場チケットの半券が入った箱から抽選するというシンプルなもの。もし当たったら何をリクエストしようとドキドキする。一度聞いてみたい「扉をたたいて」かオーソドックスに「てんぷらさんらいず」か。
浩子さんは風邪気味で発声がイマイチとのこと。確かに高音が少しかすれている様にも感じた。それでも二時間のコンサートをきちんと務め上げるのは立派。オールリクエストということで即興演奏となれど、しっかりまとめ上げる佐藤氏、石井AQはお見事。
アルバムではリフレインで終わるような曲をアイコンタクトしながら収束させる際の浩子さんの表情がかわいらしかった。
猫森集会が終わると全国ソロコンサートがあり、近い会場だと12月に公演があるみたい。今年になって急に谷山浩子漬いているが、チケット取ろうかなぁ。
すずかけ通り三丁目
窓の外を誰かが歩いている
まっくら森の歌
君の時計がここにあるよ
さかなの言葉
水玉時間
のらねこ
ガラスの巨人
風のたてがみ
夜のブランコ
今どうしたら
小さな魚
ハサミトギを追いかけて
世界一不幸なトナカイ
LADY DAISY
CB1300 補修
先日の立ちごけ傷を補修した。
傷は4か所(ミラー、フロントブレーキレバー、エンジンガード、マフラー)。さらに左のリヤサイドカウルにひっかき傷。こちらへは倒していないのだが、狭い林道を走った時に小石でも跳ねたのかな。
エンジンガード以外は塗装のないパーツなので、耐水ペーパーで擦ればいいかな。あまり傷のついていないミラーとブレーキレバーから補修。エンジンガードはいったん塗装を剥いで塗り直そうかと思ったが、色合わせのつもりでタッチペンを塗ったら、それだけで傷がほぼ見えなくなった。これでいっか。
一番大きな傷がマフラー。本体ではなくマフラーカバーだったのは幸いで、綺麗にならなかったらパーツ交換する手もあると思い、300番のペーパーで大胆に磨き始める。次いで600番、1000番と番数を上げて磨いたところほぼ傷が消えたので、仕上げにピカールと耐熱ワックスを掛けて終了。
良く見れば小傷は残っているけど妥協できる範囲。
リヤサイドのひっかき傷は液体コンパウンドで磨いてみるが消えず。あまりゴシゴシやると塗装を痛めそうなので止めた。CB1300SPはパール塗装なので変なことすると余計目立ってしまいそうだからな。
傷は4か所(ミラー、フロントブレーキレバー、エンジンガード、マフラー)。さらに左のリヤサイドカウルにひっかき傷。こちらへは倒していないのだが、狭い林道を走った時に小石でも跳ねたのかな。
エンジンガード以外は塗装のないパーツなので、耐水ペーパーで擦ればいいかな。あまり傷のついていないミラーとブレーキレバーから補修。エンジンガードはいったん塗装を剥いで塗り直そうかと思ったが、色合わせのつもりでタッチペンを塗ったら、それだけで傷がほぼ見えなくなった。これでいっか。
一番大きな傷がマフラー。本体ではなくマフラーカバーだったのは幸いで、綺麗にならなかったらパーツ交換する手もあると思い、300番のペーパーで大胆に磨き始める。次いで600番、1000番と番数を上げて磨いたところほぼ傷が消えたので、仕上げにピカールと耐熱ワックスを掛けて終了。
良く見れば小傷は残っているけど妥協できる範囲。
↓
リヤサイドのひっかき傷は液体コンパウンドで磨いてみるが消えず。あまりゴシゴシやると塗装を痛めそうなので止めた。CB1300SPはパール塗装なので変なことすると余計目立ってしまいそうだからな。
平日映画三本立て
今日は健康診断に出掛けたため仕事は休み。午前中に健診が終わったので二週間ぶりに酒を飲む。ついでにアマゾンプライムで映画でも見よう。
・立喰師列伝
押井守監督。立ち食い蕎麦屋などで無銭飲食をする無頼漢を題材としたフィクション。独特の語り口と長台詞。実写をCG加工して表現されたアニメ風な不思議な映像。思っていたよりエンターテイメント性は低くて、娯楽作品としてはいまひとつだった。
・大怪獣東京にあらわる
公開時から怪獣の出ない怪獣映画として一部で話題となった。怪獣の上陸に翻弄される人々を描いた群像劇だが、在り来たりな表現が多くてつまらない。せっかくのアイデアがこうも退屈にできるものか。ラストの精霊流しや怪獣の老衰死にも苦笑するだけ。
・スカイクロラ
昔観たことがあり、久しぶりに観たいなと思っていたのだが、プライム特典だったのでラッキー。同じく押井監督の立喰師を観たからピックアップされたのだろう。
変わらぬ日常を描いた点で盛り上がりに欠く退屈な映画というイメージだったが、今見ると戦闘機のCG表現は格好いいし、日々の描写も人生とはこんなもんだよなと思えた。
・立喰師列伝
押井守監督。立ち食い蕎麦屋などで無銭飲食をする無頼漢を題材としたフィクション。独特の語り口と長台詞。実写をCG加工して表現されたアニメ風な不思議な映像。思っていたよりエンターテイメント性は低くて、娯楽作品としてはいまひとつだった。
・大怪獣東京にあらわる
公開時から怪獣の出ない怪獣映画として一部で話題となった。怪獣の上陸に翻弄される人々を描いた群像劇だが、在り来たりな表現が多くてつまらない。せっかくのアイデアがこうも退屈にできるものか。ラストの精霊流しや怪獣の老衰死にも苦笑するだけ。
・スカイクロラ
昔観たことがあり、久しぶりに観たいなと思っていたのだが、プライム特典だったのでラッキー。同じく押井監督の立喰師を観たからピックアップされたのだろう。
変わらぬ日常を描いた点で盛り上がりに欠く退屈な映画というイメージだったが、今見ると戦闘機のCG表現は格好いいし、日々の描写も人生とはこんなもんだよなと思えた。
2019年9月16日月曜日
ツーリング R139 「立ちごけ!」
前々回、雁坂みちを通った際、国道139号線の一部を使った。そう言えば国道139号線の奥多摩から大月までは車通りが少なく走りやすい道だったなと思い出し、道中にある深城ダムを目的地としてツーリングに出掛けることにした。そして帰り道、ついに忌まわしい出来事が起こる。
08:15 出発
国道139号線へのルートはいくつもあるが、今回は伊勢原~宮ケ瀬湖~奥多摩周遊道という順を選ぶ。出発が8時半ということもあり、国道246号線とその周辺道路は渋滞でうんざり。もう少し早く出発してヤビツ峠を抜けた方が楽しかったかな。
09:30 宮ケ瀬湖 ファミリーマート
宮ケ瀬湖について一服。奥多摩へは相模湖経由がわかりやすいが案の定渋滞。道志みちを進んで県道35号線で上野原へ出ることにした。35号線は道幅の狭い道路だが、相模湖周辺の渋滞を回避できるので今後も使えそう。
11:20 奥多摩周遊道 都民の森
上野原からは一本道。都民の森で二度目の休憩をして奥多摩修道を楽しむ。反対車線のバイクは多かったが、湖方面への車両少なし。駐車場にはパトカーが待機しており、スピード取り締まりでもやっていたのだろうか。白バイも怖いしあまりスピードは出さずのんびり走行を心掛ける。
奥多摩湖の駐車場に着き往復しようかとも考えたが、目的は深城ダムなので先を急ぐことにした。
12:15 深城ダム
奥多摩修道から国道139号線へ。記憶通り走りやすい道だ。白バイもいないし気持ちがいい。長い長い松姫トンネルを抜ける際、反対車線から女性の悲鳴のような音。もちろんそんな訳はなくただのエンジン音なのだが、トンネル内で恐ろしい悲鳴を聞いたなんていうのはこうした空耳なのかもしれない。
トンネルを抜けてすぐに目的地の深城ダム到着。マスツー連中でもいるかな?と思ったが老夫婦が一組いるだけで誰もいなかった。意外。ダムの休憩所で小休止して国道139号線の続きを走る。
ここまでは整備されて広い道だったが、ダムを過ぎると狭い道となる。途中拡幅工事をしているが完成はいつのことやら。さらに県道506との分岐からしばらくは林道のようになり国道とは思えないほど。予定ではこのまま都留へ行くはずだったが国道20号線との合流で方向を勘違い。相模湖方面へ向かってしまった。
道中のローソンで行き先を調べ直し、朝通った県道35号線につながる道があるようなので再び道志みちに戻ろうとしたものの、何度も道を間違える。ナビの設定を間違えたことも原因だし、それが理由でナビを信用しなかったのも悪かった。方向間違い、曲がる場所の勘違い、挙句に行き止まりと散々。
やっと辿り着いた509号線は狭くて薄暗い林道で、あまり車が通らないような道。車同士のすれ違いは出来そうになく、かつ回避場所もほとんどないからだろう。アドベンチャーならまだしも、CB1300で走るような道じゃない。浮石や泥でスリップしないよう、気をつけて進む。
やっと寂しい林道を抜けだしてほっと一息。リニアモーターカー?を彼方に見ながら結局35号線には乗らず都留方面へ。R139バイパスから県道24号線に入って、ようやく予定の道志みち方面に進路が定まった。
24号線では峠付近で雨がパラつき、大きな左カーブでバイクがガードレールに突っ込んでいた。パトカーが到着していたし、ライダーらしき人は無事なようなので、特に手伝いはしなかったが可哀そうなことだ。
14:25 道の駅どうし
道に迷ってヘトヘト。でも偶然通った県道24号線は割と楽しいワインディングで思わぬ収穫だった。道の駅はバイクで一杯。自分の他にもCB1300SPが二台停車していた。スーパーボルドール。こんな高いバイクを買う人は案外いるのな。道中新型カタナを二度見たし、BMWやドゥカティなどの高価な海外バイクも普通に走っている訳で。
駐車場に止まっている種々様々色とりどりのバイクの中に混ざると、CB1300SPは割と普通のバイクに見えて、車列の中で馴染んで見えた。オーナーとしては高級バイクだし、盗まれたりイタズラされたりしないか、なんて心配してしまうが、過剰な心配なのかも。げんこつ唐揚げを食べて体力回復する。
駐車場に止まっている種々様々色とりどりのバイクの中に混ざると、CB1300SPは割と普通のバイクに見えて、車列の中で馴染んで見えた。オーナーとしては高級バイクだし、盗まれたりイタズラされたりしないか、なんて心配してしまうが、過剰な心配なのかも。げんこつ唐揚げを食べて体力回復する。
道の駅を出て山中湖方面へ。見知らぬバイク三台の後ろについたので疑似マスツー状態のまま帰路に就く。
「そして悲劇が起きた!」
通いなれた山中湖からR246へのショートカット三国峠。途中にある山中湖を一望できる駐車場のカーブで事件が起こる。CB1300購入して二か月。慣れたころに立ちごけしやすいと午前中は注意しながら走行していたのだが、散々道に迷った挙句の帰路ということで気が緩んでいたのかもしれない。
駐車場から湖畔を眺めるギャラリーに気がとられ、カーブ方向への注意が遅れてしまった。曲がったところで黄色のスイフトが横断していることに気付く。登りのカーブなのでスピードは出ておらず難なく減速したのだが、スイフトの運転手も急にバイクが来たので驚いたのか道を遮断したまま車を停車させた。
仕方なくこちらもブレーキを掛けて止まったのだが、
・右カーブで勾配がついている
・曲がっている最中なのでハンドルを切っている
・バイクはバンク気味
・ブレーキを掛けて足を出すのが遅れる
・こちらも焦ったのでフロントブレーキがメインとなり、安定感を欠いた
・元々足つきの悪いCBだが、勾配のためさらに悪化
足先はついたもののバイクの車重を支えきれそうに思えず、また疲れも溜まっていたのであろう、あんまり考えもなしに倒すことを選択してしまった。CB1300初の立ちごけ。
勾配の内側にフルバンク停車した300キロの車体は重くビクともしなかった。一人では起こせるとも思えず、ギャラリーの一人が手を貸してくれたので助かった。
あとは帰りの道中、
・どうして左の駐車場に気をとられてしまったのか
・何度も通ってあそこは車が多いことが予測できたのに
・ブレーキを掛ける際、リヤブレーキメインで安定させれば良かった
・すぐに諦めずに車体を維持できなかったか
・勾配側の右でなく、左へ足を出せなかったのか
・勾配側の右でなく、左へ足を出せなかったのか
・倒れそうになったらクラッチつないで左へ進めば良かった
などなど反省ばかり。倒してすぐに損害確認したところ、マフラーカバー、エンジンガードに小さなガリ傷。レバーやウインカーなどパーツ類の破損はなく、タンクやカウルに被害がなかったのはせめてもの救いだった。
16:15 帰宅
本日の走行距離260km。最後にポカして気分は最低。重たくて足つきの良くないバイクだからいつかは倒すと思っていたが、まさか本当に倒してしまうとは。悲しい。せめて今月末のCBオーナーズミーティングまでは綺麗な車体を維持したかったのに。
でも慣れて来たからこその気の緩みと、回避できたであろうアクシデントだったので今後の糧とするしか!
2019年9月14日土曜日
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
タランティーノによる新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を見て来た。この作品はあまり良く知らなかったが、岡田斗司夫の動画で公開を知り、ネタバレされないうちに観に行こうと思った次第。よって前情報を全く仕入れず鑑賞。
レイトショーの開場20分前に映画館着。チケットを取ったら座席予約0名。貸し切りか?なんて思いつつ上映を待っていると、ちらほらとお客さんが入って来た。
主演ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオという、最近タランティーノ映画の常連俳優によるもの。60年代のハリウッドを背景に、かつてのテレビスター(ディカプリオ)とそのスタントマン(ブラピ)を狂言回しとしたノスタルジックなストーリー。
第三の主人公としてポランスキーの妻シャロンテートをピックアップ。観客は後に起こる悲劇を頭の片隅に置きつつ物語を見るので、序盤のチャールズ・マンソンらしき人物の登場や、中盤で起きるヒッピー村への訪問時など、最後はどうなるのだろうかという緊張を覚える。
かつてのスターが落ちぶれる悲哀もディカプリオの演技が素晴らしく、対してブラッドピットの物語は今一つ。ブラッドピット自身がそうなのか、脚本の関係で仕方ないのか、マッチョでナルシストなストーリーは鼻白む。
最後はイングロリアス・バスターズのようなお伽噺的結末。
時系列に従った状況説明で緊張感を高めるも、マンソンファミリーの襲撃先はポランスキー宅ではなく隣の主人公宅となる。お約束のように犯人一味はブラピとディカプリオによって返り討ちに合う。しかもかなりひどい殺され方で。特に火炎放射器の再登場にはニヤリとさせられる。
ラスト、現実では惨殺されるシャロン・テートは声だけの存在で姿を現さない。その女神のような存在感は彼女に対する慕情と鎮魂か。
レイトショーの開場20分前に映画館着。チケットを取ったら座席予約0名。貸し切りか?なんて思いつつ上映を待っていると、ちらほらとお客さんが入って来た。
主演ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオという、最近タランティーノ映画の常連俳優によるもの。60年代のハリウッドを背景に、かつてのテレビスター(ディカプリオ)とそのスタントマン(ブラピ)を狂言回しとしたノスタルジックなストーリー。
第三の主人公としてポランスキーの妻シャロンテートをピックアップ。観客は後に起こる悲劇を頭の片隅に置きつつ物語を見るので、序盤のチャールズ・マンソンらしき人物の登場や、中盤で起きるヒッピー村への訪問時など、最後はどうなるのだろうかという緊張を覚える。
かつてのスターが落ちぶれる悲哀もディカプリオの演技が素晴らしく、対してブラッドピットの物語は今一つ。ブラッドピット自身がそうなのか、脚本の関係で仕方ないのか、マッチョでナルシストなストーリーは鼻白む。
最後はイングロリアス・バスターズのようなお伽噺的結末。
時系列に従った状況説明で緊張感を高めるも、マンソンファミリーの襲撃先はポランスキー宅ではなく隣の主人公宅となる。お約束のように犯人一味はブラピとディカプリオによって返り討ちに合う。しかもかなりひどい殺され方で。特に火炎放射器の再登場にはニヤリとさせられる。
ラスト、現実では惨殺されるシャロン・テートは声だけの存在で姿を現さない。その女神のような存在感は彼女に対する慕情と鎮魂か。
2019年9月8日日曜日
ツーリング 伊豆半島
この所天気が芳しくなかったが、金曜土曜と晴天が続いた。ツーリングに出掛けるライダーたちも多く見かけ、さぞ気持ち良かろうと思ったが、休みの日曜日はまたもや雨。台風15号。週末になると台風がやってくる。せっかくの休日に出掛けられず、しかも仕事が休みになるわけでもなくで最低。
しかし予報を見れば午前中は嵐の前の静けさで天気が良さそう。少し早起きしてツーリングに出掛ける。伊豆半島をぐるりと周り、海岸線を気持ちよく走ろう。
04:30 出発
ガススタに寄って西湘バイパス。早川口で降りる。せっかくなので日の出でも撮ろう。しばらく国道135号線をひた走る。
05:10 真鶴
日の出は5時20分頃。根府川を越えて真鶴道路へ入る手前の駐車スペースで待機。日の出を待つ。当たり前だが予定通り5時20分に日が昇った。
07:00 下田
海水浴シーズンも終わり、台風も接近していることもあってか、国道135号はとても空いていた。もともと信号も少ない街道なので走りやすい。一つ目の目的地下田に到着。
ここから天城高原方面へ北上し、10時には帰宅する予定だったが、午前中いっぱいは天気も良さそうなのでもう少し足を伸ばす。
07:30 石廊崎
県道16号経由で伊豆半島最南端の石廊崎に到着。灯台でも見ようかと思ったが駐車場が有料みたいなのでやめとく。せっかくここまで来たから西伊豆へ。
08:00 西伊豆
国道136号線へ戻る。黄色のセンターラインをはみ出し走行しながら追い越しをするアフリカツインが後ろに着いたのでさっさと抜かさせる。視界から消えた後しばらく走っていたらとある交差点で停車していた。何かと思えば自分の後ろからやってきたバイクの群れと合流。どうやらマスツーリングの先頭らしい。
マスツーリングのリーダーが単独でこんなに飛ばし、しかも危険運転するのかと少々憤りを覚えたが、所詮他人事。気にするだけ馬鹿馬鹿しい。一緒に走って自分もグループの一員に見られるのも嫌なので手近なコンビニに立ち寄って休憩。
08:30 仁科川
国道136号線から県道59号に入り、仁科川沿いに西天城高原を目指す。本当は県道410号で宇久須川沿いに上がる予定だったが、目印としていたセブンイレブンを間違えてしまった。昨晩の雨で路面が濡れていて怖い。一回リヤが滑ってヒヤリとする。
09:00 西天城高原
牧場にはきれいな虹がかかっていた。ここまでは雨に降られず。しかし高原から見る仁科峠方面は霧で霞んでいる。
09:20 西伊豆スカイライン
霧。というより小雨。カーナビの雨養生をして進む。峠は霧で視界不良だったが、達磨山のあたりで霧は晴れる。
09:45 修善寺道路~伊豆縦貫~国道1号線
修善寺から伊豆スカイラインに向かうつもりだったが、こちらも霧で走りにくそう。伊豆縦貫から国道1号線で箱根を越えた方が安全と判断する。
11:00 帰宅
箱根峠は霧もなく、バス渋滞こそあったが問題なく帰宅の途につく。西湘バイパスは台風の影響で下り線が通行止めになったらしい。隙間をついたツーリングだったわけだ。
本日の走行距離269.3km。いつも渋滞しているイメージの東伊豆だが、早朝からのツーリングなら悪くないかも。
しかし予報を見れば午前中は嵐の前の静けさで天気が良さそう。少し早起きしてツーリングに出掛ける。伊豆半島をぐるりと周り、海岸線を気持ちよく走ろう。
04:30 出発
ガススタに寄って西湘バイパス。早川口で降りる。せっかくなので日の出でも撮ろう。しばらく国道135号線をひた走る。
05:10 真鶴
日の出は5時20分頃。根府川を越えて真鶴道路へ入る手前の駐車スペースで待機。日の出を待つ。当たり前だが予定通り5時20分に日が昇った。
07:00 下田
海水浴シーズンも終わり、台風も接近していることもあってか、国道135号はとても空いていた。もともと信号も少ない街道なので走りやすい。一つ目の目的地下田に到着。
ここから天城高原方面へ北上し、10時には帰宅する予定だったが、午前中いっぱいは天気も良さそうなのでもう少し足を伸ばす。
07:30 石廊崎
県道16号経由で伊豆半島最南端の石廊崎に到着。灯台でも見ようかと思ったが駐車場が有料みたいなのでやめとく。せっかくここまで来たから西伊豆へ。
08:00 西伊豆
国道136号線へ戻る。黄色のセンターラインをはみ出し走行しながら追い越しをするアフリカツインが後ろに着いたのでさっさと抜かさせる。視界から消えた後しばらく走っていたらとある交差点で停車していた。何かと思えば自分の後ろからやってきたバイクの群れと合流。どうやらマスツーリングの先頭らしい。
マスツーリングのリーダーが単独でこんなに飛ばし、しかも危険運転するのかと少々憤りを覚えたが、所詮他人事。気にするだけ馬鹿馬鹿しい。一緒に走って自分もグループの一員に見られるのも嫌なので手近なコンビニに立ち寄って休憩。
08:30 仁科川
国道136号線から県道59号に入り、仁科川沿いに西天城高原を目指す。本当は県道410号で宇久須川沿いに上がる予定だったが、目印としていたセブンイレブンを間違えてしまった。昨晩の雨で路面が濡れていて怖い。一回リヤが滑ってヒヤリとする。
09:00 西天城高原
牧場にはきれいな虹がかかっていた。ここまでは雨に降られず。しかし高原から見る仁科峠方面は霧で霞んでいる。
09:20 西伊豆スカイライン
霧。というより小雨。カーナビの雨養生をして進む。峠は霧で視界不良だったが、達磨山のあたりで霧は晴れる。
09:45 修善寺道路~伊豆縦貫~国道1号線
修善寺から伊豆スカイラインに向かうつもりだったが、こちらも霧で走りにくそう。伊豆縦貫から国道1号線で箱根を越えた方が安全と判断する。
11:00 帰宅
箱根峠は霧もなく、バス渋滞こそあったが問題なく帰宅の途につく。西湘バイパスは台風の影響で下り線が通行止めになったらしい。隙間をついたツーリングだったわけだ。
本日の走行距離269.3km。いつも渋滞しているイメージの東伊豆だが、早朝からのツーリングなら悪くないかも。
2019年9月2日月曜日
ツーリング 雁坂、秩父
国道140号線「彩甲斐街道」雁坂みち~秩父を走ってきた。3年ぶりくらい。
前に走った時は秋の晴天下、とても気持ちが良かった思い出だが、今回はどんより曇り空でこんなもんだったけ、という感じ。かなり遠くまで走ったけれど、これだったら近場の伊豆や似たルートの大菩薩~奥多摩の方が楽しいかも。
前回行きそびれたトンネル内に分岐のある駒ヶ滝トンネルのある秩父湖方面へ。しかし道中の案内大看板で探すもそれらしいトンネルがみつからず。おかしいなと思いながらもブログの記事を頼りに140号線の旧道を上下走り、結局トンネルはなかった。
再びトンネルについて調べてみると、とっくに閉鎖されていた模様。俺は古いブログを見ていたのか。というか最初に分岐のあるトンネルの話しを聞いたのは会社の先輩だったから、普通に今も使われていると思いこんでいた。
その跡、道の駅秩父から国道299号線へ。圏央道で帰宅と前回とまったく同じ道のり。遠くに来た割には新鮮味のないツーリングとなってしまった。
次回このルートを通るときはキャンプ道具持ち込んで栃木~長野ビーナスライン方面にロングツーリングしてみたい。神流町恐竜センターが気になる。
または南下時川越へ足を伸ばし、川越城へ行ってみたいね。
04:00 出発
早起きして早朝出発しようと目論むが、真夜中目が覚めてしまう。そのまま睡眠不足で出発。道中睡魔が襲ってきそう。R255~R246~山中湖小山線ルート。御殿場経由より30分から1時間速い。
05:00 山中湖
山中湖の見える駐車場は車がぎっしり。泊りがけで写真を撮っている様子。たしかに朝焼けの湖面や富士山は美しいだろう。あいにくの曇り空で残念だが。
06:00 デイリーヤマザキ 山梨勝沼店
ナビ推奨の河口湖を迂回するバイパスを通ってみる。新倉河口湖トンネルという長いトンネルを抜けると河口湖北川へ出た。渋滞回避に便利かも。御坂みちへ。御坂峠への誘惑を振り切り大菩薩ライン(R411)へ行くとき必ず立ち寄るデイリーヤマザキへ。手作りパンがうまい。
07:20 雁坂トンネル
雁坂みちを走る。前回は晴天で気持ち良かったが今日はスカッとしない天気。トンネルを抜けると路面は濡れていて、雨上がりであったことがわかる。
07:45 滝沢ダム
ダム駐車場の開場は9:00だったため、手前の空きスペースで休憩。
08:20 秩父湖
駒ヶ滝トンネルを目指す。結果は前述の通り。
09:00 道の駅大滝温泉
一休み。睡眠不足で疲労感が出てくる。温泉に入りたい欲にかられるが開くのは10:00から。他の温泉も探したりする。疲れをかなり感じる。
09:40 道の駅あらかわ
小雨が降ってきたので急遽ピットイン。疲れもあるので休み多め。ナビの雨対策。道中地元消防団の姿を見かけたが、そういえば本日は防災の日。道の駅では消防隊員が消火訓練を実施していた。
10:30 道の駅ちちぶ
市内へ入り車が多くなる。バイカーとよくすれ違う。秩父は埼玉県民ライダーのメッカなんだろう。名物のわらじカツ丼を食べたいがまだ営業しておらず。しかたないのでコロッケと味噌ポテトを食す。うまし。
12:40 厚木PA
入間近辺で迷いつつ、圏央道に乗る。厚木PAで一休みして小田原厚木道路にて自宅へ。
14:00 帰宅
本日走行距離317km。睡眠不足がたたり疲労困憊。
前に走った時は秋の晴天下、とても気持ちが良かった思い出だが、今回はどんより曇り空でこんなもんだったけ、という感じ。かなり遠くまで走ったけれど、これだったら近場の伊豆や似たルートの大菩薩~奥多摩の方が楽しいかも。
前回行きそびれたトンネル内に分岐のある駒ヶ滝トンネルのある秩父湖方面へ。しかし道中の案内大看板で探すもそれらしいトンネルがみつからず。おかしいなと思いながらもブログの記事を頼りに140号線の旧道を上下走り、結局トンネルはなかった。
再びトンネルについて調べてみると、とっくに閉鎖されていた模様。俺は古いブログを見ていたのか。というか最初に分岐のあるトンネルの話しを聞いたのは会社の先輩だったから、普通に今も使われていると思いこんでいた。
その跡、道の駅秩父から国道299号線へ。圏央道で帰宅と前回とまったく同じ道のり。遠くに来た割には新鮮味のないツーリングとなってしまった。
次回このルートを通るときはキャンプ道具持ち込んで栃木~長野ビーナスライン方面にロングツーリングしてみたい。神流町恐竜センターが気になる。
または南下時川越へ足を伸ばし、川越城へ行ってみたいね。
04:00 出発
早起きして早朝出発しようと目論むが、真夜中目が覚めてしまう。そのまま睡眠不足で出発。道中睡魔が襲ってきそう。R255~R246~山中湖小山線ルート。御殿場経由より30分から1時間速い。
05:00 山中湖
山中湖の見える駐車場は車がぎっしり。泊りがけで写真を撮っている様子。たしかに朝焼けの湖面や富士山は美しいだろう。あいにくの曇り空で残念だが。
06:00 デイリーヤマザキ 山梨勝沼店
ナビ推奨の河口湖を迂回するバイパスを通ってみる。新倉河口湖トンネルという長いトンネルを抜けると河口湖北川へ出た。渋滞回避に便利かも。御坂みちへ。御坂峠への誘惑を振り切り大菩薩ライン(R411)へ行くとき必ず立ち寄るデイリーヤマザキへ。手作りパンがうまい。
07:20 雁坂トンネル
雁坂みちを走る。前回は晴天で気持ち良かったが今日はスカッとしない天気。トンネルを抜けると路面は濡れていて、雨上がりであったことがわかる。
07:45 滝沢ダム
ダム駐車場の開場は9:00だったため、手前の空きスペースで休憩。
08:20 秩父湖
駒ヶ滝トンネルを目指す。結果は前述の通り。
09:00 道の駅大滝温泉
一休み。睡眠不足で疲労感が出てくる。温泉に入りたい欲にかられるが開くのは10:00から。他の温泉も探したりする。疲れをかなり感じる。
09:40 道の駅あらかわ
小雨が降ってきたので急遽ピットイン。疲れもあるので休み多め。ナビの雨対策。道中地元消防団の姿を見かけたが、そういえば本日は防災の日。道の駅では消防隊員が消火訓練を実施していた。
10:30 道の駅ちちぶ
市内へ入り車が多くなる。バイカーとよくすれ違う。秩父は埼玉県民ライダーのメッカなんだろう。名物のわらじカツ丼を食べたいがまだ営業しておらず。しかたないのでコロッケと味噌ポテトを食す。うまし。
12:40 厚木PA
入間近辺で迷いつつ、圏央道に乗る。厚木PAで一休みして小田原厚木道路にて自宅へ。
14:00 帰宅
本日走行距離317km。睡眠不足がたたり疲労困憊。
ナイトツーリング 三崎港
今日は夜の予定がなくなったので、急遽ナイトツーリングに出掛けた。と言っても自宅のある小田原から三崎港までのプチツーリング。朝から雨が降る予報なので、あまり遠出はせず。ルートは国道134号線をひた走るのみ。
ヘルメットのバイザーを上げていると砂が目に入る。「風強いなぁ」なんて思ったら、強風警報が出ていた。とある交差点では風に巻き上げられた海の砂が雨のようにライトに照らされたほど。
警報を見るまで気付かず。言われてみれば横風すごいなという感じ。しかしCB1300では強風の影響などまったく無く、安定して走り続けることが出来た。これはひとえに300kg近い車重によるもの。高速走行での疲労軽減にも役立っているのだろうな。
2時を過ぎた国道は車通りもなくて、試しに2速でフルスロットルを試してみた。これまでCB1300って言うほど加速力ないじゃんと思っていたが、5000回転を過ぎたあたりでまさに怒涛のトルク。それまでと一気に違う加速力を見せる。これが大型の加速力か、なんていう余裕なし。すぐにスロットルを戻すことに。
昼間は暑いこともあり、ここ最近夜間走行が多かったが、景色見えないのっていうのは案外つまらない。交通量少ないから走りやすいのは事実なので、移動だけって考えればありなんだろうが。
ヘルメットのバイザーを上げていると砂が目に入る。「風強いなぁ」なんて思ったら、強風警報が出ていた。とある交差点では風に巻き上げられた海の砂が雨のようにライトに照らされたほど。
警報を見るまで気付かず。言われてみれば横風すごいなという感じ。しかしCB1300では強風の影響などまったく無く、安定して走り続けることが出来た。これはひとえに300kg近い車重によるもの。高速走行での疲労軽減にも役立っているのだろうな。
2時を過ぎた国道は車通りもなくて、試しに2速でフルスロットルを試してみた。これまでCB1300って言うほど加速力ないじゃんと思っていたが、5000回転を過ぎたあたりでまさに怒涛のトルク。それまでと一気に違う加速力を見せる。これが大型の加速力か、なんていう余裕なし。すぐにスロットルを戻すことに。
昼間は暑いこともあり、ここ最近夜間走行が多かったが、景色見えないのっていうのは案外つまらない。交通量少ないから走りやすいのは事実なので、移動だけって考えればありなんだろうが。
登録:
投稿 (Atom)