今日は早起き。5時ごろにツーリングに出発。最初は国道411号線を甲府から八王子までのんびり行こうと考えていたのだが、先日仕事の仲間と芦ノ湖スカイラインと箱根スカイラインの切り替わり点。つまり湖尻峠に県道337号線を発見。小田原に住んでいながら誰もその道を知らないということから一度行って来いと言われていたので、この道を調べつつ箱根をのんびり散策することにした。
午後から天候が悪くなりそうという情報もあったので、午前中で帰宅するにはちょうど良い。また県道337号以外にもいくつか走っておきたい道があったのだ。
仕事で御殿場に出掛けている。御殿場へは国道246か箱根越えの2ルートがあり所要時間はだいたい同じくらい。集合場所の都合でルートを決めていたのだが、最近は箱根ルートを使用することが多かった。
しかし夏休みシーズン到来。さらに大涌谷の通行規制が日中は解除されたということもあって、小涌谷から湯本まで夕方大渋滞になるようになってしまった。
これを回避するには湖尻から元箱根へ出て、箱根新道や旧道を使うこととなる。時間的には10分から15分程度しか変わらないとはいえ、かなりの遠回りとなってしまうのが辛い。
そこで宮城野から林道を使って久野に出る道を使いたいのだが、一度他の人の車に同乗しただけで自分では走ったことはない。そのため道順がよくわからず、知ってはいたが利用したことがなかった。そこで今日はまずこの林道を通ることにした。
国道一号線本道を宮ノ下まで進み、国道138号線へ。強羅へ向かうY字路を直進してすぐの橋を渡るように右折。八百屋を左手に見て右折。あとは一本道。
入口には「許可車輌以外は通行禁止」と何度も看板が立っているが無視。いかにも林道的な細い道を進んで行く。とは言え全線舗装されており走行に支障なし。対向車もほとんどおらず、急なブラインドカーブだけ注意すれば問題はない。
ただし平均スピードはかなり遅くなるし、どこを走っているんだか分からなくなるのが辛いかも。所要時間だけみれば元箱根まで出て箱根新道を使っても同じくらいになってしまうかもね、というのが印象。
最終的には荻窪へ出て、いこいの森を経由しつつ小田厚荻窪ICへ辿り着く。
今後使用するかどうかはさておき、選択肢の一つにはなったかな。
ふたたび小田原に戻ってきたので、今度は箱根新道から箱根峠へ向かう。芦ノ湖スカイラインから、本日の目的である県道337号線を目指す予定だったが、なんと芦ノ湖スカイラインは夜間通行止め。開門は7時からとのこと。現在6時のため、そのまま芦ノ湖湖畔を走って桃源台経由で向かうことにした。
早朝ということもあってか車はほとんどなし。快適なツーリング。ほどなくして桃源台へ到着。そのまま湖尻峠へ。こちらの料金所はたぶん解放されてるんじゃないかと思ったら予想通り。湖尻峠へと出ることが出来た。
芦ノ湖スカイラインの開門を待つバイク数台を見やりつつ、県道337号線へ。芦ノ湖スカイラインはいつも箱根峠側から入ることが多く、県道へは鋭角に曲がる感じとなる。また前方には箱根スカイライン入口標識、右には桃源台への標識と見るべきものが多く、それでいて県道の表記があまりない(?)ので気づかなかった模様。不思議な道である。
センターラインのない山間の細道という感じ。さきほど通った宮城野林道を想像していたが、道幅自体は広めなところも多く、意外と走りやすい。もっともヘヤピンが多いのでスピードは出しにくい。
半分くらい走ったところで二車線となり普通の道に。裾野方面へ出るには隠れた抜け道かも知れぬ。
県道を下りきって道なりに進むと国道246にぶつかる。このまま南下して長泉ICにて伊豆縦貫道へ入り、三島塚原ICから国道一号線。伊豆縦貫道は少し混雑していたが、すぐに下りるので問題なし。三島側から箱根への国道一号線は登坂車線が整備されたのでとても走りやすくなった。
さて目的は達成したのでどうしようかと考える。この所洗車をしてないから、早めに帰宅して暑くなる前に洗車しようかなとも思ったが、せっかくだからと規制の解除された大涌谷へ行ってみることにした。
箱根峠へ着いた時点で時刻は8時ごろ。夜間はまだ通行止めで、規制が解除されるのは9時から17時の間とのことで、この時間だとまだ開いてなさそう。
先ほどと似たルートで桃源台方面へ向かうが、今回は県道75号を使わず、箱根園へ向かう湖畔の狭い道をのんびり進むことにした。
最終的には県道75号に合流、そのまま仙石原方面へすすんで県道755号線へ右折。734号線との三叉路へ。到着時刻は8時30分過ぎ。何台か開門待ちの車が列を作っていた。少し待てば開くなぁとは思ったが、まぁ大涌谷へ行くのが目的だったわけではないしとそのまま強羅方面へ降りることにした。
強羅、ユネッサンを通過して国道一号線に何度目かの合流。そろそろ暑くなる。帰るとしよう。
前回取り忘れたバックステップ外したCBR400R。ささいな所だけど、すっきりした印象。
2016年7月31日日曜日
2016年7月25日月曜日
CBR400R マフラーステー取り付け
先週末は世間では三連休。しかし自分はお仕事。しかもある種のサービス業なので、連休で遊びに出掛ける人々を接客する側。天気はそれほど良くなかったのにもかかわらず、人出は中々で、仕事は終了予定時刻に終わらず残業。そのまま代休も取れず今週働きずくめで、疲労は蓄積するばかり。
今週末は梅雨の晴れ間で天気が良かったこともあり、前日までは伊豆スカイラインか西伊豆でもと思っていたのだが、体が休憩を求めていた。気がついてみれば起きたのは正午過ぎ。まあ寝たのが二時をまわっていたということもあれど、久しぶりの睡眠で疲労もどうやらとれたみたい。ツーリングは次週以降にしよう。
と言うか、本当は二輪の安全講習会に行こうと思っていた。YouTubeなどの配信動画を見ていると、白バイ警官や免許センターの講師による講習会はとても参考になりそうで、もっとも中型免許を取得する際に習ったことの復習ぽくはあったが、それでも取得から長年が立ち、単車を乗るのも何年振りかということもあったので、再度勉強し直したいと感じていたため。
あわよくばスラロームなどをもう一度勉強して、大型限定解除の一発試験でも受けてみようかなんていう考えもあった。
当然改造車輌では講習を受講できないので、シングルシートカウルはタンデムシートに戻し、バックステップやスポーツセパハンは大丈夫だろうか?なんて心配しながら受講のお知らせを見直してみれば・・・受講日は前日でした。
てっきり日曜日だと思い込んでいたら、なんと土曜日開催。23日という日付けはぼんやり記憶していたので、もしかしたら土曜日だったかもとは思ったのだが確認せず。普通に仕事に出掛けてしまった。
本心は受講するのが面倒くさくなっていたのかも。
というわけで、改造バイクに乗っていても問題ない(?)こととなり、タンデムステップを取り外しを決定。乗員二名のバイクが乗員一名になるので、本来であれば車検証の記載変更が必要なはず。
上の写真が現在の愛車CBR400Rである。
スポーツセパハン、バックステップにシングルシートとなかなかスポーティな雰囲気。上から見下ろすと表情も鋭くなかなか格好いい。1000RRかな?なんて思わせるマッチョな風貌がいい。実際は加速、最高速ともイマイチで、スポーツ仕様のカスタムは路線を間違えたかなぁと思いつつ、兄弟車のCB400Fのトップブリッジを利用したバーハン仕様や、サイドとトップのフルパニヤにロングスクリーンをつけてツアラーにしてみようか、などと考えたりもした。
しかしこれまでのスポーツ路線から引き返すには投資をし過ぎた(笑)。本来はフルカウルノ単車に乗ったことがなかったので、どんなもんかいな、程度だったのに。あれよあれよとそっち方向へ行き過ぎたね。もうCBR400Rはそっち方向で頑張ることにする。
上写真の通りなかなかマッチョなCBR400Rなのだが、やはりシングルシート仕様になっているのにタンデムステップがあるのは矛盾しているし、格好悪い。知っている人が見れば失笑ものじゃなかろうか。しかし右ステップはマフラーステー兼用となっているので、ただ外せばよいというわけではない。
そこで汎用のマフラーステーはと探していると、現在つけているマフラーと同じメーカーのOver Racing製ステーをamazonにて発見。値段も7千円弱とお手頃。当然ポチる。
物は揃ったので、さっそくタンデムステップを取り外すことに。簡単そうな左からトライ。左ステップにはヘルメットロックが同締めされているので、ステップを外した後こいつだけ再取り付け。見た目はあれだけどあると便利だしね。あんまりにも似合わないようだったらこいつも外そう。
さて右ステップ。これも外すところまでは順調。しかしステー取り付けで苦労した。どうしてもステーとフレームの取り付けボルトがはまらない。若干長さが足りないようなのだ。結局ワッシャーなしで取り付けた。さらにステーとマフラーの取り付けも穴が全く合わない。今回は位置が全然違う感じ。本来であればステーが外側になるのだが、付属のスペーサーを取り付けてステーを内側にすることで解決。スペーサーが付属しているということはつまり今回の取り付け方法も考慮されているというわけだが(説明書にもその取り付け方法は記載されている)、本来はOver Racing製パーツ通りなのだからステーが外側になるはずなのだが。
文章で書けばたいしたことないのだが、暑苦しいガレージで悪戦苦闘、試行錯誤しただけに苦労感まんまん。取り付け後写真は撮り忘れました(汗)。
あとはヘッドライト下部にカーボンシートを張り付けたいな。
今週末は梅雨の晴れ間で天気が良かったこともあり、前日までは伊豆スカイラインか西伊豆でもと思っていたのだが、体が休憩を求めていた。気がついてみれば起きたのは正午過ぎ。まあ寝たのが二時をまわっていたということもあれど、久しぶりの睡眠で疲労もどうやらとれたみたい。ツーリングは次週以降にしよう。
と言うか、本当は二輪の安全講習会に行こうと思っていた。YouTubeなどの配信動画を見ていると、白バイ警官や免許センターの講師による講習会はとても参考になりそうで、もっとも中型免許を取得する際に習ったことの復習ぽくはあったが、それでも取得から長年が立ち、単車を乗るのも何年振りかということもあったので、再度勉強し直したいと感じていたため。
あわよくばスラロームなどをもう一度勉強して、大型限定解除の一発試験でも受けてみようかなんていう考えもあった。
当然改造車輌では講習を受講できないので、シングルシートカウルはタンデムシートに戻し、バックステップやスポーツセパハンは大丈夫だろうか?なんて心配しながら受講のお知らせを見直してみれば・・・受講日は前日でした。
てっきり日曜日だと思い込んでいたら、なんと土曜日開催。23日という日付けはぼんやり記憶していたので、もしかしたら土曜日だったかもとは思ったのだが確認せず。普通に仕事に出掛けてしまった。
本心は受講するのが面倒くさくなっていたのかも。
というわけで、改造バイクに乗っていても問題ない(?)こととなり、タンデムステップを取り外しを決定。乗員二名のバイクが乗員一名になるので、本来であれば車検証の記載変更が必要なはず。
上の写真が現在の愛車CBR400Rである。
スポーツセパハン、バックステップにシングルシートとなかなかスポーティな雰囲気。上から見下ろすと表情も鋭くなかなか格好いい。1000RRかな?なんて思わせるマッチョな風貌がいい。実際は加速、最高速ともイマイチで、スポーツ仕様のカスタムは路線を間違えたかなぁと思いつつ、兄弟車のCB400Fのトップブリッジを利用したバーハン仕様や、サイドとトップのフルパニヤにロングスクリーンをつけてツアラーにしてみようか、などと考えたりもした。
しかしこれまでのスポーツ路線から引き返すには投資をし過ぎた(笑)。本来はフルカウルノ単車に乗ったことがなかったので、どんなもんかいな、程度だったのに。あれよあれよとそっち方向へ行き過ぎたね。もうCBR400Rはそっち方向で頑張ることにする。
上写真の通りなかなかマッチョなCBR400Rなのだが、やはりシングルシート仕様になっているのにタンデムステップがあるのは矛盾しているし、格好悪い。知っている人が見れば失笑ものじゃなかろうか。しかし右ステップはマフラーステー兼用となっているので、ただ外せばよいというわけではない。
そこで汎用のマフラーステーはと探していると、現在つけているマフラーと同じメーカーのOver Racing製ステーをamazonにて発見。値段も7千円弱とお手頃。当然ポチる。
物は揃ったので、さっそくタンデムステップを取り外すことに。簡単そうな左からトライ。左ステップにはヘルメットロックが同締めされているので、ステップを外した後こいつだけ再取り付け。見た目はあれだけどあると便利だしね。あんまりにも似合わないようだったらこいつも外そう。
さて右ステップ。これも外すところまでは順調。しかしステー取り付けで苦労した。どうしてもステーとフレームの取り付けボルトがはまらない。若干長さが足りないようなのだ。結局ワッシャーなしで取り付けた。さらにステーとマフラーの取り付けも穴が全く合わない。今回は位置が全然違う感じ。本来であればステーが外側になるのだが、付属のスペーサーを取り付けてステーを内側にすることで解決。スペーサーが付属しているということはつまり今回の取り付け方法も考慮されているというわけだが(説明書にもその取り付け方法は記載されている)、本来はOver Racing製パーツ通りなのだからステーが外側になるはずなのだが。
文章で書けばたいしたことないのだが、暑苦しいガレージで悪戦苦闘、試行錯誤しただけに苦労感まんまん。取り付け後写真は撮り忘れました(汗)。
あとはヘッドライト下部にカーボンシートを張り付けたいな。
2016年7月12日火曜日
CBR400R ビーナスライン
行きたいとは思いつつ、遠いので敬遠してきた峠道、「ビーナスライン」へ行くことに決めた。決めたと言いながらも当日になって急きょのドタキャンなんてザラ。今回は仕事仲間にも今度の休みにはビーナスラインへ行きますと宣言し、逃げられないように自分を追い込んだ。
日曜日は仕事が入ってしまったため、月曜日を代休とする。平日だし渋滞も緩和されるだろうと前向きに考えるも、日曜日はとってもいい天気。こりゃミスったなぁと思いきや、月曜日も負けないくらい良い天気だったので結果オーライである。
そうは言うものの少しでも空いた道を出掛けたいと四時起き、五時出発を試みるが、仕事の疲れが蓄積していたのか起きれず。結局自宅を出たのはいつもと変わらぬ六時半であった。
行程については前日のうちに考えておいた。ナビによって推奨されるルートは異なる。
1)高速中心・・・小田厚~圏央道~中央高速
2)御殿場高速・・・東名~富士五湖~中央高速
3)下道・・・R246-138-137-20
こんな感じ。
1)については2時間半程度で到着するようだが、一度厚木まで東進。八王子へ北上してから西へ進むというルートがどうにも受け入れられない。要するに逆方向へ向かわねばならないから。それでいて全部高速道路を使うことになるので五千円近い高速料金が掛かる。まぁ却下。
2)について。東名高速の大井松田~御殿場間は使わず国道246を使用するとして、現実的な選択肢。須走ICから大月経由で諏訪を目指す。料金、時間とも問題なし。
3)について。時間は掛かるものの、御坂みちを通るので興味深い。先日この道について先輩に教えてもらったばかりなので走ってみたい気もする。
他に調べてみると、これまで山中湖へ向かう時は御殿場から138号線に乗り、須走経由で向かっていたのだが、どうやら鮎沢を超えたあたりで抜け道があり、御殿場や須走を通らず直接山中湖へ抜けていくことができるよう。
この道が今後有効になりそうなこともあり、今回は3)ルートでビーナスラインを目指すこととなった。ただし当日寝坊したため、御坂みちを超えたところで中央高速に乗り、諏訪インターで降りるという2)との折衷案でもある。
ルートは決定しているのであとは進むだけ、なんて何も考えずに進んで行ったが、考えなさすぎた。国道255から246へ抜けたのが大失敗。山北はスーパー渋滞。そうだ今日は平日月曜日。大型トラックと通勤乗用車が列を連ねて進みやしない。あまりやらないすり抜けを駆使しつつも、山北を抜けるのに1時間近く掛かってしまうという有様。嗚呼、大雄山から地蔵峠方面へ抜けておけば良かったのに・・・。
それでも谷峨のあたりでなんとか渋滞解消。ここからは順調で予定通り鮎沢を抜けたインターチェンジみたいな所で山中湖への抜け道に入る。割と整備された峠道でヤビツ峠よりよっぽど広い道幅と走りやすい。当然他車は全くなく、快適に進むことができた。こうして8時ごろ、山中湖到着。ここから見る山中湖は新鮮で、まるで草原の中の池みたいだった。
そのまま進んで河口湖を目指す。どうやらこの抜け道は「道志みち」の終点の隣に出るよう。セブンイレブンが目印。山中湖畔北側を走って国道138へ合流。腹が減ったので松屋にて朝食。河口湖大橋を超えていよいよ「御坂みち」へ。
「御坂みち」はとても快適な峠道だった。平日ということもあろうか交通量はさほどでもなく、順調に進むことが出来る。登坂車線が整備されていることも要因だろう。これだけ快適な道ならばわざわざお金を払って富士五湖道路~中央高速を使って大月まで遠回りする必要も感じられない。久しぶりのCBR400Rのライディングポジションにも慣れてきて、気持ちよく進む。
9時半ごろ「一宮御坂IC」到着。ここからは高速を使う。国道20号線を使う予定であったが、平日ということもあり混雑が予想される。また1時間以上も寝過ごし、山北の渋滞ハマりもあったりで下道を行く気分にはなれなかった。
10時ごろ二度目の休憩。原PAにて一服。中央高速は流れ順調。道中一車線規制もあったが、渋滞の気配なしで10時30分には諏訪まで辿り着いた。いよいよビーナスライン。
諏訪IC降りてすぐのセブンイレブンにてコーヒーを飲みつつ道を確認。憧れの地「ビーナスライン」へ突入である。国道152号線へ入ってすぐに「ビーナスライン」の大きな垂れ幕。期待が高まる・・・も、茅野市街を通るその道は車の量も多く、通勤・生活・トラックなどが混じり合うイケてない一般道という印象。どこが峠道、ワインディングだよ!と思いつつ進む。
しばらくして国道192へ。やっとのどかな田舎道となり少し安心。気分を損ねる足場材を積んだユニックもほどなく消えてくれていよいよビーナスラインの本領発揮か。ただし「伊豆スカイライン」のような優良観光道路と違い、のんびりドライバーも多く走っている感じ。平日ということもありバイカーは少なし。蓼科を越えたあたりでは路面もがたついて何か楽しくない。富士スカイラインと似た感じかなぁ。11時まわったあたりで白樺湖に到着。湖面は緑色で汚い。そばにバイクを止めて休憩する気にもなれず、展望台にて写真を数枚撮った程度で先を進むことにした。
ここまでは残念な感じだったが、峠道は高原を突き進むゆるやかな道となっており、やっと「ビーナス」ラインという風情に。小高い丘は遥か昔馬でも放牧していたのだろうか、なんて思わせるような大きな景色。もっとも、ゆったりとしたカーブで景色も良いことから老人ドライバーが多く、こうした車はスピードが遅いのが難点。芦ノ湖スカイラインや伊豆スカイラインのようにバイカー御用達のワインディングとはちょっと違うみたいね。のんびりドライブコースという感じか。遠くからの旅行客も少ないようで、地元ナンバーばかり見かけるし。
とは言うもののやっと走りやすい道となったのでグイグイとCBRは進み、霧ヶ峰はスルーして一路目的地の美ヶ原高原美術館へとひた走ることとなる。
が、ここでアクシデント。
カスタムしたバックステップは、ロングツーリングにはやっぱり合わないようだ。窮屈に折れ曲げられた膝。カーブにて荷重移動をしようとステップへ体重を掛けるいわば屈伸運動。これに日々の運動不足が相まって、右足が攣った(笑)
いてぇぇぇっ、いてぇぇぇっ。と悶絶しながら待避所を探すも、不要な時はあれだけ目についたそれが、こういう時だけ見当たらないのね本当。曲げると痛い足を伸ばしながらの走行。しかしきついカーブもあったりでそうも言ってられずと苦労したわ。
なお、霧ヶ峰を超えたあたりからはいよいよワインディングという感じの、きつめのカーブ、ヘヤピンが織り交ざった楽しい峠道になってきた。バイカーもようやく見かけるようになり、ヤエーを送ってくるライダー多し。いい感じ。
そんな悪夢を乗り越え。ついに美ヶ原高原美術館!到着しました。
苦労しながらもなんとかお昼には間に合い、あの「アモーレの鐘」が正午をお知らせしてくれましたよ。着いたー!って感じが一層したね。
駐車場にはスタンダートとなりつつある高齢大型バイカー軍団。相変わらず駄弁りモードでそばに寄りたくない感じ。他にも若者250ccバイカー。大型ソロさん。地元のスクーターなどを見掛けました。
残念ながら南方面は霧が発生。景色はあまり楽しめず。また工事中で開館時間の短くなった美術館には入りません。外から見る限り箱根彫刻の森と違いが分からんもんね。これなら近い方でのんびりするわーって感じ。
本日の目的地美ヶ原にて休憩をとって帰路へ。途中スルーしてしまった霧ヶ峰に立ち寄り昼飯をとることにした。高原!という感じでいいところだね。のんびり散策などしたら楽しそうなのだけど、そんな時間も体力もないので、飯をとったらさっさと出立。
しかしここで一つ懸念事項が。美ヶ原高原美術館への道のりは考えていたものの、帰り道はあまりきちんと計画を立てていなかったのだ。ひとつは霧ヶ峰から国道40号線を進んで諏訪へ。もうひとつは来た道をそのまま帰るルート。
結局今回は両方の中間ルートを選択。白樺湖までは来た道を引き返し、そこから152号線にて茅野へ出る道を選択。せっかくのビーナスラインをもう少し堪能したかったことと、そうは言っても蓼科あたりの道は通りたくなかったというのが選択の理由。
結果的に割と良かったようで、ほぼスルーだった白樺湖畔を巡ることが出来た。しかし小さな汚い湖という印象は変わらず。後で調べたらここは人口湖らしく、また近年汚染が進んでいるとのことだ。
152号線を進んで茅野市街に出たあたりで、やっぱり諏訪湖も見ておこうかなと思い立つ。時刻はまだ14時。時間はまだまだある。国道20号線に出ると諏訪インターをスルーしてそのまま西へ。市街地走行なので暑いし道は混んでるしと苦労しつつも、ついに諏訪湖へ到着した。
諏訪湖と言えば武田信玄のお墓や諏訪大社など、幻想的なイメージが大きかったのだが、ついてみたそこは「熱海!?」と言わんばかりのリゾートだった。湖面も綺麗とは言えず、水草などが生えていて緑っぽい。神秘的なイメージが遠のく。
それでも湖畔を一周してみたのだが、結局ぐっとくるような景色は現れず残念だった。だが後悔はなかった。たとえ負のイメージであったとしても、自分の中における諏訪湖というものが確立できただけでそれは収穫だから。
15時半。再び諏訪ICへ。あとは来た道を帰るだけだ。この頃にはカスタムしたCBRも体に馴染んできている。高速では取り易くなった前傾姿勢が重宝する。ロングスクリーンがあれば最高かも・・・なんて思いつつ、馬力のないエンジンに鞭を打つ。
18時過ぎ帰宅。走行距離500km。CBR400Rを購入して一日の走破距離では最長となった。長かったー、疲れたー。
日曜日は仕事が入ってしまったため、月曜日を代休とする。平日だし渋滞も緩和されるだろうと前向きに考えるも、日曜日はとってもいい天気。こりゃミスったなぁと思いきや、月曜日も負けないくらい良い天気だったので結果オーライである。
そうは言うものの少しでも空いた道を出掛けたいと四時起き、五時出発を試みるが、仕事の疲れが蓄積していたのか起きれず。結局自宅を出たのはいつもと変わらぬ六時半であった。
行程については前日のうちに考えておいた。ナビによって推奨されるルートは異なる。
1)高速中心・・・小田厚~圏央道~中央高速
2)御殿場高速・・・東名~富士五湖~中央高速
3)下道・・・R246-138-137-20
こんな感じ。
1)については2時間半程度で到着するようだが、一度厚木まで東進。八王子へ北上してから西へ進むというルートがどうにも受け入れられない。要するに逆方向へ向かわねばならないから。それでいて全部高速道路を使うことになるので五千円近い高速料金が掛かる。まぁ却下。
2)について。東名高速の大井松田~御殿場間は使わず国道246を使用するとして、現実的な選択肢。須走ICから大月経由で諏訪を目指す。料金、時間とも問題なし。
3)について。時間は掛かるものの、御坂みちを通るので興味深い。先日この道について先輩に教えてもらったばかりなので走ってみたい気もする。
他に調べてみると、これまで山中湖へ向かう時は御殿場から138号線に乗り、須走経由で向かっていたのだが、どうやら鮎沢を超えたあたりで抜け道があり、御殿場や須走を通らず直接山中湖へ抜けていくことができるよう。
この道が今後有効になりそうなこともあり、今回は3)ルートでビーナスラインを目指すこととなった。ただし当日寝坊したため、御坂みちを超えたところで中央高速に乗り、諏訪インターで降りるという2)との折衷案でもある。
ルートは決定しているのであとは進むだけ、なんて何も考えずに進んで行ったが、考えなさすぎた。国道255から246へ抜けたのが大失敗。山北はスーパー渋滞。そうだ今日は平日月曜日。大型トラックと通勤乗用車が列を連ねて進みやしない。あまりやらないすり抜けを駆使しつつも、山北を抜けるのに1時間近く掛かってしまうという有様。嗚呼、大雄山から地蔵峠方面へ抜けておけば良かったのに・・・。
それでも谷峨のあたりでなんとか渋滞解消。ここからは順調で予定通り鮎沢を抜けたインターチェンジみたいな所で山中湖への抜け道に入る。割と整備された峠道でヤビツ峠よりよっぽど広い道幅と走りやすい。当然他車は全くなく、快適に進むことができた。こうして8時ごろ、山中湖到着。ここから見る山中湖は新鮮で、まるで草原の中の池みたいだった。
そのまま進んで河口湖を目指す。どうやらこの抜け道は「道志みち」の終点の隣に出るよう。セブンイレブンが目印。山中湖畔北側を走って国道138へ合流。腹が減ったので松屋にて朝食。河口湖大橋を超えていよいよ「御坂みち」へ。
「御坂みち」はとても快適な峠道だった。平日ということもあろうか交通量はさほどでもなく、順調に進むことが出来る。登坂車線が整備されていることも要因だろう。これだけ快適な道ならばわざわざお金を払って富士五湖道路~中央高速を使って大月まで遠回りする必要も感じられない。久しぶりのCBR400Rのライディングポジションにも慣れてきて、気持ちよく進む。
9時半ごろ「一宮御坂IC」到着。ここからは高速を使う。国道20号線を使う予定であったが、平日ということもあり混雑が予想される。また1時間以上も寝過ごし、山北の渋滞ハマりもあったりで下道を行く気分にはなれなかった。
10時ごろ二度目の休憩。原PAにて一服。中央高速は流れ順調。道中一車線規制もあったが、渋滞の気配なしで10時30分には諏訪まで辿り着いた。いよいよビーナスライン。
諏訪IC降りてすぐのセブンイレブンにてコーヒーを飲みつつ道を確認。憧れの地「ビーナスライン」へ突入である。国道152号線へ入ってすぐに「ビーナスライン」の大きな垂れ幕。期待が高まる・・・も、茅野市街を通るその道は車の量も多く、通勤・生活・トラックなどが混じり合うイケてない一般道という印象。どこが峠道、ワインディングだよ!と思いつつ進む。
しばらくして国道192へ。やっとのどかな田舎道となり少し安心。気分を損ねる足場材を積んだユニックもほどなく消えてくれていよいよビーナスラインの本領発揮か。ただし「伊豆スカイライン」のような優良観光道路と違い、のんびりドライバーも多く走っている感じ。平日ということもありバイカーは少なし。蓼科を越えたあたりでは路面もがたついて何か楽しくない。富士スカイラインと似た感じかなぁ。11時まわったあたりで白樺湖に到着。湖面は緑色で汚い。そばにバイクを止めて休憩する気にもなれず、展望台にて写真を数枚撮った程度で先を進むことにした。
ここまでは残念な感じだったが、峠道は高原を突き進むゆるやかな道となっており、やっと「ビーナス」ラインという風情に。小高い丘は遥か昔馬でも放牧していたのだろうか、なんて思わせるような大きな景色。もっとも、ゆったりとしたカーブで景色も良いことから老人ドライバーが多く、こうした車はスピードが遅いのが難点。芦ノ湖スカイラインや伊豆スカイラインのようにバイカー御用達のワインディングとはちょっと違うみたいね。のんびりドライブコースという感じか。遠くからの旅行客も少ないようで、地元ナンバーばかり見かけるし。
とは言うもののやっと走りやすい道となったのでグイグイとCBRは進み、霧ヶ峰はスルーして一路目的地の美ヶ原高原美術館へとひた走ることとなる。
が、ここでアクシデント。
カスタムしたバックステップは、ロングツーリングにはやっぱり合わないようだ。窮屈に折れ曲げられた膝。カーブにて荷重移動をしようとステップへ体重を掛けるいわば屈伸運動。これに日々の運動不足が相まって、右足が攣った(笑)
いてぇぇぇっ、いてぇぇぇっ。と悶絶しながら待避所を探すも、不要な時はあれだけ目についたそれが、こういう時だけ見当たらないのね本当。曲げると痛い足を伸ばしながらの走行。しかしきついカーブもあったりでそうも言ってられずと苦労したわ。
なお、霧ヶ峰を超えたあたりからはいよいよワインディングという感じの、きつめのカーブ、ヘヤピンが織り交ざった楽しい峠道になってきた。バイカーもようやく見かけるようになり、ヤエーを送ってくるライダー多し。いい感じ。
そんな悪夢を乗り越え。ついに美ヶ原高原美術館!到着しました。
苦労しながらもなんとかお昼には間に合い、あの「アモーレの鐘」が正午をお知らせしてくれましたよ。着いたー!って感じが一層したね。
駐車場にはスタンダートとなりつつある高齢大型バイカー軍団。相変わらず駄弁りモードでそばに寄りたくない感じ。他にも若者250ccバイカー。大型ソロさん。地元のスクーターなどを見掛けました。
残念ながら南方面は霧が発生。景色はあまり楽しめず。また工事中で開館時間の短くなった美術館には入りません。外から見る限り箱根彫刻の森と違いが分からんもんね。これなら近い方でのんびりするわーって感じ。
しかしここで一つ懸念事項が。美ヶ原高原美術館への道のりは考えていたものの、帰り道はあまりきちんと計画を立てていなかったのだ。ひとつは霧ヶ峰から国道40号線を進んで諏訪へ。もうひとつは来た道をそのまま帰るルート。
結局今回は両方の中間ルートを選択。白樺湖までは来た道を引き返し、そこから152号線にて茅野へ出る道を選択。せっかくのビーナスラインをもう少し堪能したかったことと、そうは言っても蓼科あたりの道は通りたくなかったというのが選択の理由。
結果的に割と良かったようで、ほぼスルーだった白樺湖畔を巡ることが出来た。しかし小さな汚い湖という印象は変わらず。後で調べたらここは人口湖らしく、また近年汚染が進んでいるとのことだ。
152号線を進んで茅野市街に出たあたりで、やっぱり諏訪湖も見ておこうかなと思い立つ。時刻はまだ14時。時間はまだまだある。国道20号線に出ると諏訪インターをスルーしてそのまま西へ。市街地走行なので暑いし道は混んでるしと苦労しつつも、ついに諏訪湖へ到着した。
諏訪湖と言えば武田信玄のお墓や諏訪大社など、幻想的なイメージが大きかったのだが、ついてみたそこは「熱海!?」と言わんばかりのリゾートだった。湖面も綺麗とは言えず、水草などが生えていて緑っぽい。神秘的なイメージが遠のく。
それでも湖畔を一周してみたのだが、結局ぐっとくるような景色は現れず残念だった。だが後悔はなかった。たとえ負のイメージであったとしても、自分の中における諏訪湖というものが確立できただけでそれは収穫だから。
15時半。再び諏訪ICへ。あとは来た道を帰るだけだ。この頃にはカスタムしたCBRも体に馴染んできている。高速では取り易くなった前傾姿勢が重宝する。ロングスクリーンがあれば最高かも・・・なんて思いつつ、馬力のないエンジンに鞭を打つ。
18時過ぎ帰宅。走行距離500km。CBR400Rを購入して一日の走破距離では最長となった。長かったー、疲れたー。
2016年7月3日日曜日
CBR400R シングルシートカウル
ハンドル、ステップと交換し、だいたい予定していたカスタムは終了なのだが、せっかくレーサー風な外見になったので、シングルシートカウルが欲しくなる。物欲とは限りのないもの。
ヤフオクで純正品が一万円で出品されていたのだが、あれもこれもと買いまくっていたので出費がかさみ、7月のカード支払いがひどいことに。どうせすぐ売れないだろうとたかをくくっていたらまさかの落札。以後出品されるのは安いけど非純正品。カウルの部分に関しては純正にこだわらなくてもいいのだけど、タンデムバーを外した後の隙間をうめる部品がついていないので、これは非常に困る感じ。
んでもやもやしながら過ごしていたのだが、ネットに上がっているシングルカウルの写真を見るたび欲しさは募り、ついに勢いで新品を購入してしまった。
思ったほど格好良くなかった・・・。
タンデムバーがなくなったのですっきりしたけれど、本当にただそれだけ。あれだけ欲しがっていたのが不思議なくらいグッとこないのである。
ヤフオクで純正品が一万円で出品されていたのだが、あれもこれもと買いまくっていたので出費がかさみ、7月のカード支払いがひどいことに。どうせすぐ売れないだろうとたかをくくっていたらまさかの落札。以後出品されるのは安いけど非純正品。カウルの部分に関しては純正にこだわらなくてもいいのだけど、タンデムバーを外した後の隙間をうめる部品がついていないので、これは非常に困る感じ。
んでもやもやしながら過ごしていたのだが、ネットに上がっているシングルカウルの写真を見るたび欲しさは募り、ついに勢いで新品を購入してしまった。
思ったほど格好良くなかった・・・。
タンデムバーがなくなったのですっきりしたけれど、本当にただそれだけ。あれだけ欲しがっていたのが不思議なくらいグッとこないのである。
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