2010年9月6日月曜日

バイオハザード クロニクルシリーズ

 クロニクルシリーズとはwiiで発売された「アンブレラ~」と「ダークサイド~」のこと。一昔前のレールシューティング。世界観がバイオハザードというもの。
 「アンブレラ」はバイオの0,1,3を、「ダークサイド」は2,ヴェロニカのストーリーを内包。プラス新シナリオが一つ入っている。

 ゲームキューブでリメイクされた「バイオ1」のような、一新されたグラフィックで進むのは、旧作を知っているファンにとっては懐かしさと新鮮さを感じる。
 レールシューティングの形態をとっているので、バイオハザードにありがちな、謎に詰まってシナリオが展開しない、道に迷うということがなく、気軽に出来るのは良い点。
 逆に悪いのはガンシューのくせに弾数が結構きびしく、また敵が堅い。
 これは元々の作品をそのままガンシューの世界に持ってきたような感じで、せっかくの気軽さ爽快感を失ってしまっている。
 アイテムを取得するにも、強制された視野の中で、急いで取らなければならないなど、まぁこれについては「バーチャコップ」などでも取られていた、覚えゲー的手法なれど、残念なシステムだと思う。
 新シナリオが入っているとはいえ、恐らく過去の作品をプレイした人たちが、当時を懐かしんだり、また追体験する感じでプレイするケースが多いと思われるので、難しさはあまりいらないんじゃなかったのだろうか。
 もっとも今のゲーム作りにおいて、やり込み要素を盛り込まねばならないのでしょうが、それはゲーム難易度で決めればいいことで、イージーモードでもイージーにならないのは、どうかなぁと思う。

 ちなみに「アンブレラ」の方は頑張ってシナリオ3(バイオ3の世界)まで進めたが、そこで挫折してしまった。
 「ダークサイド」に至っては、シナリオ1(というか、チャプター1)のボスを倒したらもう満腹。これで一番最初の難易度かよ・・・と思うと投げ出してしまった。
 今回再プレイに至ったのは、強セーブデーターをダウンロードできたためで、これなら今作品における欠点のひとつである「弾数が足りない」をカバーできるので、爽快感を楽しむことが出来た。
 一新されたグラフィック。とくに「ダークサイド」のそれはwiiとは思えないほどきれい。弾数も気にせず撃ちまくれるので爽快感もあり良作に化けた。最初からこのスタイルで発売していればよかったのにと、非常に残念な作品でした。

 総合点・・・6点。データー改造(あるいは地道に努力)すれば・・・10点。

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