先日「シン・ウルトラマン」を観る際、上映スケジュールを調べている時に知った映画。監督があのサム・ライミということで興味をもった。レイトショーをPREMIREスクリーンで上映するというのがお得だったので、一連のマーベル作品はほとんど知らないが観に行くことにした。
詳しいことはよくわからないが「ドクターストレンジ」 というのは魔法使いで、これはパート2にあたる作品みたい。
全編、CGによる魔法の表現はお見事で、もはや表現できない映像はない。
魔女の一撃でバースを吹き飛ばされるドクターとアメリカ。ぐるぐると回転しながらバースを渡っていくシーンは、現実と似た世界だけでなく、モノクロームの世界、インクで出来たような世界、キューブで出来たような世界など、まるでアートの世界に迷い込んだよう。それが不自然さもなく変幻していくのは今作の目玉シーンなのだろう。
他にもこの世界とは少し異なったアヴェンジャーズの登場など、マーブルファンには嬉しい演出もあるようだが、残念ながら自分には元ネタが良く分からなかった。。
最期自らの分身を用意するのに、冒頭で死んだ別世界の自分を利用するという伏線もよく出来ていたし、魔女の哀しい結末も良かった。脚本、演出とも素晴らしく、サム・ライミ風演出もばっちり表現されている秀作。
なお盟友ブルース・キャンベルも出演。
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