本日、関東地方は雨。よって仕事もお休みとなった。天気の悪い平日、何をしようかと思ったが、ちょうど期待の映画「シン・ウルトラマン」の公開日。初回上映を観れて丁度良かった。
「シン・ゴジラ」はストーリーこそ「ゴジラ(1984)」のアップデートだったが、演出の部分で新鮮さを感じ、またゴジラの大暴れも黙示録的で楽しめた。そこで今回の「シン・ウルトラマン」もどんな演出があるのか楽しみだった。
鑑賞後の素直な感想としては、旧作を駆け足でまとめたという映画。ネタバレ禁止と謡うほど、バラされて困るようなネタはない。
一言で言えば、昭和の時代に作られた子供向けの部分を、現代風大人向けにアップデート。ただしファン専用といいう感じ。要するに「科特隊」を「禍特対」と言い換えて楽しむようなレベル。
一言で言えば、昭和の時代に作られた子供向けの部分を、現代風大人向けにアップデート。ただしファン専用といいう感じ。要するに「科特隊」を「禍特対」と言い換えて楽しむようなレベル。
シン・ゴジラと比べてアクションシーンが多くて楽しいが、上映時間に対してエピソードを詰め込み過ぎた。ドラマパートにしわ寄せが来て中身がスカスカ。キャラの立った登場人物が出て来ない。またいろいろ説明不足だったり、消化不良な所があって、ウルトラマンが人間に入れ込む理由がご都合主義になってしまっている。
今作のウルトラマンは成田亨の初期デザインを参考にカラータイマーを外した。これは光の巨人として神のごとき存在にするためかと思ったが、結局旧作と同様の都合のいい正義の味方で終わったのは残念。
せっかくなのだがら、もっと新しい切り口のウルトラマン像を見てみたかった。
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