ついに北海道最終日。北海道とは何か?
03:00 起床
久しぶりに寝つけず、早く起きてしまう。やっぱりテントはゆっくり休めないのか?
飲みすぎ食べ過ぎで気持ち悪い…にも関わらずカレーライスを食べる。今キャンプ初の火を使った料理(ボイルするだけ)。鍋の容量が足りずボイルし切れず、ぬるくてまずいカレーとなった。
料理に関しては検討課題の残るキャンプだったが、あくまでもツーリングがメインなので仕方ない。実際キャンプメインであれば、CB1300よりマジェスティの方が積載量や手軽さの面で適正が高そう。
07:50 出発
本日も予定を変更。当初このまま南下し千歳方面へ出る予定だったが、やっぱり札幌へ行っておこうということに。札幌で特に見るべき所がないので味噌ラーメンを食べるためだけに訪問する。
その道中に夕張へ立ち寄る。ここも見所が探せなかったのだが、「幸福の黄色いハンカチ」想い出広場というものを発見。観光客騙しのたいしたことないスポットだろうとはわかっているが、あえて目標とした。
夕張までの道中、国道274号線は樹海が広がってり、一部渓谷も見える。ここはバイパスの上だから良いけれど、この森の中に落ちてしまったら出ることは出来るのだろうか?と思うような巨大な樹の海。有名な富士の樹海が霞んで見える。
福山の看板に何故か恐竜。なんだろうクッシーの屈斜路湖はかなり東だし。何だかわからないけど、他にも看板に出ていた印象的な言葉として、トマム、ニニウなんかと一緒に唱え続けた。
っていうくらい、なーんにもない道が延々と続くわけだ。
※調べた所、道中に当たるむかわ町で首長竜などの化石展示をしているらしい
09:30 夕張
幸福の黄色いハンカチ想い出広場に到着。予想通り観光客相手のスポットで、幸福の黄色いハンカチ自体が忘れ去られようとしている邦画の一つ。主演の高倉健も亡くなり、倍賞千鶴子も、武田鉄矢や桃井かおりも、一線からは退いた感あるし。
再現されたハンカチのたなびく様はレプリカ感があって、こんなんだっけ?と思うこと仕切り。展示室一面に張られた黄色いビラもちょっと怖い。炭鉱の長屋はそれっぽい雰囲気なれど、そもそも映画の細かい部分は忘れちゃったからな。来る予定だったら予習しておいたんだけど。
昨日急遽決めたことだし、炭鉱博物館は見て回る暇はないしね。
11:25 札幌
予想通りというか、札幌に近づくにつれ交通量は増える。暑さと照り返しで辛い。無理して来る必要なかったかなと弱気になりつつ、札幌みそラーメンを食べに「俺のラーメンこうた」へ。
札幌みそラーメンという感じのこってり味噌。ヤンキー兄ちゃん向けな感じの店内でちょっと失敗なんて思ったが、札幌でラーメン食べたよと言えるくらいのおいしさではあった。地元戻ったら南足柄のラーメン屋に行きたくなったね。同じ程度のおいしさはある気がするんだよな。
13:15 支笏湖
寝不足で疲れが出てくる。渋滞と暑さにやられたね。なんとか支笏湖まではと辿り着き、長めの休憩をとる。フェリー受付は15:00以降なので余裕。
支笏湖は札幌から程近く地元の人でも訪れやすい観光地なのだろう。札幌ナンバーの車を多く見かけた。湖畔にはテントがぎっしり並んでいた。最後の休憩にと椅子を出して一眠りする。ついに北海道も終わりだなぁ。
14:55 苫小牧
苫小牧西港到着。夜の酒盛りセットも「セイコマ」で購入済みとぬかりなし。
自動発券機で乗船手続きを済ませるも、乗船まではまだまだ時間がある。フェリーは乗っている間の時間だけでなく、待ち合わせもかなりの時間を取られてしまうんだな。
帰りのフェリーは商船三井のさんふらわあ。フェリーと言えばさんふらわあ。
17:00 乗船
乗船準備が出来たのでバイク移動。実際乗船が始まったのは17:30から。夕暮れの日差しのもといつ始まるかわからぬ乗船命令を待つのはつらかった。のどが渇いた。
船室はカプセルホテル同等。二段式ベッドとカーテンによる仕切りのみ。船内も太平洋フェリーの方がゆったりしていた感じはあったな。夕食もバイキング形式は自粛。ラーメンやカレーのみ。その分値段は安いんだけど、いまいち食べる気になれず。
18:50 出港
いよいよ苫小牧港からフェリーが出る。センチな気分にはなれないが「さらば北海道」とつぶやいてみた。
お風呂に入って酒盛り。こんな寝床じゃ早目に寝てしまうに限る。
本日の走行距離231.9km
北海道逆時計回りコース。苫小牧~襟裳岬~納沙布岬~知床~屈斜路湖~サロマ湖~宗谷岬~浜益~旭川~富良野~夕張~札幌~支笏湖~苫小牧。
一部内陸部に入り込んで綺麗な一周とはなっていないが、よく走り抜いた。道南函館方面はまたの機会に残しておこう。
北海道内走行距離は2,131.3km。
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