2019年10月4日金曜日

ツーリング 伊勢志摩

 CBオーナーズミーティングのため遠く鈴鹿まで来たこともあり、せっかくなので伊勢志摩ツーリングを企画。観光客による渋滞が予想される土日を避け、月曜日に休みを取った。目的地は伊勢神宮、伊勢志摩スカイライン、パールロード。

07:30 ホテル発
 朝食バイキングを食べてホテルを出発。ナビによれば伊勢神宮までは国道23号線で1時間強。しかし津で大渋滞。出勤ラッシュに当たる。考えてみれば今日は平日だ。

09:00 伊勢神宮外宮
 外宮へ来るつもりはなかったが、調べると内宮だけをお参りするのは縁起が良くないとのこと。駐車場が良く分からず参拝口も迷う。

10:00 伊勢神宮内宮
 いよいよ伊勢神宮内宮へ。一度は来てみたかったお伊勢参り。老人たちのグループが車椅子すの仲間を押しながら、「無事来れて良かった」としみじみ語っている。自分もあと20年したらこうなるのだろう。諸行無常。
 生い茂る森の中にお宮があり、神仙の地であることを実感する。
 途中の休憩施設には16年に開催された伊勢志摩サミットの写真が展示されていた。諸外国に胸張って紹介できること、日本人の伝統と誇りを感じる瞬間。


 11:30 伊勢志摩スカイライン
 伊勢神宮からすぐの朝熊山を越える観光道路。通行料880円とお高い。伊勢からの登りは割とゆったりしたカーブだが、鳥羽方面への下りはヘアピンが多かった。朝熊山からの展望はとても素晴らしく、まさにスカイライン。


12:30 パールロード
 パールロードは鳥羽から志摩をつなぐ県道128号線。入り組んだ海岸線が美しい。有料道路ではなくなったが交通量は少なく、気持ち良く走れる。ライダーとも何台かすれ違いヤエーの交換をした。
 ナビでの実感より時間は掛からず、13:00にはパールロード終点へ。このまま引き返してパールロード往復も楽しかろうと思ったが、正月の紀州ツーリングで行けなかった志摩の先っちょ、御座白浜を目指すことに。

13:45 御座
 国道260号線を進み御座へ。海水浴シーズンは混みそうな感じ。走っている最中伊豆半島を思い出す。綺麗な白い砂浜と青い空が広がり、ここまで来たかぁという感じ。頑張って走った甲斐があった。


 旅の目的は達成したが、このまま自宅へ向かうと帰宅ラッシュに捕まってしまう。時間潰しに健康ランドを検索。伊勢にある「みたての湯」へ向かう。

15:00 恵利原の水穴
 国道167号線から県道32号線を使って伊勢へ。行きと違う道を通れて良かった。
 県道に入ると「天の岩戸」という看板。ナビの観光ガイドにも載っていて気にはなっていたが、当初の予定とは外れていたので目的としていなかった。偶然の寄り道。旅の醍醐味。
 神路ダムの上流にあり、駐車場から400mほど歩く。森の中にたたずむ禁足の地という雰囲気で、見えないものや聞こえない音を感じてしまう。たまたま他の観光客がいてくれて良かった。一人だったら心細かっただろうな。
 偶然立ち寄った先が天照大神の逸話が残る土地。伊勢というのは古代神話発祥の地なのだなと感慨深い。

16:00 みたての湯
 お風呂へ入って旅の疲れを癒す。今後も時間調整で健康ランドを使おう。

20:00 出発
 ハイウェイ情報によれば際立った渋滞や事故情報はない。スムーズに帰れるだろう。
 伊勢自動車道は車も少なく真っ暗で怖い。ずっとハイビームで走る。松阪を越えたあたりで車が増えてきて、四日市からは長距離トラックが増え始める。
 新東名までくるとトラックだらけ。遅いのに追い越し車線へ入って追い越しを掛けるものだから、車線を塞がれてお付き合いすることとなる。帰りだから事故なくのんびり帰ろうと言い聞かせるが、やっぱり80km走行を強いられるとイライラしてしまう。
 結局最後までトラック軍団は途切れず、平日夜の高速はこんな感じなのね。もう少し時間を遅くした方がいいのだろうか。
 刈谷、静岡で休憩。静岡SAで0時をまわるあたり。コンビニでは消費税対応でレジの切り替えを行っていた。刈谷のフードサービスが軒並み仕舞っていて、売店も22時までとなっていたのはこのせいか。

02:15 小田原自宅到着
 無事全行程終了。本日の走行距離582.8km。二日間総計931.4km。CB1300の累積走行距離はついに5千キロを越えた。7月末に買ったばかりにしては良く走っている。


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