そんな気分でいると、強烈に背中を押してくれる弾が現れた。
マジェスティ。白、2012年式、乗り出し40万円、走行距離5千キロ!!
さすがにこれだけの弾は今後も出ないだろう。まさに探している通りの車体だしタイミングがばっちりだった。こいつを見送るなら一生マジェスティは乗らないと決めるくらいの条件。さらにETCも装着されているのでフェイズに乗せてあるものを移植する必要もない、つまり追加料金も掛からないということ。さすがに決めるか。
結局乗り換えって勢いがないとできない。考えれば考えるほど悩んで結論がでない。走行性能や燃費は目をつぶる。我慢できなかったら四年後にフォルツァやPCXに乗り換えればいい。それより一度はマジェスティに乗りたい、所有したい。
さっそく販売店へ電話して現車を確認する。走行距離が少ないこともありとても綺麗な車体だった。売りのシームレスカウルは美しいし、高級車の雰囲気を醸し出している。やっぱり2012年式の小さめなライトの方が落ち着いていてスタイルに合っている。
担当の方はいろいろ説明してくれて、あとでクレームがないようにと車体を隅々まで確認をしてくれと言ってくれるがこちとら専門家ではないのでわからない。何度も通販スタイルで中古車を買っていて細かな部分は気にしないし、問題は乗ってみないとわからないし。タイヤの山だけ確認すると溝はまだ深く、5千キロは乗れそうなので良し。
あとはお勧めされた点火プラグとバッテリーだけ交換する。走行距離を考えればまだ平気じゃないかと思ったが、年式を考えれば6年落ちなわけで、保管状況次第では交換の必要があるか。
オイルフィルターの交換もお願いしたが、オイル交換料金が別途掛かるらしい。オイル交換はサービスなのだがすでに行っているため、もう一度やるに料金が掛かるとか言われる。説明が矛盾していると思ったし、本当にオイル交換しているのか不安になる。だったら自分でやれば安心か。面倒くさいけど。
あとは気になっていたリアボックスの固定ベースが外せるかを確認した。リアボックスは便利だが、長めの車体がさらに伸びて使い勝手が悪くなるし、重量配分も変わることから走行性能も落ちるのでつけないつもり。ベースがあるとせっかくの広いトランクとシートの観音開きが出来なくなるので外してもらうことにした。取り付けた穴が残ってしまうが気になるようならパーツ交換する予定。
フェイズは下取りしてもらうことにした。結果4万円だった。希少なタイプS。自賠責もまだまだ残っているし、ETCなどの装備もついているのでもっと高く引き取ってもらいたいところだが、いかんせん走行距離四万kmだし、傷も多い車体なので何も言わずに手打ちとしよう。うるさい客になるつもりはない。
結果、車両代+諸費用+交換部品=41万5千円から下取り価格4万円を引いて、37万5千円でマジェスティ購入。悩んだ末最後は勢いと良いタイミングでの購入となった。あとは車体引き取りまでワクワクしながらフェイズを大事に乗るようにしよう。
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