「ゼノブレイドクロス」「スプラトゥーン」そして「ドラクエX」と同時進行のゲームが多かったこともあり、クリアに時間がかかったものの、なんとかエンディングまで到達。隠しステージなどすべて攻略できたわけではなく、一部のステージはスーパードンキーコングでクリアしたのでちょっと心残りもあるのだが。
Wiiで発売されたソフトとしてはマリオギャラクシーやソニックと並んでグラフィックは素晴らしかった。もともと任天堂の得意とするアニメぽいキャラクターはPS3やXBOX360などのHD表現に比べても遜色なく、むしろ演出などは派手。同時プレイが重視され、また過去作品との兼ね合いからか手堅く作られている「スーパーマリオブラザーズ」のシリーズに比べても新しい試み表現方法が盛りだくさん。
以前UBIソフトの「レイマンレジェンド」を遊んでみて演出が素晴らしく、任天堂もうかうかしていると危ないよなんて思ったが、ドンキーコングは充分なクオリティと斬新さをもっていた。
一方で難易度の高さはかなりのもの。初見殺しがかなり多く、しかも意地悪い感じ。レイマンもそうだったが何度も死にながら進んでいくことが前提となっているのだろう。
バナナコインを集めればすぐに残機は増えていくし、通常2つのライフも3つ(ディディコングがいる時は6つ)になり、そのコインもステージやり直しでどんどん増えていくので再プレイに対する敷居は低くなっているものの、あまりの難しさにストレスも溜まる。
レイマンのように死んでもすぐそばから復活というわけではなく、チェックポイントからの再スタートなので、パターンを覚えやっとの思いで先に進んでも、復活場所にたどり着けなければ再度やり直し。これがきつい。
特にタルジェットのステージが厳しい。スーパードンキーのお手本プレイでは難なく進んでいくが、実際のプレイではタルを安定させて飛ばすことすら難しく(タイミングよい連打が必要)、加えて障害物がこれでもかと配置されているのが殺す気マンマンという感じ。
もっともそういうゲームなのだからここに文句をつけるわけにも行かないが。
一応頑張って進めたものの、最後の方のタルジェットステージは自力クリアできなかった。
ボス戦も相手のパターンを掴むまでは死にまくり。予備動作なしで急激な動きをしてきたり、それでいてドンキーコングは当たり判定も大きく動きがもっさりしているので難しかった。ただし似たようなポスは少なく、クッパ一辺倒のマリオよりは新鮮みがあったことも事実。
最終ボスだけは頭に腕を省略した手のひらという、スターフォックス以来なんども見たことのあるような造形だったのは残念だったが。
総じてクオリティの高い、難易度も最高峰の良作2Dアクションゲームだった。積んでいた続編トロピカルフリーズも折を見て再開したい。
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