初期レビューとほぼ変わらない感想でした。クラシックRPGですね。プレイしている最中、学生時代に遊んでいたD&Dを思い出してしまうことしきり。テーブルトーク、PC98版含めてね。
システムとしてはインターフェイスが若干窮屈だった。PCゲームをコンシューマーへ移植する際、キーボードとマウスによる操作をどうするか?が一番問題になるのだろう。L2ボタンでアクションメニューを開き・・・という操作性は、残念ながら成功しているようには感じられなかった。
もともとアクション性が高いゲームではないのだから、普通のメニューで良かったのでは。使いやすくしようとしてくれているんだろうけど、あんまり使いやすいと感じられなかった。
それから作戦画面でいろいろ条件式を自分で考えて、AIを動かすことができるのだが、残念ながらヒールポーションによる自動回復程度しかいじらなかったわ。
PCキャラを魔導士にしてスタートしたのだが、これ戦士系で始めたら辛かったかも。最後の戦いで一瞬だけ戦士を操作することになったのだが、やることが少ない。相棒がやられそうになっても、ヒールを掛けてあげることなど当然出来ないし。
多くの人が戦士系でスタートすると思われ、結構批判されそうに感じた。
ストーリーは最後まで辛い選択を余儀なくされた。国民性の違いというか、島国根性の事なかれ主義では上手く運ばないことしばしば。
仇役を公衆の面前で処刑することができなかったら、相棒の騎士が出奔!さらに子供を作ることで犠牲を回避する策に対し反対したら、魔女がパーティを去った。
魔女の方は、どう考えても裏がありそうだったので我慢できたのだが、相棒の騎士は仲良くやってきただけに残念だった。
しかも代わりに仇役がパーティに入ってきたって、使うわけないだろ・・・。
命は助けるけど口をきくつもりもない!って感じだったのに、同じウォーデンだから、一緒に行動せねばならないケースも出てきたり。最後の戦いはさすがに同行することを拒んだけどな。
思い描いたストーリー通りに運ばなかったが、あえてやり直しせずに進めたけど。そう言った部分含めて、深いなぁと思わされた。予定調和的な裏切りとか、背景の全く見えない反乱とかいうどっかのゲームとは大違い。
イベント前にセーブが始まり進行がストップしたり、メッセージが中央にでかでかと出るなど、もう少し上手くできないもんかな?と思わされる部分はあったけど、ストーリー、雰囲気とも好みだったこともあり、久しぶりに手応えある本格的ファンタジーRPGを楽しませてもらいました。
さぁ次は TWO WORLD 2 に期待!!
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