2024年4月28日日曜日

4月 三重出張中ツーリング

 4/6 椿大神社

 椿大神社   神域、御座石   絵馬、願掛け、地蔵と家族

 鈴鹿スカイライン
 農道
 R421


4/7 伊勢神宮
 R23
 伊勢の神宮
  外宮~月読宮
  内宮~月読宮~倭姫宮
 伊勢自動車道


4/13 鯖街道~敦賀

 鈴鹿スカイライン
 琵琶湖 琵琶湖大橋
 鯖街道
 三方五湖 常神 レインボーライン 梅街道
 気比の松原 気比神宮 赤レンガ倉庫
 白髭神社


4/20 養老の滝、伊吹山、余呉湖

 R23 名四国道
  山岡家・・・走り屋
 R258 美濃街道 P26 みえ川越先  r56 南濃関ヶ原線 P26 月見の里の先 駒野
  養老の滝 P38
 R365 北国脇往還 P37 広瀬橋 関ヶ原IC手前
  伊吹山ドライブウェイ
  キルスイッチ
 余呉湖
 さざなみ街道
 琵琶湖東湖畔
 唐橋
 県道2号の罠
 県道16号
 

4月の出張中に観た映画

 4月の出張中、思っていた以上に暇な時間を取れたので、1日1本を目標にAmazon Primeにて映画を観ることにした。


4/3 DUNE/砂の惑星  現在第二作が上映されているSF小説の古典。いわゆる貴種漂流譚。84年に製作されたデビット・リンチ監督カイル・マクラクラン主演の作品イメージが強い。  伏線盛り盛りのストーリー展開。多くのガジェットが見知ったアレコレを想起させる、その大元。超能力(ボイス)、派閥争い。男爵の暗殺手段。

4/4 8 1/2
 「はっかちぶんのいち」と読まれるが、これは昔の分数の読み方で、8箇2分の1と書くそう。
 多くの有名監督が名作と評する作品。物を作り出す苦しみが描かれる。現実と幻想が混じり合う作品の走りか。今では似たようなテーマでもっと上手い演出もあるが、オリジナルとしてのリスペクト込の評価なのだろう。
 施された伏線と結末から、もう一度観返したくなる。最後のパレードにおける安らぎ。

4/5 テリファー
 スラッシャー系ホラー。残忍な殺人シーンが描かれ悪趣味かつグロテスク。続編はもっと酷いらしい。ピエロのような姿はジェイソンやフレディなどの80年代ホラーを回帰させる。  ストーリーは皆無。犯人は最後ピストル自殺したのに理由もなく復活。人ではないということか。ただ残虐シーンを見せるためだけの映画でつまらない。

4/6 スクリーム(2022)
 人気のスラッシャーホラー。同様のジャンルの映画をパロディして話題となった作品だが、シリーズを重ねるにつれ自分自身がその定番に追われるようになり、魅力を失った。  久しぶりの続編だったが原点回帰を図るも失敗している。ストーリーが強引だし、見せ場である殺し方に捻りがない。物語に乗れないまま迎えたラストは安直な犯人設定に「やっぱりね」というシラケた感想に。歳をとって皺だらけのオリジナルメンバーに魅力もない。

4/8 プラン9アウタースペース
 古典SF。エド・ウッド監督の怪作。  意味不明、よくわからない展開。宇宙人と吸血鬼とゾンビ。テレビ映画並みのちゃちい特撮。平和を謳う宇宙人を撲殺する地球人。何を言いたいの?  アメリカでは深夜などで何度も再放送されたことでカルト的人気があるそうだ。日本におけるコマンドー的なものか。そんな下地のないまま観てもつまらないだけ。ティム・バートン監督の「エド・ウッド」を観てから再鑑賞すべきか。

4/9 メトロポリス  手塚治虫原案、大友克洋脚本、りんたろう監督という時代錯誤なアニメ。  ありがちなストーリーと冴えない演出。耳に残らない音楽(ジャズ)。盛り上がらない「Boy meets Girl」にジブリ演出だったらと思ってしまった。意味ありげなロボット刑事やクーデターの首謀者は犬死。ストーリーに全く影響を与えない。
 特筆されるのはディズニーのようなコマ数の多い滑らかな動き、ヒロインの周りをくるりと回るカメラくらいか。

4/10 エルヴィス
 エルヴィス・プレスリーとトム・パーカー大佐の物語。  エルヴィスに人気の出た理由は黒人音楽をルーツに持つということ。情熱的で官能的な音楽が人々を魅了した。しかし当時は人種差別が当たり前の時代。その才能は社会的に抹殺される。  低迷期を経て再び復活。その才能が本物であったことを示すも、取り巻きの陰謀で潰されてしまう悲劇。

4/12 アンフレンテッド
 スカイプやメールを駆使した画面を固定に進むホラー。POVの発展型。
 自分がスカイプ文化に馴染みがないからか、怖さやリアリティは感ぜず。話しも割とありきたりで一人づつ死んでいく予定調和で、生き残りが実は悪者というのもありがち。  アイデア勝負で挑んだ映画だが内容がいまいちなのは「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」に似てる。

4/13 地球最後の男
 古典SF。日本劇場未公開とは知らず。ウィル・スミス主演「アイ・アム・レジェンド」の原作。歯がゆい展開で補足しながら観る感じ。
 最期は吸血鬼化を抑えるワクチンを接種した人か登場。見た目普通の人と変わらず、昼間も行動できる?ニンニクに弱く鏡が見れないのは吸血鬼同様だが別に問題ないような。
 主人公が多くの吸血鬼を殺害したことで恨まれ、吸血鬼たちにとって「主人公=伝説の怪物」という逆転がオチかと思ったが、まさかの主人公死亡。しかも襲ってくる吸血鬼はワクチンによって人間に戻っているのもわかりにくい。

4/15 ブルージャイアント  ジャズで世界を目指す若者の物語。サックスを始めて3年ほどの主人公が、魂の演奏で人を魅了。完全初心者のドラマーが認められる。対して幼少の頃からピアノを弾いていた青年は否定される。音楽の世界は分からんがそんな簡単に成功できるものなのか?魂あふれる演奏も必死な奏者も腐る程いる中で、技術などが評価されるように思えるのだが。  実は原作では上京前のストーリーから始まる。下手くそが上達していく、その辺りがすっ飛ばされているので余計そう感じるようだ。
 演奏が神がかっていることを演出するように、楽器は光り、汗がほとばしる。ジャズに興味のない視聴者に凄さ表現する手法。現実のモーションをアニメの世界に取り込んで躍動感とリアリティを出す。

4/17 からかい上手の高木さん
 胸がキュンとなるようなシチュエーションだが、狙いすぎというか、自分の理想の女性の具現化みたいで痛い。こんな奴いないよと突っ込みしたくなる。
 しかし世間からの評価は高かった。どうやら俺のやっかみか・・・。

4/19 荒野の決闘  久しぶりに観てしまった。クレメンタインは相変わらず美しく、ワイアット・アープの早打ちは見事であった。

4/21 アリータ:バトル・エンジェル
 銃夢の実写化。キャメロンが監督する予定だったが、「アバター」で忙しくなり製作と脚本にまわった。CGで描かれたヒロインの巨大な眼と表情はディズニーのアニメみたい。  かなりストーリーを端折りながら展開していくが、むしろスピーディで分かりやすくもある。ただし賞金稼ぎでの戦い、モーターボールなどの魅力的エピソードが浅く終わってしまって残念。

4/22 エコール
 少女寄宿舎。ロリータ。  謎があると見せかけて何も無いのが衝撃だった。

2024年3月30日土曜日

ヤビツ峠2024 他

  今日は久しぶりの晴天。明日から四日市へ出張のためひと月ほど放置となるCTX700でツーリングに出掛ける。午後はオイル交換の予約があるのであまり遠出は出来ない。どこへ行こうかと考え、長らく通行止めとなっていたヤビツ峠に決定。昨年秋頃に通行止めが解除となったので久しぶりの訪問。ついでにオギノパンで揚げパンを食べよう。

 秦野やまゆりラインを走って裏ヤビツへ。菜の花展望台までノンストップ。展望台では望遠カメラを抱えた人々がレンズを空に向けている。何を撮っているのだろう?鳥も飛行機も飛んでおらず、雲一つない晴天だというのに。不思議。

 不思議と言えば、手前で展開路があるため、こっちの方までバスは運行していないはずだが、何度も回送バスとすれ違った。展望台から峠へ向かう狭い道中でもすれ違い、見れば「臨時」というマークが。峠の休憩所はハイキング客が大勢いて、丹沢山脈や宮ケ瀬湖へ歩いている。彼らの送迎だったのか。

 気候はだいぶ暖かだが、残念ながら桜は咲いていない。宮ケ瀬湖辺りにもカメラの列が並んでいたが、昨日までの雨で濁ったダム湖しか撮るものはなさそう。
 久しぶりのヤビツ峠は雨上がりの泥と落ち葉でかなり気を使う走りさせられた。これで当分来なくてもいいかなー。

 宮ケ瀬湖から道志みち方面へのファミリーマートを越えてR412へ。道なりに厚木方面へ走りオギノパン本社工場直売店へ。定番スポットなのでバイカーも多く停まっている。個人的には過去何度か前を通り過ぎていたがスルーしてきて、今回初めての訪問。
 名物揚げパンは1個150円とそれなりだが、他のパンは予想以上にお高め。気軽に買うには躊躇してしまった。おみやげに家に持ち帰って食べたが、まあそれなりのお味。正直ヤマザキデイリーマートのが安くていいなぁ…なんて。
 なお駐車場でレアバイク「DN-01」発見。眼福、眼福。

 明日から三重出張。せっかくなのでマジェスティで四日市まで行く。前回バッテリー交換をしたが、今日はオイル交換を行う。廃油処理が面倒なので2りんかんでやってもらう。工賃込み(会員なので無料)で1.5リットル=2800円ほど。まぁこんなもんかな。
 なお交換時走行距離=49,794km。
 さらに後尾灯が切れていてバルブ交換。タイヤの空気圧も調整してもらった。
 帰宅後出張に向けてサイドバック装着。そこまでしなくても積載充分だが。

 なおCTX700と同様、ひと月放置となるプログレ。走り納めは先週充分に行ったので、汚れやいたずら対策でカバーを掛けようしたが…なんとサイズが合わない!マジかよ!!
 ぴったりサイズで買ったのが大失敗。ぴったりどころか全然合わない。フィットなどのコンパクトカー向けみたいで丈が足りない。調べもせず適当に買って失敗するって、俺らしいわと悪態をつく。
 失敗と言えば出張に持っていこうと思って購入したNintendo Switchのテレビ接続キットも映像が映らず。普通に携帯モードが充電されるだけで使えず。半分予想してはいたが虚しい。
 何というかこうした失敗買い物で、過去かなりの無駄金を出費しているんだろうな。お金を節約したければこうした出費を抑えるのが一番なのだろう。

2024年3月29日金曜日

オッペンハイマー

  アカデミー賞を受賞したクリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」を観て来た。「原爆の父」と呼ばれるロバート・オッペンハイマーを題材とした伝記的作品。

 オッペンハイマーに関する知識がなく、ノーラン監督特有の時系列をごちゃごちゃにした展開から序盤は戸惑うも、モノクロとカラーを使い分けて見やすいよう心掛けている。
 「マンハッタン計画」が始動するあたりからはストーリーもわかりやすくなってくる。

 国内上映が延期される原因となった広島・長崎への原爆投下に関する表現不足。直接的な爆心地の有り様は描かれず、皮膚がただれた女性や炭化した死体を心象シーンとして申し訳程度に映すのみ。その後、オッペンハイマー博士が破壊兵器を産み出したことへの後悔を口にするのであれば、もっとその悲惨さを訴えるべきか。
 ただし映像表現に制限のなくなった現代で、リアルな原爆投下シーンを描くのは、スピルバーグの「プライベートライアン」におけるノルマンディ上陸シーンのように悪趣味になってしまったのではないか?
 薄気味悪いホラー表現を野次馬的に見たかったのか?そう自問した時、この程度で良かったように思え、広島・長崎の悲惨さを訴えるのであれば直接原爆を描いた反戦映画として「はだしのゲン」を作るべき。そう考えればこの映画における原爆の扱いは妥当なもの。

 トリニティ実験からの赤狩り、公聴会あたりから再びわかりにくく…。洋画特有の登場人物の多さと、これ誰だっけ?状態が発生してしまい、物語を追うので精一杯。このわかりにくさでよくアカデミー賞とれたなぁと思ってしまった。

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー

  ゴーストバスターズの最新作「フローズン・サマー」を観て来た。
 この映画は前作「アフターライフ」の続編。オリジナルメンバーである「イーゴン・スペングラー」の娘や孫を主人公とした家族モノとして作られている。今作は孫娘にあたるフィービーを中心としたストーリーとなっていてLGBTを意識した女の子同士の友情なども絡めつつの展開。

 前作もそうだったが、ゴーストバスターズに求めるものがズレてるなぁと感じた。本来のゴーストバスターズはサタデーナイトライブに出ていた芸人によるコメディだったはず。ブルースブラザーズやパラダイスアーミーの系列。
 それが何故か家族愛とか友情などがテーマの真面目な展開。子供が主人公と方向性はかなり異なってしまった。お話しもご都合主義的展開で先が読めてしまう。
 オリジナルにあったワクワク感、ゴースト退治の面白さがなくなってしまったのは残念。古参にとっては物足りないが、新規ファンにはこれが面白く感じるのだろうか?