2021年2月9日火曜日

伊豆半島一周

 年始のツーリングは記録的寒波となり、降雪を心配しながらの旅程。それから1月中は寒い日が続き、とてもバイクで出掛けようという気になれず。そんな今年の冬シーズンだったが、2月に入って急に暖かくなり、ここ数日は3,4月並みの気温。という訳で久しぶりのツーリングに出発。

 暖かい日が続いているとは言え、先週までは雪も降るほどの寒さ。当然山間部は塩化カリウムなどの不凍剤が巻かれているだろうし凍結も心配。そこで行き先候補は峠却下、海沿い一択。
 海沿いとなると、伊豆半島、三浦半島、房総半島あたりが候補。天気の良い日も続いているから三保の松原や日本平方面へ出掛けて富士山の写真を撮るという手もある。が、結局手馴れたルートからと伊豆半島一周になった。

 朝7時に出発。伊豆に行くときは箱根を越えて快適な伊豆スカイラインを使うことが多いが、この時間ならまだR135の混雑もないだろうと、早川ー真鶴方面に出る。R135をひた走る伊豆半島ルートは久しぶり。
 西湘バイパスを降りてR135。渋滞こそしていなかったが、思ったより交通量は多く感じた。みんな朝早くから出掛けてんのね。せっかくだからと真鶴道路、熱海ビーチラインの有料道路をハシゴする。

 好天の下、海沿いの道路を走りながら感じたのは、自分にとってはお馴染みの道だが、実は国内でも有数の優良ビーチラインだということ。国内の有名ロードをいくつか走ってきたが、ビーチラインとは名ばかりで、海岸線より内側を走ることが多かったり、地図上では海のそばを走るように見えるも、実際は割と内陸部だったりという道路が多い。
 これは台風などによる高波で道路が使えなくなってしまうリスク、津波の発生による被害などを考えれば仕方ない。またリアス式海岸のように平地部が狭い場合も道路を敷設することは困難だろう。実際西湘バイパスなどは台風の度に通行止めになり、現在も復旧工事が行われているし、R135も伊豆半島では海沿いの道ばかりではない。
 そうした各地のビーチラインと比べると、良い天気の下、きらきら光る海を左手に見ながら長い海岸沿いロードを走れるのは隠れた優良スポットであり、幼馴染の女の子の可愛さにふと気付くみたいな感じ。
 下田まで100km。2時間程で到着。付近の公園で小休止。


  さらに半島を道なりに進んで最南端の石廊崎へ。ちょうど半分の道のり。

 あとはR136を北上する。いつもであれば西伊豆から西天城高原~西伊豆スカイラインというルートに入ってしまうが、今回は半島一周を目指す。南伊豆は暖かな陽気のためか、早桜が咲き始めていた。河津桜(とその渋滞)もそろそろ時期か。今のうちに伊豆ツーリングしておいてよかったな。

 宇久須でお昼休憩の後、土肥から先は狭いくねくね峠ルート。西伊豆は東伊豆に比べて交通量は少ないものの道路状況が良くない。R136はオリンピック開催に合わせてだいぶ拡幅工事が完了したが、土肥から先のr17は手付かず。幅員は狭く、舗装もガタガタで走りやすいとは言えない。伊豆半島一周が目的でなければR136で西伊豆スカイラインを目指すのが正しいかな。
 半島をぐるりと回り込んで伊豆半島一周完成。あとは箱根を越えて帰宅。帰りの道中箱根新道の七曲りでオートバイと乗用車の事故発生。反対車線だったので渋滞にあわずセーフ。見た感じバイクに車が突っ込んだ感じかな。こればかりは避けようがないよな、怖い。

 休憩混みで帰宅は15時。日帰りツーリングに最適だね。総走行距離は278.6km。

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