2017年11月4日土曜日

スーパーマリオ オデッセイ

 3Dマリオの新作「スーパーマリオ オデッセイ」をクリアした。
 先週発売したばかりで、それほど時間を取ってやり込んだわけではないが、時間的にはあっさりクリアしてしまった。しかしコインやムーンを収集するというやり込み要素はまだまだ山ほど残っているので、ボリューム不足というわけではない。
 こうしたクッパを倒すまでは割と簡単だが、やり込みをすると大変というのはここ近年のマリオシリーズでは定番。

 3DSにて「マリオ3Dランド」が発売。次いでWiiUにて「3Dワールド」が発売されたのだが、これは2Dマリオを3Dにするというアプローチで、グラフィックもシンプル。スタートしてゴールの旗を目指すというわかりやすいルール。
 しかし3Dマリオの原点である「マリオ64」から「サンシャイン」「ギャラクシー」は、どれも美しく迫力あるグラフィックが素晴らしかっただけに、近作は少し不満だった。特に「ギャラクシー」をE3にて初めて見た時は3Dマリオの可能性を感じただけになおさら地味に感じた。

 今作は久しぶりの探索(箱庭)型ということで、ストーリーに沿ったムーンが一応のゴールとなっているが、フィールドにはいくつものムーンが隠され、また少し見渡せば青コインも見つかるなど、スタートしてからゴールまでの自由度が高く感じる。
 世界を旅するということでグラフィックも種類が豊富。サウンド面が若干弱いかなとは思った。「ギャラクシー」が壮大すぎたのかも。

 帽子のお化け「チャッピー」が新登場。エネミーに帽子を当てると乗り移ることが出来、その能力を奪えるというのが面白い。発売前の紹介では面倒なシステムに感じられたが、細かい操作のしにくい3Dマリオシリーズに、世界観を奪わない程度の飛び道具としても機能しており、敵を倒すのにジャンプして正確な着地をしたり、近寄ってパンチキックをする必要がないのは便利。

 スティック両手持ちが推奨され、プロコントローラーだとホーミングを始めとする振り動作がやりにくいのは残念。スティック両手持ちで少し遊んでみたのだが、Wiiリモコンに比べると、大きさ形状ともにSwitchのスティックは持ちにくいんだよな。携帯モードの関係上これしかなかったのだろうが、本体にドッキングさせることを前提としない、両手(片手)で握り込んで使用することを前提としたものが出ればいいなと思う。カバーで対応してくれれば購入費用的にも助かるのだが。

 久しぶりに遊んだマリオは楽しく、アクションゲームの王道だなと改めて感心した。過去のマリオも手軽に遊びたいのでぜひSwitchVCあるいはHDリメイクをして欲しいものだ。

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