Wiiのソフト「斬撃のREGINLEIV」をプレイしている。
WiiU用に発売されたWiiダウンロードタイトル。元々Wiiで発売された頃に買ったソフトなのだが、その操作方法と残念なグラフィックから投げ出してしまい売ってしまった。春先にダウンロード販売が行なわれた際、廉価で購入できたのでもう一度と思い購入した。評判はいいソフトだったし。
このゲームは北欧神話におけるラグナロックを題材としたもので、二人の主人公フレイとフレイヤを操作して巨人と戦うというもの。
大群で襲い来る巨人たちに対して剣や魔法で戦うのだが、実際にWiiリモコンをぶんぶん振り回して敵をなぎ倒していくというのが一つの売り。また味方も多数登場し、主要メンバーだけでなくモブも喋りまくるというのが面白い。
以前プレイした際は気になったグラフィックも、ポリゴン数の少なさや低解像度は仕方ないとは言え、フィールドの出来などは意外としっかりしており、奥行きを感じさせられる舞台で戦っていたのだなぁと少し感心。WiiUでのプレイとなったことで当然HDMI出力になっているのだが、これが効を奏しているのか。
操作しにくく感じていた斬撃アクションも慣れてくると爽快感があり、食わず嫌いだったのか思い込みがありすぎたのか。
当時はプレイステーション3を買ったこともあり、Wiiのグラフィックが見劣りしていたことは否めない。同じ時間、同じお金を出して遊ぶなら高品質のものをというのは自然の流れだろう。ゲームの本質はそこではなく、だからこそこうして今遊んでみて楽しいと思えるのだろうが、時代の流れの中では見捨てられがちだ。
鮮やかに彩られた表面の良さと、地味に蓄積される内面。これはゲームに限らずいろんな分野で対比比較される構図でもある。
現在北の民は敗走に次ぐ敗走。南の王国へ向けての逃避行を続けている。起死回生の一打はあるのかそれとも神々は終演を迎えるのか。ストーリーも北欧神話を舞台としていることもあり、骨太で興味深い。
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