昔流行ったパニック映画のようなストーリーに、映画館で観ようとは思ってなかったが、丁度ロードショーの谷間でこれという作品がなかったことから、観てみようとなった。結論から言えば思っていたよりは面白く良作品でした。
実話から着想を得た物語としているが、かなり元の話に忠実である。そんな馬鹿な、と言いたくなるような原因で列車の暴走が始まってしまう。積み荷が危険物というのもご都合主義っぽいが、これまた事実だったりとびっくり。
ただし主人公二人をヒーローとすべく展開していくのは、興業作品である以上仕方ないか。創作の部分がどうしても浮いてしまっているのが残念。「それちょっと無理だろ?」と思ったシーンはすべて実話では存在してなかった。
監督の前作が興行的に上手くいかなかったことで、制作費がカットされたそう。運行管理局のお偉いさんが空気だったり、足をけがした主人公が列車へ飛び乗る所など、シーンを削るか何かしたのかな、なんて思ってしまった。
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