2010年8月26日木曜日

DVDレコーダー

 先日PCを買うため、久しぶりに秋葉原に行った。何ヶ月ぶりかだったので、いろいろ見て回ろうと、興味のあるお店は片っ端からのぞく。
 ソフマップに中古のレンズやテレビを売っているフロアがあり、広角レンズでF値の高いやつないかな・・・と入ってみることに。お目当てのレンズの方は大して物がなく、あってもそこそこ高い。

 ふと見るとDVDレコーダーが陳列されていたのだが、なんと一万円を切る価格だ。最近テレビはほとんど見ないし、見たとしてもニュースくらい。映画なども本当に観たければレンタルした方が早いので、昔のようにテレビ放映を録画しようという動機がまったくなかった。
 そのため、DVDレコーダーは過去購入予定にまったく入っておらず、またどうしてもDVDを作りたいとなれば、バイオで作れたことも興味を持てなかった理由だ。
 こうして興味もないまま。レコーダー出たてのイメージもあり、勝手に10万円くらいするものと思っていたこともあって、驚いたというわけ。もちろん中古だから安いというのもあるのだろうが、買っていこうかと本気で思った。PS3のソフトが定価八千円くらいするんだから、おもちゃ感覚でも買える値段だからだ。
 結局その日は映画も観なきゃいけない(ゾンビランド)のもあり、断念したのだが、DVDレコーダーは俺の物欲リストにバーンと残ったわけだ。

 しばらく後、そういえばとDVDレコを思い出すものの、さすがにその為だけに秋葉原へ行くのもなぁなんて思っていたのだが、もしやと考え、近くのハードオフへ行ってみることにした。まぁ一万円は切らないまでも、二万円内だったら買いじゃない?と思いつつ店内へ。衝撃価格は6千5百円!でした。秋葉より安いじゃん!!
 もちろん秋葉で見たそれはスペックなんてまったく調べなかったんで不明なんだが、この6千ナンボDVDレコはHDD80G。当然他にも数台が並んでおり、HDD120Gで8千円。「あの」PS-Xが一万五千円!まじかよDVDレコとPS2混みでこの値段かよ!なんてこいつを買いそうになってしまうが、とどまる。
 どーせPS2なんてやんないでしょ!!

 安いのには理由がある。
 つまり来年からは地上波デジタル放送のみとなり、アナログしか受信できないレコーダーは、すべてその存在意義をなくしてしまうからなのだ。そりゃそうだ、中古とはいえDVDプレイヤーと値段が変わらないのは、殆どの使用においてプレイヤーとしてしか使いようがないからなのだ。
 デジタル放送スタートとなりいまやHD画質が標準となっていく中で、DVDのSD画質はあまりにも貧弱なこともあり、DVDレコって時代の徒花だったんだなぁ。

 が、それでも俺は購入しちゃいました。なにしろ6千円だからな。実は家にかなりのビデオテープがあるのだが、こいつの占拠スペースがとにかくもったいない。先日多くを捨てたのだが、どうしても捨てがたい名残惜しいものもいくつかある。市販テープにおいてはほとんどDVD化されてない奴ばかりだし、されても再度買うか?と言われると疑問なもの(ミートボールとかガルフォースとか・・・苦笑)。これらをDVD化するのには最適かもと思ったからだ。

 前述の通りバイオでDVDを作ることもできるのだが、以前作ったとき不満がいくつかあった。

1.音声がステレオではなく音多になるのはどうして?
  通常でモノラルだし、ミックスすればいいでしょというのは技術屋の意見だ。
2.ソフトに統一感がない
  キャプチャソフトは古くさく、焼き込みソフトは面倒くさい。しかも別のソフト。
3.互換性と保存性に疑問
  手持ちのDVDプレイヤーで見られなかった。
  百歩譲って我慢するが、しばらくして見ようとしたらファイルが壊れていた。
  メディアのせい?と思ったのだが、別のメディアで作ったものも読めなくなったものあり。
  しかもメディアはソニー製だ!

 特に3.が深刻で、いくつかについては原盤消失してるし・・・。
 DVD-Rに保存性を求めるのはいけないのだろうが、10年すらたってないんだからなぁ。などという理由から、現在バイオを使ってDVD作成という選択肢は消滅していた。まぁ使えなくても6千円なら大した額じゃないし、ということ。

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