アバターの続編「アバター2 ウェイオブウォーター」を観て来た。
前作で大団円を迎えたのに今後四本の続編が作られ、全五部作となるとのこと。どんな話になるのよ?と思えば、何のことはない人間の再侵攻と逃げるナビィという前にも見たような展開。逃げる先が海の民族になり、新しいナビィの文化が語られるという物語。
地球との戦争にナビィたちが勝てるはずもなく、かと言ってパンドラ(=エイワ)の力で勝つというのは最後の切り札なので何度も使えない。
結果今回の落ちはトゥルクン(=クジラ)狩りを阻止するというもの。物語全体がこじんまりとしてしまった。あきらかに続編への導入部です、という作り。上映時間だけは無駄に長く、三時間以上あるのに、話はまったく進展しない。
観ていて長さは気にならなかったが、一本の映画としてどうなの?
主人公のジェイクももはやナビィと一体化して人間であることの葛藤は垣間見えない。というかナビィも人間もその感情に違いがないので驚きが少ない。
惑星パンドラの生物も見た目こそ地球のそれとは異なれど、生態に関してはほぼ変わらないので、CGの凄さには驚かされるが、よくよく考えなおすと大した話しではなく、「家族の絆」というテーマだけではあまりにも弱い。
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