2022年7月18日月曜日

2022 夏 海の日ツーリング

 今年の梅雨は例年より早く明けたが、大方の予想通りに戻り梅雨。今週はずっと雨が続いた。せめて「海の日」三連休だけは晴れて欲しいと願ったが、残念ながら夏晴れ!とはならなかった。

 先日CB1300の車検+駆動系消耗部品(タイヤ、チェーン、ブレーキ)交換をしたので、なんとかCBでツーリングへ出たい所。しかし初日は生憎の雨。家で悶々としているのも気が滅入るので、プログレでサクッと三浦半島へ出掛けた。

 三崎口では道を間違えて行き止まりに。車一台分しか通れない狭い道をバックして戻るという羽目になる。バックモニターとミラーを見ながらバックするも、まっすぐ下がってるのか、曲がっていのかよくわからず、車を傷つけないようにだけ気をつけて引き返す。怖かった・・・。
 帰りは平塚にあるラーメン屋に寄る。東京豚骨「汁力」という所で、とろみ醤油と角煮チャーシューが売り。 あまり他にない味だったが、値段が高かった。

 

 

 二日目。昨日からの雨は上がらず。それでも内陸側は何とかなりそう。グダグダしていると今日もツーリングへ出掛けられなくなるので、思い切って宿を予約。富士のルートインが思いのほか安い。ルートインであれば、駐車場は心配ないし、大浴場・朝食バイキングもあるのでここに決める。
 最終的に富士へ戻るようなルートを考えるが、残念ながら太平洋側は低気圧の前線が掛かり続け、伊豆一周は無理そう。仕方ないがここ最近良く行っているが、富士山周遊~本栖みち~富士川南下ルートとした。
 CB1300で遠出するのは久しぶり。やっぱり車と違って自然を感じて進んでいくから、旅をしている感がある。楽しい。

 時折晴れ間も見えて、懸念していた雨も大丈夫そうだ・・・と思っていたら、身延付近で通り雨に打たれる。これも旅の醍醐味とやせ我慢しつつ、本日の宿「ルートイン富士中央公園東」へ。
 走行距離は165km。午後からの出発で、あまり走れなかった。

 

 

 三日目。 天気が心配だが、雨雲レーダーを見る限り大丈夫そう。予報では午後から所により雨とか、西日本から段々と崩れていくとか怖いことを言っているが、ダメだったら引き返せばよいと言い聞かせ、かねてより行きたかったビーナスライン~美ヶ原高原へ。

 出発時は曇っていたが、陽が進むに連れ良い天気に。晴れ間も見え始め、朝霧高原では久しぶりに富士山が見えた。甲府につく頃には暑い夏の陽射しが。時間が押していることもあるので、中央道を使ってビーナスラインを目指す。
 前回ビーナスラインに来たのはゴールデンウィークだった。FITで八ヶ岳ドライブをしたついでに霧ケ峰まで走った。美ヶ原高原まで上がるのは去年のゴールデンウィーク以来じゃないかな?
 諏訪ICを降りてR152から県道192に入り、蓼科~白樺湖~大門峠~霧ケ峰~八島ケ原湿原~美ヶ原高原と正統ビーナスラインを堪能した。


  車山あたりは駐車場の空き待ちで乗用車が渋滞を作っている。ビーナスラインがこんなに混んでいるのは珍しい。
 帰りは霧ケ峰を諏訪湖方面へ降りて、再び中央道へ。大月あたりから大渋滞が発生しているので、双葉JCTから中部横断道経由で新東名へ。新東名は御殿場から東がいつもの渋滞。足柄峠を越えて帰宅。
 休憩をあまりとらずに走りっぱなし。疲れた。走行距離478.5km。高速走行も多かったが、距離走れて満足!



2022年7月11日月曜日

X

 ホラー映画「X」を観て来た。
 前半から中盤に掛けてテンポは悪いし仕掛けや伏線はバレバレ。後半に入って殺人開始。やっと面白くなるかと思ったが相変わらず。何ともひどい映画。
 終盤のRJが殺される辺りから怖がらせようとしていないことを確信。あからさまに笑えるシーンも頻出し始め、なるほどと合点が行く。
 エンドロール後のネタ予告はセルフパロディとなっていて、製作者は本格ホラーを作ろうとしたのではなく、笑えるホラーを作ろうとしていたと告白した感じ。
 そうなると全編にわたるつまらなさも、自分が求めていたものと制作側の方向性の違いだったわけで、仕方ないかな。


 冒頭1979年という惹句で始まるが、特に深い意味はなさそう。多くの劇中歌が流れるので、実際79年に流行った曲なのかもしれない。一応エンド後のエピソードへの伏線。
 ポルノ映画を撮って一躍千金を目指す3組のカップルが登場。南部の怪しい民家で撮影開始というストーリー。セックスとホラーは「13日の金曜日」を始め定番。南部の怪しい民家というのも「悪魔のいけにえ」だけでなく「イージーライダー」にも通ずるアメリカ合衆国の暗部。

 おっぱい要員は金髪お姉ちゃん。対する男優に元海兵隊のアフロ黒人というステロタイプ。初見では分かりやす過ぎてどうなの?と思ったが狙った感ありあり。
 殺戮シーンはおどろおどろしいBGMと暗い画面に騙されるが、予想通りな殺し方ばかりでホラー映画マニアには物足りない。

 1)インテリ監督
  片手を隠した老女に抱きつかれる。案の定隠した手にはナイフが握られめった刺し
 2)プロデューサー
  分かりやすい釘トラップと、これまた分かりやすい壁の穴からピッチフォークでブスリ
 3)元海兵隊のアフロ
  何の工夫もなく、ショットガンでズドン!老女だけでなく老人も悪者
 4)金髪お姉ちゃん
  池で老女と口論。予定通り池へ突き落とされワニがガブリ。まるでダチョウ倶楽部。この辺から狙って笑わせに来てる上に滑ってる

 アフロが殺されて女の子三人組が生き残ったので、ガールズホラーになるかと思いきや金髪があっさり殺される。この辺りで段々製作者の意図が読めてきた。物足りない殺戮シーンは怖がらせようとしていない為か。
 その後の展開で老人と老女の気持ち悪いセックスシーン。しかも行為をしているベッドの下にヒロインが隠れているというのに苦笑い。やっとこの映画に乗っかれた感じ。

 5)子ネズミ
  逃げようとした所をショットガンでズドン!いきなり吹っ飛ぶのでウケる
 6)老人
  子ネズミが息を吹き返したと思って心臓発作。死亡!
 7)老女
  ショットガンを撃った反動で後ろに吹っ飛び腰骨を折る。さらに止め・・・

 低予算ホラー映画というのはビデオスルーされる作品を含めれば、それこそ雨後の筍のごとく大量にある。当然質も低い作品がほとんどで、「悪魔のいけにえ」や「死霊のはらわた」のようなキラリと光る映画こそが稀。同じようなクオリティを求める方が間違い。

 ぶっちゃけこの映画は映画館で観たからこそ最後まで、それこそエンドロール後を含めてきっちり観れたわけで、アマプラなどによるネット視聴だったら冒頭でさっさと観るのをやめてる。
 それを思えば、わざわざ映画館へ行ったお陰で、この映画の本質が理解できたのだから良しということか。

2022年7月10日日曜日

プログレ 続報

  プログレ購入して一か月の続報。

 

  1.車速感知自動キーロック機能の解除

 当時の車は出発すると車速を感知して自動的にキーロックが掛かる。不意にドアが開いてしまうことを防ぐための措置だが、それほど立て付けが悪かったのか。 チャイルドロックは別に設けられているので、子供への対策とも思えず。
 走行中勝手に「ガチャリ」とロックが掛かるのが気分悪し。さらに停車後、助手席や後席に積んだ荷物を取ろうとしてドアを開けるも、ロックが掛かっていて開かないというのがよろしくない。運転席には一括解除キーがあるので、降車前にロック解除せよという理屈だが、ひと手間かかって面倒。

 マニュアルを参照すると販売店にて自動ロック機能を解除できるという。中古車ショップで買った車だが見てもらえるのだろうかと不安を持ちつつ、自宅そばのトヨタモビリティへ電話。特に迷惑がられることもなく見てくれることとなった。
 結果、作業時間30分弱。工賃3千円ほどで自動ロック解除できた。当たり前とはいえ手前の所で買ったわけでもない車の面倒を見てくれたのはありがたい限り。

 なお新車のディーラーへ足を踏み入れたのは生涯で二度目。おしゃれこの上ない空間で居心地悪し。住む世界が違うとすら感じる。駐車場へ車を停めれば、車の外にはすでに従業員が出迎えており、俺が下車するのを待ち構えている。
 修理内容と予約をしてある旨伝えると、待ち時間にコーヒーのサービス。
 新車購入となれば云百万円の買い物なのだから、これくらい当然かもしれないが、貧乏人の自分には場違い感が半端ない。

 

2.Bluetooth

 当時のカーナビによくあることだが、何故かAUX端子がない。Bluetooth受信機を取り付けることもできず、スマホに貯めたお気に入りの楽曲を聞くには一工夫が必要。

 

1)オリジナルCD(CD-R)を作る
 割と安直な方法。本来CD-Rには対応しておらず、再生できないケースもある。
 またCDは収録時間が短い(80分ほど)のが大きな欠点。1CD=1アルバムとなり、枚数が馬鹿みたいに多くなってしまう。
 シチュエーションに合わせてCDを選択するという、シリコンオーディオが主流となった現代のミュージックサーバー的利用法とは別の楽しみ方が必要。

2)FMトランスミッター付きレシーバー
 FMラジオを使用。周波数を合わせるだけというお手軽さ。現状はこれで接続しているが問題点は多い。
 ・ノイズが乗る(FITに比べればノイズ対策されているようだ)
 ・周波数問題(同じ周波数を使っている車、局があれば混信してしまう)
 ・VICSが使えない(FM多重を同時に使用することができない)

3)カセットテープ型レシーバー
 驚くことにカセットテープの機構を利用したBluetooth受信機があり、デッキを使用してスマホと接続できる。テープの機構を使うため無音時はカムの回る音が気になるし耐久性も疑問。定期的に充電する必要もあるなど手軽さでは2)に負ける。しかし周波数問題とVICSとの共存という点で優れ、一長一短の間柄。
 なお、上図写真にあるカセットアダプターはプログレで使えず。デッキに入れるとガラガラ・・・と音がしてイジェクトされてしまう。有線式となるものの、こちらは充電不要と思ったが残念。

4)隠しAUX端子
 実はプログレのマルチビジョンには隠されたAUX端子がある。トランクルームのマルチビジョン本体から取り出すことが出来るようで、コンポジット端子を用意できれば後はケーブルでつなげるだけ・・・なのだが面倒。
 2)や3)の問題点をクリアし欠点も見当たらない決定版なのだが、結果劇的な変化もないため手つかず。ケーブルは・・・買った・・・いつか・・・試そう・・・。

 

3.洗車

 梅雨が明けたので、初の洗車。ガソリンスタンドの自動洗車機を使おうと思ったが、前回FITを洗った時の洗車カードがまだ残っていたので、先に使い切ることにした。

 手洗い洗車して初めてわかる小さな傷や不具合。ああこれが安値の理由だったんだなという箇所をいくつも見つける。まあ15年落ちの格安中古車なので、少々の傷があった所で「こんなものか」だが。

 

4.ロングツーリング「大菩薩ライン~檜原街道」

 梅雨明け。車検後、タイヤ、ブレーキパッド、チェーンと駆動系を総とっかえしたCB1300でロングツーリング!の予定が、名古屋~長野方面大雨予報。目的地のビーナスラインはちょっと行けそうもない。というか東海、南関東は午前中雨模様。
 ぼーっとしているのも勿体ないのでプログレ初ロングツーリングへ切り替え。コースは無難に大菩薩ライン。

 いつもであれば国道411号まで下道で行くが、せっかくなので高速での乗車感を味わいたくて東名~富士五湖道路へ。相変わらず直進安定性が高く走っていて楽しい。どこまでも走り続けたくなる。
 3000cc直6FRは踏めば踏んだだけしっかり加速し、小さいながら重たい車体をグイグイと押し出していく。しっかりとした足回りはバンプを軽やかにいなして乗り越えるので突き上げられることもないし、フワフワとして心細くなることもない。
 山北の連続カーブ区間も安心安全に走ることが出来、CBやFITとは全く違う次元の走り。
 山北の左右区間から合流、登坂車線含め暫定四車線区間でオートクルーズを試す。車速を気にせず走れるのでハンドリングに集中できて便利。


  甲州市到着。まったく雨の降る気配はない。どころかいい天気。なんか失敗した感・・・でも名古屋方面は雨雲が割とあるので・・・。
 大菩薩ラインへ歩を進めると、落石のため丹波山で全面通行止めという表示が。Google Mapで調べたら、道の駅「たばやま」から奥多摩周遊道路付近まで通行止めとなっている。しかし県道18号を使って菅村を経由すれば抜けられるようなので、そのまま大菩薩ラインを進む。

 山坂道もまったく苦にしない余裕の大排気量。オートマなので車を操っている感に乏しいのは残念。柳沢峠を越えての連続ヘアピンと狭小区間は、さすがにプログレには場違い感がある。それでもロールが大きすぎて走りにくいということはない。むしろ車重からくるブレーキの弱さが露呈してくる感じ。ここは大人しく走って吉。大人の走りをするならば、コンパクトな車体も光ってくる。


  奥多摩周遊道路~檜原街道へ。後続のバイクは皆、快く抜かせる。この辺りではすでに飽き気味。やっぱり車は運転が楽過ぎて、峠道をずっと走ると飽きてきてしまう。飽きが来ると車内をいじり始めたり、無意味にBGMを変えてみたりと余計なことをし始めて、事故を誘発しそう。気をつけねば。

 最後は圏央道経由でフィニッシュ。やっぱり高速道路を一定の速さで駆け抜けるというのが似合っている。

 なお、結局大雨は降らず!まじでバイクツーリング行きたかった。