2020年9月24日木曜日

西湖湖畔キャンプ場

  前回の宿題である、焚き火と寝心地の改善を期してキャンプに出掛けた。
 相変わらずの秋雨前線で天気予報はさえない。それでも週末になるにつれ雨マークが曇りのち雨、さらに曇り、ついで晴れとなった。
 前日の内に装備を整えCB1300で出発。しかし午前中の快晴がお昼頃には怪しい雲行きとなり、暗く厚い雲はいかにも雨が降ってきそうな案配。大丈夫かなと思いつつ家を出れば、案の定雨がぽつぽつ降り始める。うんざりして家に引き返す。
 それでもやっぱりキャンプに出掛けようと、雨でも使い勝手の良いマジェスティに乗り換え、再度出発。今回の目的地は西湖。湖畔のキャンプ場とロケーションがいいため混雑している可能性もあり、その場合は前回同様本栖湖に向かう予定。

 荷物の載せ替えなどで出発が遅くなってしまった。いつもであれば国道246から三国峠を越えて山中湖に出るのだが、今回は富士五湖道路を使うことに決め、小山から須走ICへ向かう。五湖道路に入ってトンネルを抜けると雨もあがって晴れ間が見えてくる。これだったらCBで来れば良かったかと反省する。

 富士吉田ICで降りて一路西湖を目指す。今回買い物は後回しにして、まずはキャンプ地の西湖湖畔キャンプ場へ。予想に反して人出は少なく湖からすぐそばにテントを設営できた。雨上がりだが水はけのよい砂地だったのは幸い。しかし風がかなり強い。

 家族連れがにぎやかに湖水浴やカヌーを楽しんでいる。あらかた準備も出来たのでマックスバリューに向かい買い物。今回は焚火があるので焼き肉にチャレンジしようと思う。

 18時近くなり日も暮れる。さっそく焚き火を始める。用意してきた薪をいくつか細く裁断し、焚き付け用にする。焚き火台に入れやすいよう短めの薪も用意。100均で購入してきた着火剤を使うと思っていた以上にすぐ火がついて、なんか楽勝だなーという感じ。少年時代ボーイスカウトでキャンプをしたときは、着火剤もなければ薪もそこらで拾ったものなので水気を含んでいる為かなかなかつかず、色々試行錯誤していたものだが。

 盛んに火が燃えている間に焼き網を載せて牛肉を焼いてみる。火力のせいかすぐに火が通る。うーん炭火でじっくり焼いた方が良かったか?食べてみれば中まで完全に火が通り、肉だな!という具合。確かにワイルドではあるが、うまいステーキには程遠くなってしまった。味付けも塩コショウだけなのでなおさら。
 少し反省し火がおさまって炭火になったあたりで今度は鶏肉を焼く。今度はじっくり焼き上げたのだが、食べてみると焼き肉というよりスモークチキンのような味わい。これはこれでうまいのだが、予定した感じにはならなかったなぁ。
 次回はバーベキューに挑戦してみようか。

 辺りはまったく暗くなり、残った薪をくべて焚き火を楽しむ。地元のスーパーで買ってきた薪は良く燃えるものの、燃え尽きるのが早い。のんびりする間もあまりとれず焚き火終了となった。
 まあ想定外な部分はいろいろあったが、焚き火をすることで調理やくつろぎタイムなど、キャンプの彩りが増えたことは確かだね。

 もう一つの課題である寝心地改善。今回エアーマットを導入した。手押しポンプで5分ほど空気を送ればフワフワのマット完成。予想以上に寝心地は良く、やっぱり固くてゴツゴツした地面が睡眠を邪魔していたのだなと再確認。空気を抜けばコンパクトになるしこれはいい買い物をした。耐久性が若干心配なので銀マットでも追加購入しようか。

 キャンプの楽しさと快適性が向上したことで、とりあえず装備については満足いくものが出来た。これからはキャンプ泊も視野に入れたツーリングを楽しんでいこう。

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