2017年8月6日日曜日

スプラトゥーン2

 いよいよ待望のスプラトゥーン2発売となった。プレイ開始してだいたい三週間ほど遊んでの感想。
 今作は巷でよく言われる通り、スプラトゥーン1.5的なアップデート程度か。マニューバ
をはじめとする新武器も追加されたが、基本的には前作を踏襲。ガチマッチのルールも修正が加えられた程度で変更なし。ボリュームが増えたと言われていたヒーローモードは使える武器が増えてやり込みプレイが出来るようになったが、ストーリー自体は予定調和なもので期待するほどではない。
 新規のモードとしてギアーズオブウォーにおけるホードのような協力プレイ「サーモンラン」が追加され、WAVEは3回までと短いが、逆にサクッと遊べる楽しさがある。このCOOPモードというのは楽し気なキャラクターとプレイヤー年齢層の低さから考えて、前作からあればいいのにと思っていたので満足。侵略するサーモン軍団、オオモノシャケのバラエティ、これを半ばブラックなバイトとして行うなど設定も面白い。

 現在マップは数種類しか用意されず、その多くが高低差と障害物多め、ある程度開けたフィールドでの戦いとなっており、接近戦が多く展開される。結果定番のスプラシューター、エイムが苦手でも戦いやすく射程も長いヒッセン、ラピッドブラスターなどが猛威を振るっている。
 スプラシューターコラボはサブウェポンがスプラボムとなって前作のスプラシューターワサビに近い構成となって使いやすかったのだが、前述のとおり接近戦の多い今作。かつ敵インクの影響が強くなったこと。ダメージの回復に時間がかかるようになったことなどから、一人倒しても別の一人に狙われて元の木阿弥なんてケースが多く感じた。
 プライムシューターは何故か肝のスプラボムが取り上げられセンサーとなってしまい、これはプライムシューターコラボと似た構成なのだが、キルのしやすさが断然劣ってしまう。唯一の長所であった射程も今作では同等射程を持つ武器が多いのでメリットになりにくい。
 96ガロンは弾着のばらつきが激しすぎ使う気になれず、最近はジェットスイーパーがメイン武器となってきている。接近戦で強い御三家スプラシューター、ブラスター、ヒッセンに対して充分対抗できる射程を持ち、前作の5発確定から4発確定に攻撃力が上げられたので割と相手を倒しやすくなった。前作では攻撃力が足りないため追い返す程度で逃げられてしまったのに対し、インクで足を取られやすくなったこともあって長距離で仕留めやすくなった。チャージャー使いがまだ少ないのも使いやすさにつながっているだろう。

 細かな修正が多いが遊んでみての楽しさは前作に劣るようなこともなく、時間を忘れてついついやり込んでしまい、あと一戦がずっと続くあたりも同様。「3」を発売するときは全面リニューアルが必要かもしれないが、しばらくは楽しめそうである。
 残念なのがBGMとコントローラー。だいぶ慣れてきたがやはり前作のBGMの方が盛り上がったな。コントローラーはWiiUゲームパッドの良さを再認識する次第。適度な大きさ重さでジャイロは狙いやすく、マップが常に表示されているので状況を掴みやすかった。

0 件のコメント:

コメントを投稿