2015年5月25日月曜日

ゼノブレイドクロス その3

 第六章までクリア。前回登場のバイアス人に加え、ケイ素生物やけもの系などが登場。敵役である彼らはサマール星間連合に属するグレースという名の犯罪結社とのこと。主人公グループにもノボン人、マ・ノン人などが味方につき、多星人登場でなんともにぎやか。ここでもやはりマスエフェクトを思い出してしまう。
 さらに主人公たち地球人たちは実はロボット(BB=ブルーブラッド)という衝撃の事実。都市のタワーに刻まれたカウントダウンは、ロボットたちの本体が冷凍睡眠している可動限界で、これがゼロになる前に保存された本体(=ライフポイント)を見つけ出さなければならないということらしい。
 竜に似た謎の生物に助けられたり、威圧感のある未知のドールを見つけたりと話しはどんどん膨らんでいく。正直ついていけない・・・。

 ストーリーはこんな感じだが、前回記述したとおりゲームの方はのんびりプレイなら楽しげ。データプローブを建設するという小目的があるので、惑星探索も結構楽しい。地形がうまく出来ているので、あそこへ行くにはどうしたらいいのだろうか、プローブ設置ポイントはどこにあるだろうか、なんて考えながら進んでいくのがいい。本当に冒険しているかのようだ。
 雑魚との戦闘もシステムになれてくれば爽快感があるし、のんびり遊ぶ分には申し分ない出来栄えだ・・・のんびり遊ぶ分には。

 ストーリーを追おうとクエストを受けていくと、こののんびり感が一気になくなってしまう。これは二つの理由から。一つは収集クエストで収集するべき物がどこにあるのか分からないこと。二つ目は戦闘におけるバランスの悪さ。
 前者は「○○大陸」にある「××」を取ってこいというものなのだが、フィールドを歩くことが楽しいなんていうくらい広大な大陸なのだからおよそヒントになっていない。せめて「○○大陸のどこどこ」くらいのヒントがないと探し出せる物ではない。
 さらに言えば「××」というアイテムが規則性を持って落ちているわけではなく、適当に散乱しているので、それこそどこに落ちているかの想像もつかない。
 例えば機械の部品だったら機械が墜落している場所にあるとか、そういうヒントがあればいいのだがそういったものはなく、普通の川岸に落ちてたりする。これが結構げんなりする。

 後者の戦闘バランス。クエストにはレベル制限がついているのだが、せっかく受諾可能レベルまで上げても敵がかなり強かったりすること多し。フィールド散策時は雑魚一匹を相手に戦闘を仕掛けることが多いが、クエスト内では多数の敵と戦わねばならないことも多い。
 第5章のマ・ノン人を助けるための砲台破壊は何度やり直したことかという感じだし、第6章に至ってはクリアできず。難易度を下げてやっと倒すありさま。
 特に6章は強制的に加入するNPCのレベルが低すぎてまったく戦力にならない。今後もこういう展開があるとすれば鬱。パーティに入れてなくてもレベルが上がってくれればいいのにと思う。

 とは言え何とかドールに乗れるところまでは来た。クエスト進行はほどほどにして、惑星探索メインでしばらく遊ぼうかと思う。

2015年5月18日月曜日

ゼノブレイドクロス その2

 第三章までクリアした。前回プレイで知的生命体の存在をにおわせる会話があったが、今章にて登場。バイアス人という豚のような顔をした異星人。何故か言葉が通じ、また地球人を皆殺しにすると言っている。地球滅亡の原因となった星間戦争との関連もありそう。

 さてこのゲームはオープンワールドのRPGなので、急いでストーリークエストを進めるよりも、のんびり探索を楽しみつつ進めていくのが良さそう。見ため通りに歩いて行くことが出来るので、あの崖を登るにはどうやって行ったらいいか?とか考えつつ、実際にジャンプしながら道を探していくのも楽しい。
 こうしたオープンフィールドの楽しさを売りにしていたオブリビオンやスカイリムではあまり感じられなかったが、今作では楽しく感じるのはやはり第三者視点がメインか主観視点がメインかの違いによるのだろう。このゲームは第三者視点がメインなので当然キャラクターの動きも洗練され、アクションゲームのように小気味よく動く。一方オブリやスカイリムは第三者視点を選択できるがモーションが今ひとつで楽しくない。
 今後ドールというロボット兵器にも乗れるようになるので更に楽しみである。

 また原生生物も巨大なものが普通に生活しており、脅威と畏怖を覚えつつも幻想的。
 ただしマップの広さから仕方ないのかもしれないが、生態系は適当な感じ。一応似たような種が集まってコロニー的なものを構築しており、つがいでダンスのような追いかけっこをしていたりと、生きている感を出そうとしているのは感じる。しかし同じような動作が多かったり、単独でただそこにいるだけの巨大生物も多かったりと、リアリティには欠ける。
 もっともこの辺を煮詰めていくとそれだけで一つのゲームになってしまうけれど。

 戦闘についてもだいぶ慣れてきた。説明不足が多すぎて理解するのに時間が掛かった。
 HP回復は基本的に「キズナ」システムというものが発動すると自動で行われるみたい。またこのシステムは仲間との信頼度などとも直結しており、基本ゲージを貯めておいて仲間から指示が飛んだらアーツを発動させるのが効率的なようだ。
 序盤に世界背景やらブレードなどの説明を延々とするくらいなら、こうした戦闘システムについてのチュートリアルを行って欲しい。実際このシステムを理解して遊ぶとNPCとの共闘感も得られるし、意味不明だった戦闘が理解できてきた。

 セグメントマップの使い方も説明書をよく読んでやっと納得。わかればファストトラベルなども簡単に行えるし、ゲーム画面を占拠せずに手元にマップがあるというのは便利。ただし自分はプロコン派なのでゲームパッドとテレビ画面とどちらでも使えるようにしてあれば良かったと思う。任天堂のゴリ押しが垣間見える部分。

2015年5月12日火曜日

ドンキーコングリターンズ

 今回始めたゼノブレイドクロスが長時間かかりそうなオープンフィールドRPGなので、口直しに遊べるようにとアクションゲームを同時進行する。
 積んでいる中で選んだのは「ドンキーコングリターンズ」。WiiのバーチャルコンソールとしてWiiUで販売されているソフトで、期間限定で安く売られていたので買ってしまった。同じドンキーシリーズとしてはWiiU版の「トロピカルフリーズ」があり購入済み未クリアなのだが、初代から遊んだ方が良かろうと思いこちらからプレイする。

 新ドンキーコングシリーズはスーパーマリオと並ぶ任天堂の横スクロールアクション。マリオに比べてグラフィックや演出面が豪華になっていることと、難易度の高さが有名。シリーズとして最初に発売されたスーパーファミコン版のドンキーコングも途中でクリアできず終い。
 同リターンも難しさは折り紙付きで、3DSに移植版がリリースされた時も難易度を下げて発売されたほど。

 遊んでみれば初見殺し満載の激難アクションなのだが、音楽やグラフィックが秀逸で何度も挑戦してやろうという気にさせられる。残機制限があるのがネックだが、先日遊んだレイマンレジェンドと似たような感じ。
 グラフィックは「これがWii?」と言いたくなるほどきれいなもので、たぶん知らない人が見ればHD機のソフトと言っても通じると思う。画面奥に進行したり、敵を吹き飛ばすと画面手前に飛んできたりと派手な演出。この辺りは保守的なスーパーマリオシリーズも何か見習うべき点があると思う。もっともマリオは敢えて抑えた作りにしているのだろうけど。

 とりあえずステージ1のジャングルをクリア。トロッコ、ボス戦と初見殺しされまくりだったが、少しずつ進めていきたい。

ゼノブレイドクロス

 今回からゼノブレイドクロスを始めることにした。久しぶりに発売してすぐのソフトを購入して即開始である。ドラゴンエイジ、ディアブロとRPGが立て続いているのでもっと手軽なソフトをという気もしたが、たしかこのゲームはネットワーク要素もあったので、旬な内に遊ぶことにした。

 舞台は近未来のSFRPG。西暦2054年、突如あらわれた異星人同士の抗争に巻き込まれ、地球が滅亡。種の存続を賭して打ち上げられた移民船のひとつ「白鯨」号だったが、二年の航海の後異星人に補足され撃破。居住区を惑星「ミラ」に不時着させ、第二の故郷として生きて行くというストーリー。
 西暦2054年にこれだけの宇宙船が完成するとも思えないが、また偶然星間戦争に巻き込まれたわりに地球を荒廃、破壊され、さらに移民船までお目こぼしなく追跡されるという展開に疑問。主人公の補佐キャラであるエルマ大佐とナギ船長との会話で過去の謎めいたやり取りがあったので、ここはストーリーに関わるミステリーがあるのだろう。

 エルマ大佐は昔遊んだMORPG「ファンタジースターオンライン」に出てくるキャラそっくり。主人公もヒューマーに似ているし、オープンフィールドという舞台の広さをのぞけば設定からしてよく似ている。以前少しだけ遊んだ海外のSFRPG「マスエフェクト」と比べると文化の違いが感じられる。
 予算的なものか、結果的にどれくらいの売り上げを想定しているかによるのだろうが、やはりマスエフェクトの方が緻密でリアリティ溢れる未来都市、未来テクノロジーだが、ゼノブレイドクロスのそれはどこかアニメチック。こまかな書き込みがたりず、若干のっぺりとしている。
 とは言え広大なフィールドとそこに生息する原生生物は映画「アバター」のような異世界を醸し出しているし、さわりだけのプレイではあるが探索してみたいという気にさせられた。

 ただしせっかくのフィールドにも関わらず序盤の説明描写が長すぎる、多すぎる。いちいちムービーを挟みながら複数の登場人物が現れ、状況説明をしてくるのに辟易。こちとら冒険の旅に出たいんだい!と思いつつも2時間遊んで都市の中に缶詰状態。この手のつくりはいい加減改善してもらいたいものだ。詰め込みの知識など頭に入らないし、遊びながら分かっていくというやり方は出来ないものか。
 戦闘もなんだか意味不明。最近のRPGでお馴染みのダメージ数値を演出として取り入れ、銃を撃てばパラパラと数字が踊るのだが、アクションゲームなのかといえばただの演出ぽくて敵の攻撃を避けたりとかはできないっぽい。
 また開始時や戦闘中、不意にBボタンを押す動作を求められるのだが、通常Aボタンで選択しているのだからとっさにBボタンを押すことができない。これも発生タイミングなど決まりがあって、遊んでいる内に上手く出来るようになるのだろうが、何故Aボタンではだめだったのだろうか。

 かくて初プレイは第一章の途中で投げた。これが積みゲー消化シリーズじゃなければしばらくつんじゃうところだ。

2015年5月11日月曜日

ディアブロ2 その4

 「1」から続けてプレイしてきたディアブロ2。ついにクリアした。ロード・オブ・ディストラクション含めてのクリア。ただしノーマルモードですが。

 本編、拡張キットともリアルタイムで購入していたのだが、まったくストーリー覚えておらず。やはり英語版ではわかったつもりでも理解しきれていなかったのだなと反省しきり。
 というか、Act5(拡張キット部分)に関しては道中の寒村をNPCバーバリアン従えつつ進んでいったのは記憶にあるのだが、最後の方はまったく覚えておらず、最後バールとの戦いにおける雑魚ラッシュなどはまったく脳裏にない。恐らく途中でやめてしまっていたのだろう。理由は今もって不明なのだが。

 Act3あたりから飛び道具もちや小さな敵がわらわら集まってくるなど、ストレスフルな展開だった。ファイアーボール頼みのソーサレスでプレイしていたが、火力がいまいち足りないような感じ。他の職業だともっとサクサク進めたのだろうか。
 もっとも、もう一度プレイしようという気力はわかない。これは個人的にアイテム探しというのは趣味に合わず、クリア目的でゲームを遊んでいるためか。アイテム探しというのは他のゲームジャンルで言えばスコアアタックにも似て、ひたすら自分との戦いだと思う。私はそれほどストイックではない。
 逆にストーリーは三魔神たるメフィスト、バール、ディアブロを倒し、ワールドストーンも破壊されたので一応完結しており、続く「3」はどのような展開になるのかは興味深い。

 ともあれハクスラはしばしお腹いっぱい。次はどのゲームをやろうか。

2015年5月9日土曜日

ロデア・ザ・スカイソルジャー その5

 「ロデア・ザ・スカイソルジャー」クリアした。オリジナルからの操作に関するシステムの変更やアイテム収集によるアップグレードについて改悪じゃなかったかという思いはあるが、キャラクター物として登場人物が立っていること、最後までプレイしようという気にさせた点などから、総じてアクションゲームの良作だったといえる。

 キャラ立ちが成功したことの第一の要因は声優の頑張りによるものが大きい。ヒロインであるイオンがゲーム中喋りまくるが、オプションで「イオンのおせっかい度」というパラメーターがあり、イオンのお喋り頻度を変更できるということからも、作り手もこれを目玉としていたことは明か。
 これがただの萌え要素だったらイマイチはまれなかっただろうが、元気印な雰囲気で演出されていたのが好感。アイテムを連続で奪取すると「すごい!」など喜んでくれる所などはやる気をかき立てる要因にもなった。

 操作性についても慣れてくればそれほど問題に感じず、むしろ別ゲームあるいはWii版をサイドAとするならばこちらはサイドBとでもいうように、同じ題材を別の角度、システムで構築したという感じがする。
 ただし煮詰めが足りない部分もあり、本来は飛行時間に制限がないことで問題とならない場面が、難易度を上昇させ爽快感を奪ってしまっているケースもある。具体的には敵を倒しても飛行時間がリセットされないためコンボを途中で打ち切らねばならなかったり、足場がないがために理不尽な死に方をしてしまう時など。システムだけ変更して中身がそのままになっていることからくる問題であろう。

 ストーリーはわかりやすいものだが、キャラクターや背景などから子供向けなのが明らかなのであえて問題としない。アニメ調のキャラクターなので登場人物の少なさもあまり気にならなかった。
 1000年前に戻ってギアード皇帝を倒したことで新しい歴史が始まり、長い時を経て再びロデアとイオンが出会った時、二人の後ろに機会人が飛んでいるという絵を見ただけで、ガルーダとナーガの両国が平和に反映したのだなと思わせるいい演出だと思った。

 いろいろ問題もあり、システム的な不具合からプレイ最中は何度も「このクソゲー!」なんて思いつつ遊んできた作品だったが、最終的にこうして好意的な意見になれたのは、ひとえにエンディングが良かったから。
 スタッフロールと共にあらわれる一枚絵。ロデアとイオンが手を取り合って空を飛んでいるという幻想的な絵なのだが、エンディング曲とあいまってとても素敵。これが見れただけですべてを許してしまおうと思わせられた。