2011年3月29日火曜日

ゴーストバスターズ:サンクタム・オブ・スライム

 ゴーストバスターズは劇場公開時からのファンなので、発表時より興味のあった作品。
 前作「ジ・アーケード」はPS3版を購入し、英語はよくわからなかったものの、雰囲気と半分理解程度でなんとかクリアできたので、こいつも購入予定していた。
 PS3で発売されるのを待っていたのだが、Steamを起動した所すでに発売されており、値段も日本円で1000円以下と安いので、勢いに任せて購入してしまった。

 ゲーム内容はディアブロのような感じ。視点はクォータービュー。左スティックで移動し、右スティックは捕獲ビームの発射と発射角の調整。四人一組で行動し、シングルプレイの場合は相棒三人をAIが操作する。建物の中を進んでいくと、ドアなどが閉まってゴースト出現。これを一定以上倒すことでドアが再び開き、次に進めるというシンプルなもの。
 武器のセレクトができるようだが、1面クリアしただけの現在では、まだ他の武器が解放されていない。

 主人公はゴーストバスターズオリジナルメンバーではなく、ルーキー四人組。ストーリーの説明もアメコミの電子紙芝居的な見せ方で行われる。
 前作がオリジナルメンバー登場で声の出演もするなど、ファンを喜ばせたことに対し、今回のこの演出はちと残念ではある。
 もっとも本国ではゴーストバスターズのアメコミなどもあるそうなので、映画版しか知らない日本のファンとは違った受け止めをされるかも知れないが。

 ゲーム内容の方は残念な出来としかいいようがない。ディアブロ風のアクションというのがすでにチープ感漂うし、グラフィックも普通程度。金の掛かったFPSなどと比べれば、少し前の世代のゲームみたいだし。
 やることもラッシュしてくるゴースト達をビームで打ち落とすだけとシンプルすぎる。無料のフラッシュゲームレベルと言わざるを得ない。
 マルチプレイヤーゲームなら、この程度でも盛り上がれるかもと思ったが、驚愕のローカルマルチしかない!!がっくり。調べておけばよかったなぁ。
 さすがにAIとでは盛り上がることなく、ゲームの雰囲気も前作に遠く及ばずで、根っからのファン以外にはおすすめできませんねぇ。

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