2017年7月6日木曜日

Mother2

 Motherをクリアした勢いを駆って、途中中断していたMother2を初めからスタート。今回は挫折することなくクリアしました。
 前回遊んでいたときは古いゲームだよなと思いつつプレイ。特にキノコ状態などの状態異常やエネミーの高い攻撃力に呆れてのめり込むことができず、中断からのシナリオ展開忘れて放置となってしまっていた。
 しかしそれ以上に古いゲームシステムのファミコン版Motherをクリアしたばかりということもあり、むしろ快適に進化してるじゃんと楽しむことができた。

 Mother2は何しろ最期の展開が強烈な印象で、世界を救うために我が身を犠牲にし、主人公たちの勝利を祈る人々の中にゲームを越えてプレイヤーの想いが投影される。初めてこの演出を見た時は感動したし、この一点だけで数あるRPGの中において名作と呼べる作品だった。
 ストーリーにおける詳細は途中中断してしまうくらい記憶からはすっ飛んでいたものの、やはりラストについてはきっちり記憶に残っており、再プレイの今回は衝撃的な展開に対する感動は薄れてしまった。
 一発勝負のネタだから仕方ないのではあるが。

 Mother(1)と比べるとプレイヤーが進むべき道やら目的がわかりやすくなり、頼れる仲間たちの加入も早くなったのが嬉しい。前作では仲間の友情をうたいながらキャラが立っていない感じだったが、今回は加入する際の導入部が掘り下げられ、身近に感じやすくなった。
 戦闘においては前作同様敵の攻撃力が高く、状態異常を連発、空振りが多いなど厳しい。しかしシンボルエンカウント方式にして体感の遭遇率を下げ、レベルアップが早いのがご褒美的。ドラム式のHP表示も、即死級のダメージを食らう後半の戦闘では、倒される前に倒す、あるいは回復するなどの程よいアクセントになっている。
 装備品も充実して新しい街へ行くたびに買い物する楽しみとなっているし、前作で不満を感じた部分をひとつひとつ丁寧に修正している感じがした。

 さて次はMother3、と言いたいところだが、このあとドラゴンクエスト11の発売もすぐだし、コマンド式RPGばっかりとなってしまいそう。いったん別ジャンルのゲームに手を出そうか。